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  • 【オンライン】タイピング爆弾ゲームへのコメント(2022年4月 3日 21:27)

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    【シナリオ・ストーリー】
    シナリオなどは特になし。シンプルなタイピングの対戦ゲーム。先に時間内の入力に失敗すると負けです。ミスタイプなどのペナルティーはなし。シンプルゆえ純粋に対戦を楽しめます。

    【グラフィック】
    必要最低限ですが、直感に反したUIなどもなく分かりやすくていいと思います。

    【サウンド】
    BGM(ブラームスのワルツ)とキーボードの打鍵音、時間間際のカチカチ音、爆発時の効果音のみ。対戦相手が見つかるまでかなり長く待機することもあるため、別の作業などをしていても相手が来たのが分かりやすいようにタイトル画面や待機中のBGMと対戦中のBGMを別のものにするとよかったかも。

    【システム】
    特にバグっぽい挙動なくオンライン対戦できます。タイピングは複数の入力方式に対応。例えば「ん」は「n」「nn」どちらでも打てます。動作も軽く好印象。

    【オリジナリティ】
    ごくシンプルなので、独創性があるかと聞かれるとそうでもないとしか言いようがない。

    【総評】
    個別の項目は厳しめですが、全体としては楽しめました。プレイ人口が増えれば実力の近い相手とマッチングとか、いろいろと可能性が広がる気がします。
    あとは時々意味が分からない言葉が出てきてタイピングしにくかったり、単純に長い単語があったりして、若干運ゲー感あり。

    スムーズにマッチングしたらもっとずっと面白くなると思うので人増えないかな…

  • Pray For Flash ~Flash player のサポートを終了いたします~へのコメント(2020年10月25日 01:12)

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    タイトルにつられて即DLしました。
    もうすぐサポートが終了して消滅してしまうFlashの世界からキャラクターやデータを救出するというストーリーのシューティングゲームです。
    主な登場人物はFla子ちゃんとPDF子ちゃんの二人で、それぞれFlashやPDFのロゴマークを髪飾りにしているなど、ユーモアあふれる作品となっています。ステージ間のADVパートでもゆる~い会話が繰り広げられるのですが、ラストステージでの展開にはびっくりしました。ゲームでFlashの終了に言及するというメタ的要素をきちんと活かしていますね。
    ゲーム性の面では、操作性が独特に感じてその分難しい気がしますが、慣れると高難易度でスコアアタックできると思います。武器の種類も多く、使いこなすにはかなりのやり込みが必要でしょう。
    本作は全年齢対象ですが、原作はエロゲーということで、スケベ発言が割と頻繁にあります。そういうのが苦手な方は注意です。

    Flashに思い入れのある方、ぜひ祈りを込めてプレイしましょう。ありがとう、Flash。

  • 囲碁オンラインへのコメント(2020年9月 4日 22:55)

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    久しぶりにサイトを訪れてみたら機能改善されていてびっくりしました。
    以前私がコメントで指摘した置き碁の導入のみならず、オートマッチング機能や知人との対局用のプライベート対局モード実装など、非常に使いやすくなっています。
    さらに対人戦での過疎が改善され、待つことなく人との対局を楽しめるようになったのが非常にうれしい。

    日本ルールでの正確な終局時判定、手動マッチングもオートマッチングも可、筋の良いコンピュータの常駐、動作の軽快さ、持ち時間の細かい指定もできる、簡易検討機能付きなど無料とは思えないクオリティで、開発者の方には大変感謝しています。以前のレビューと評点の修正をしようとしたのですが、夢現の仕様上評点の修正はできないようなので新たにレビューとして投稿します。

    要望を挙げさせていただくとすると、検討モードの機能が向上すると感想戦ができてよいかなと思います。具体的には、終局後に検討手順が両対局者で共有出来たら素晴らしいと思います。荒れる原因になるかもしれないし難しいとは思いますが、その際簡易チャット機能もあると嬉しいです。また、ランク対局中は形勢判断ボタンを使用不可にした方がいいように感じます。

  • 女の子が夏休みに山で短期バイトする乙女ゲーム(仮)へのコメント(2019年8月10日 23:39)

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    なんだかうまく説明できないけれど、よかったです。

    一応乙女ゲームという分類になるのでしょうが、一般的なそれとは違った不思議な雰囲気が味わえます。展開は割と読めたのですが、それでも物語に引き付ける文章力や雰囲気の魅力があります。ロマン派ピアノ曲中心のBGMもこの雰囲気を引き立てていますね。最初のうちは効果音しかないのかと思っていたら、突然の子犬のワルツで笑いそうになりました(すみません)。
    注意書きにある通り性描写がありますが、下品な感じではない、大人な落ち着いた感じなのがとてもよかったです。
    背景が写真だったり絵だったりで統一感がないのは少し気になりました。

    恋愛ものといったら主人公が高校生のものが多いですが、たまにはこんな大人な雰囲気の物語を読んでみてはいかがでしょう。

  • 彼女の嘘の止まった世界へのコメント(2019年3月 3日 23:32)

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    良い作品でした。

    ゲーム説明文からは、ループものであり、繰り返す時間の謎を解くことができるのか、というところが売りであるように読めましたが、実際にやってみるとそういった要素よりも、主人公翔とヒロイン灯がおかしなループを抜け出そうとあれこれする中で二人の距離を縮めていくというような恋愛関係に焦点があるように感じました。これがとても良かったです。特に中盤の釣り堀のシーンが胸に突き刺さりました。俺が笑っているのは、隣にいる灯が笑っているから。こう言わせるまでの流れが良いですし、空気感が魅力的と思いました。BGMも良い感じで、なんか泣きそうでした。

    こうした恋愛描写について楽しむ分には優れた作品だなと思うのですが、反面ループものであることから期待されるSFや謎解きの要素は薄く、この点ではやや拍子抜けだったかなと感じます。ループの原因についてはいまいち説得力に欠けますし、ループから脱出する鍵も次第に明らかになっていくというよりは突然解決するという感じなので、サスペンスを期待すると肩透かしを食らいます。この辺はゲーム説明と違和があります。

    もう一つ、システムについてもやや不満です。セーブなどのボタンが小さすぎるのは何とかならなかったんでしょうか……。また、セーブ・ロードの画面においてデータの選択とそのプロテクトのクリック位置が直感と逆なことに困惑しました。

    グラフィックについては、かなりレベルが高いと思います。灯は可愛らしくて、シナリオと相乗して非常に魅力的です。他の登場人物もきれいで、しかも全画面表示でも粗くならない解像度です。最後に視点人物が変わって一枚絵がくる演出も良いですね。また、BGMの選曲についても文句ありません。

    最後の奇跡については、否定的な意見があるようですが私はありだと思います。SFを売りにした作品なら微妙かも知れませんが、本編でそれが主要なテーマではないことが分かりましたから。奇跡に頼ってもいいんじゃないでしょうか。サイトのあとがきを読んでその思いを強くしました。

    全体的に高水準な作品だと思うので、サムネイルの灯に惹かれた方はぜひプレイしてみてください。SF要素は薄いよとだけ注意しておきます。

  • 更け行く秋にサングラスをかけてへのコメント(2018年12月16日 23:29)

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    良かったです。ぜひ読んでほしい作品です。

    もともとネット小説だったものをゲーム化した作品ということですが、小説だっただけあり確かな文章力と巧みな構成にすっかり引き込まれました。この作品の魅力はやはり美央と一ノ瀬の関係ですよね。美央が一ノ瀬のことを好きだと自覚する過程とか、すごく好きです。私は男ですが、読んでいてどきどきしてしまいました。2人の距離感の描写も絶妙で、つい応援してしまいます。
    最終話では一ノ瀬の優しさに感動しました。美央が度々語っていた悩みをあんなに簡単に解決してしまう一ノ瀬くん、すごいですね。「大体、夢なんてものは、」で始まるあの台詞には私も感心しました。恋愛の陰に隠れている感じもしますが、夢を追う事もこの作品の重要なテーマなんですね。そしてそこからタイトルの意味を回収するのは本当にお見事です。綺麗にまとまって爽やかなエンディングを迎え、シナリオに不満なしです。
    また、エンディングテーマが歌入りなのもすごいです。短編作品で歌入りは珍しい気がします。シナリオと歌詞がぴったりマッチしていて気持ちいいです。その他のBGMの選曲も良いですね。スチルやBGMの鑑賞モードないのが残念です。

    45分ほどで楽しめる読後感良好の爽やかな短編恋愛物語、おすすめです。

  • 好きだ!好きだ!大好きだッッ!!へのコメント(2018年12月 3日 01:36)

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    タイトルからしてコメディ要素が大きいのかなと思いましたが、すごく真っ直ぐなお話で、読んでいて気持ち良かったです。

    意地っ張りで強気で素直じゃない主人公の津田ですが、なんだかとてもよく感情が伝わってきて、こっちまで恥ずかしくなってくるくらいでした。また、同じ話を出羽視点でも見られるのも良かったです。お互いに遠慮しあっていたけれど、関係を進められたのを見て、自分のことのようにうれしくなってしまいます。
    どちらの視点にしても挟まれる過去の回想がよくはたらいていて、2人の感情に説得力を持たせている気がします。こういう、ちょっとした出来事がきっかけになっている、という展開、私は好きなんですよね。

    水彩風の絵柄はとても可愛らしく、良かったです。立ち絵と背景で統一感があって、丁寧に作られているなと感じます。
    不満を挙げるとしたら、ギャラリー・あとがきの位置が分かりにくいことですね。タイトル画面に表示するのは無理だったのでしょうか。その他の操作性は快適です。

    全4種類のエンディングを見ても20分程度の短編です。すっきり爽やかな気分で読み終えられるので、ぜひプレイしてみてください。

  • ロボットにこころをへのコメント(2018年10月21日 23:25)

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    パズルパートと探索・ストーリーパートが、ロボットが心を持つという意味でつながった面白い作品だと思います。充電時に挿入される回想もうまくはたらいて、テーマがよく表現されていると思います。

    ストーリーパートでは、最初の方はできることも限られていてハカセとの会話もぎこちなかったRくんが、次第にできることを増やし、人間らしい感情を手に入れていく様は見ていて心地よいです。
    パズルパートは結構難し目です。地形の他には装置・梯子・手すりのみで構成された狭いステージですが、思いのほか難しい。装置と自身・物の位置が入れ替わるというあまり見ない手段を多用するので、直感的に答えが見えにくかったり、意外な方法でないとクリア出来なかったりしますが、その分解けたときの達成感は大きいです。パズルの醍醐味はやっぱりこの達成感ですよね。
    ヒント機能もあるので、詰まったら見てみましょう。見ても分からないステージも多かったですが。

    グラフィックはドット絵。何もないところで↑キーを入力するとぴょんぴょん飛び跳ねるRくんがかわいいです。

    気になったのは、ステージ数が多過ぎるんじゃないかなということです。特に後半では何日もストーリーが進まないところがありますが、このあたりになるとパズルもかなり難しく、せっかく頑張ってクリアしたのに進展なしかよ!、と少しイライラしました。もう少し日数を縮めて、その分エクストラステージに配置するなどした方がいい気がします。
    また、マウス操作だと移動の途中経路が指定できず、キーボード操作だと移動が速すぎたりして、操作性があまり良くないかなと思いました。メニューからセーブ消去が確認画面なしでできるのも気になります。一回間違えて消去してしまい、最初からやり直す羽目になりました。
    一手戻るボタンがあるのはとてもうれしいです。あとは、せめてクリア後にはステージセレクトやストーリー回想モードが欲しいなと思いました。

    メインストーリークリア後は、非常に難しいエクストラステージを遊ぶことができるのですが、難しすぎてなかなかクリアできません。私はまだSTAGE71で詰まってます。
    そこまでやらないにしても、ストーリーはすっきり気持ちよくエンディングを迎えるので、ぜひそこまで頑張ってプレイしてみてください。

  • ランナーズ・エクリプスへのコメント(2018年9月23日 21:44)

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    対戦相手の戦略を見てそれに対抗できるような戦略を組むゲームです。シミュレーションというかパズルの要素が強いです。このパズルがよくできていて面白い。頑張って相手の弱点を見つけ出し、高レベルの相手を撃破した時の気分は最高です。
    ゲームのバランスも良く、可能な戦術も多彩です。うまく相手のスキを突けば、10レベル差を覆すことも可能でしょう。

    シナリオAをクリアと40レベルまで育てた段階での感想ですが、やはりシナリオがあってないようなものなのは気になります。結構しっかりとしたSFの背景設定があるようですが、現状は単に順番に相手と戦うだけで、設定を生かし切れていない感じがします。この辺はシナリオBまでやると変わるのかも知れませんが。
    チュートリアルは概ね丁寧だと感じましたが、相手のコマンドにマウスオーバーすればコマンドの詳細が見られることに気付くのがずいぶん遅くなり、それまでの間不便だなと感じていました。また、状態の持続、基準POWERなどの用語を説明してほしかったです。

    とはいえシステムも複雑ではなく、大抵のことには説明があるのでとっつきやすいとは思います。合う合わないのあるゲームだと思いますが、動きも軽く、一戦闘も短いのでストレスを感じることもなく、とりあえずやってみて損はしないでしょう。数戦もすればゲーム性が分かってくると思います。ぜひやってみてください。

  • コーラムバインへのコメント(2018年8月22日 21:03)

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    これは面白いですよ。

    オンラインRPGで、他プレイヤーとの交流が大きな要素になっているゲームですが、このタイプのゲームにしては初心者にとても優しい設計になっていると思います。
    まず、チュートリアルが非常に丁寧です。このゲームではヘルプという形ではなく、初心者クエストという名前のクエストがチュートリアルの役割を果たしています。実際にゲーム内の機能を一つずつ使いながら学べるので非常に分かりやすい上、クリア報酬もあります。仲間の増やし方、装備のレベル、スロットの拡張、魔珠の強化、合成、菜園、他プレイヤーとの協力や対戦となる各種クエストなど、様々な要素があり結構複雑なゲームなのですが、この多機能さに面食らうことなく始められます。

    そして、全滅してもその冒険での経験値を得られない以外のデメリットがありません。ガンガン冒険に出ていけます。
    対人戦でも、勝つことでメリットはあっても負けることで失うものはありません(せいぜい挑戦用の鍵くらいですが、これは狩りをしていれば大量に手に入りますし、プレイヤー間の売買、名声交換など入手方法も豊富です)。メリット・デメリットなしで単純に戦ってみるだけの遊技場も完備されているので、積極的に戦ってみましょう。
    その他にも、取り返しのつかないことになる事態になることがない(唯一登録時の種族のみ変更不能)ゲームなので気楽にプレイできます。

    また、戦闘はフルオートなので見ているだけです。各魔物の戦略も、物理攻撃or魔法攻撃(1種類)のみなので複雑な戦略は必要ありません。というと単調だなあと思うかもしれませんが、20種類いる魔物ごとに魔法の効果が様々だったり、上がりやすいステータスが違ったり、登録時の種族によっても違うボーナスがあったり、装備・魔珠によってステータスを大きく変えられたりと、多様な戦術を可能にしています。長く続いてきているゲームだけあり公開後にも調整されていて、それらのバランスも素晴らしいです。

    上で述べたように様々な要素があるので、やり込み要素は十分ですが、レベルカンスト後も猫育成という方法でステータスを上げられたりと、非常に長く遊べるゲームになっています。
    ちなみにくろすけさんお得意のお笑いイベントはあるものの少なめで、全体的にまじめなゲームです。

    実はこのゲームは夢現に登録されるずっと前、公開直後からプレイしていました。ここ数年ログインしていなかったので久々にログインしてみたのですが、公開から7年たった今でもそこそこ賑わっているのにびっくりしました。このゲームが魅力あるゲームだということの証明だと思います。攻略wikiまであります。さすがに私が毎日のようにログインしていたころ(公開当初~3年ほど)の賑わいはありませんが、逆に言うと今は競争が激しくなく、初心者も参入しやすい状態と思います。今プレイしているのはレベルカンスト勢が多いので、きっと初心者に優しくしてくれるでしょう。チャットもあるので、分からないことは簡単に聞けます。
    私はめちゃくちゃハマりました。おすすめです。ぜひプレイしてみてください。

  • 【2・3話公開中】MY HOBBY IS 短編版へのコメント(2018年6月23日 16:27)

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    久しぶりにゲームで声を出して笑いました。

    テキスト自体も笑いに貢献していますが、このゲームが真にすごいのはテンポの良さと演出だと思います。この作者さんの「七月革命」でも演出に力が入っているなと思ったのですが、本作はそれ以上にキレッキレです。
    まずタイトル画面の時点で勢いがあります。STARTを押してすぐ、映画のオープニングにようなカット。この段階でこれはすごいゲームだと確信しました。そして実際、その期待は裏切られませんでした。テンポよくギャグが飛び出し、それに合わせて絵が動くこと動くこと、まるで漫画のようで笑いが絶えません。特に後半の事件発生から解決まで怒涛の演出です。よくこれだけの量の絵をかき、惜しげもなく短時間に詰め込めたなと感心します。せっかく頑張って絵を描いたんだから、じっくり尺を使ってプレイヤーに見てもらおう、というような意図は感じられず、純粋に笑えるよう構成されていると思います。間延びする要素がなく、ストレスゼロです。音楽・効果音も場面にぴったりマッチし、効果を上げています。完全版の完成が待ち遠しいです。

    ゆっくりプレイしても10分足らずで終わる超短編ですが、その中の笑いの密度は保証します。ちょっとした息抜きにもぴったりなのでぜひプレイしてみてください。

  • プレイング野球へのコメント(2018年5月28日 22:45)

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    ブラウザでお手軽にプレイできる野球ゲーム。
    シンプルですがよくできていると思います。

    投手・打者にいくつかのステータスを与えることで勝負が単調にならず、ゲーム性があります。反射神経だけでなく、かけ引き・心理戦の要素もあるのでやはり対人戦が主でしょう。CPU戦である程度慣れたら対人戦に挑戦してみましょう。割とサクサク動くので、ストレスなくできますよ。

    気になる点もいくつか。
    環境の問題かもしれませんが、ファールを打って画面が切り替わった際、稀にそのままフリーズして続行不可能になるのを改善してほしいです。
    また、タッチアップの仕様がおかしい時があったり、本来はならないのにフォースアウトになることがあったりして、ルールが反映されていないことがあるのも気になります。

  • バス停の先輩へのコメント(2018年4月30日 11:58)

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    短編ですがきれいにまとまっていて良かったです。
    まずタイトル画面のきれいな絵とBGMに惹かれましたね。特にBGMはピアノで統一され優しい雰囲気が出ていますし、効果音として入っている虫の鳴き声も田舎の季節感を引き立たせるのに一役買っていると思います。サウンド面の評価が高いです。セミの鳴き声がループのところでぶちっと切れるのが気になったので、そこが無ければ☆5にしようかと思ったのですが…
    また文章もうまいと思います。時折含まれる言葉遊びのような表現とか、気が利いてますよね。ビジュアル面での演出もまた映画のワンシーンのようで素敵です。跳ねたりうなずいたりする先輩の動きもかわいらしいです。

    全体的に、文章・サウンド・ビジュアルがよくまとまって一つの作品としての雰囲気を醸し出しているあたりがセンスがいいなと感じます。今回は短編なので、シナリオはわりとありがちな気がしますが、ぜひこの方の書いた長編を読んでみたいなと思わせてくれる作品でした。新作期待しています。

  • バレンタインテロリズムへのコメント(2018年4月23日 00:30)

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    この作者さんはすごいです。本当に。

    主人公及川颯太はバレンタインに女の子からのチョコが欲しくてたまらない非モテ男子。バレンタインを1週間後に控えリア充への恨み節を爆発させる。そこに登場するのが幼馴染で隣に住む一ノ瀬冬菜。颯太に対し明らかに好意を持っているが当の本人は全く気づかず、これでもかというくらいフラグをボキボキ折りまくる。そんな二人の関係は去年のバレンタイン以降微妙にぎくしゃく。
    もう、ベタベタなラブコメですよね。しかし作者さんの手腕がすごい。全く飽きさせない内容になっています。

    まず、冴えわたるギャグセンス。かなりの頻度で飛ばすので、そのうちネタ切れになるんじゃないかと思うくらいですが、そんな心配は不要でした。
    そしてキャラの立った脇役たち。颯太の親友で筋肉バカの武彦。学業・スポーツ・容姿に優れさらには金持ちの御曹司であるモテ男のクラスメート、持手木。最初のうちは彼らはただのギャグ要員だと思っていたのですが、後半には彼らの魅力に引き込まれました。
    また、可愛らしいグラフィック。私の好みど真ん中です(笑)。冬菜ちゃんかわいいですね。制服の構造がどうなってるのか非常に謎ですが。男性キャラもいい味出してます。
    そしてなんといっても、伏線の張り方・回収の仕方がすごい。すでにレビューで触れられていますが、コメディとシリアスのバランス感覚も素晴らしい。このゲームは後半かなりシリアスな展開になるのですが、そこに違和感がありません。ちゃんと前半に前触れがあるのです。後半には種明かしがあるなと感じます。ところが伏線回収の仕方は予想をはるかに上回ってきます。シリアスシーンに入った時、我々は作者さんの掌の上で踊らされていたことを思い知らされるのです。本当に感心しました。数多くのギャグに笑い、キャラに愛着を持ってきたところでガーンとシリアスモード突入。おかげでかなりの感情移入度です。ラブコメでこんなに感動的だとは思いませんでした。しかし後半に入ってもコメディを忘れたわけじゃありません。その辺りが実に上手い。
    先ほど述べた脇役たちもいいはたらきです。私も武彦みたいな友人が欲しかったなあ。敵役の持手木もどこか憎めないキャラです。登場人物みんな良いヤツじゃないですか。

    クリアしてからもう一度最初から読み直せば、シリアスなシーン以外にも至る所で伏線が張られているのが分かります。冬菜や武彦、持手木のちょっとした言い回しにも裏の、真の意味があることには驚きます。多くの計算が尽くされたシナリオ構成になっているのです。

    以前に「夏ゆめ彼方」をプレイした時にも思いましたが、相当に実力のある作者さんだと思います。埋もれてしまうのはもったいない。本作も笑い、驚き、泣ける素晴らしい作品になっているので、ぜひプレイしてみてください。

  • 囲碁オンラインへのコメント(2018年4月15日 23:43)

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    この手の無料・登録不要の囲碁ゲームで日本ルールなのは初めて見ました。日本ルールに慣れているのでうれしいです。
    囲碁ソフトとして必要な機能は一通り備えており十分です。CPUも結構筋がよくびっくりです。死活判定がおかしいところも私が対局した中ではありませんでしたし、もしおかしくても終局前に指摘できるシステムなのがいいですね。

    気になるのはやはり、対人戦が過疎っていることですね。またハンデが逆コミしかないのも「なんで?」となるところです。置き碁の方が普通ですし、逆コミ100目とかでは下手は盤面でボコボコにされてしまい面白くないのでは?

    本格的にやるには物足りない感じがしますが、ダウンロード・インストール不要なので気軽に対局する場としてもってこいだと思います。

  • ゲームで裁判員! スイートホーム炎上事件へのコメント(2018年4月11日 23:52)

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    弁護士会が作ったゲームと聞いてお堅いゲームなのかなと思っていましたが、まず豪華なオープニングムービーで度肝を抜かれました。その後も絵が動いたりいろいろなエフェクトがあったりしてビジュアル面で想像をはるかに超えてきました。
    システム面でもかなりの作り込みで感心します。設定項目は多様ですし画面下のメニューも見やすく好印象です。資料がいつでも見返せるなど親切ですしバックログも使いやすく、ここまでシステムの優れたゲームは見たことがありません。

    シナリオですが、エンターテイメント性重視のゲームというよりは、法教育を目的としたゲームだということがよく分かるものになっています。「真相は裁判の中にしかない」、重い言葉です。
    一つの定められた答えが無いので、推理ものとして期待すると肩透かしを食らいますが、すべてのエンディングを迎えるためには結局全員を無罪や有罪の方向に誘導せねばならず、ゲーム性もあります。

    真相は用意されていないので若干もやもやする要素もありますが、それも本作の目的を考えると納得できるものです。
    キャラごとの好感度ルートも備える、アンケートに答えるとおまけゲームもできるなど相当の作り込みなので、プレイしてみて損はしないと思います。

  • デュエル・オブ・レジェンドへのコメント(2018年4月 1日 23:58)

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    DL版ではなくブラウザ版ですがレビュー。

    良くできたカードゲームです。ゲームバランスが良く、最強のデッキのようなものが存在しない(と思われる)ので長く遊べます。
    ゲーム開始時点のランクEからランクアップするごとに使えるカードの種類が増えていき、ゲームに慣れながら多くの戦術をとることができるようになっていきます。このあたりの調整もうまいと思います。
    最高のSランクになればカードの種類が相当に豊富なので、戦略も様々です。小型速攻、大型維持、属性統一、種族統一、防御+兵糧攻め、攻守変更、LP回復など、様々な戦略を取るCPUがいることに驚かされます。これらのデッキ構成をまねてみるもよし、自分で一から考えてみるのも良しです。
    対人戦では、より豊かな戦術があり、観戦するだけでも面白いです。

    不満はやはり、上級神入手方法が鬼畜すぎることですね。20000G貯めるだけで相当大変ですし、その後で満たさなければならない条件も非常に厳しいです。漠然としたヒントしか与えられないので、その条件さえ疑わしい状況の中挑むのは割と苦行です。私は破壊神と善神だけ手に入れましたが、残りを回収する気力は今はありません……

  • アブノーマルへのコメント(2018年3月30日 02:05)

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    「アブノーマル」というタイトルで売り文句が「SM嬢が主人公の異常性癖RPG」と来たら、ディープなお色気一直線かあるいはただのバカゲーかなと思うじゃないですか。ところが実際には想像よりもずっとシリアスなゲームでした。と言ってもシリアスのみではなく、特に中盤までは笑える部分も多くありました。
    このゲームはストーリー性があって良いですね。「魔王がSMプレイにハマったので、魔物たちと戦うよりもSMプレイで魔王の機嫌を取る方が平和への近道となり、大々的にSM嬢が募集され主人公もSM嬢を目指すことにした」というのがゲーム開始時の状況です。ぶっ飛んでいてツッコミどころも多く笑える設定ですが、こうした世界観や主人公の背景などがきちんと語られることで、プレイヤーが物語に入り込みやすくなるし、主人公を応援したい気持ちになります。主人公を応援したいと思えることってRPGでは大事ですよね。自分で操作して敵と戦い成長させていくのですから。
    このようにゲームのあらゆる設定が面白く、しかも(常軌を逸した原因ではあるものの)一応理屈は通っているのが本当にすごい。終盤はお笑い要素は少なくシリアスな展開が続くのですが、私はこちらより序盤のノリの方が好みでした。この辺りは人によると思いますが。

    システムについて何点か不満があります。
    移動の速度を調節できるようにするか、速度を上げてほしいです。特にフィールドで移動速度がやたら遅くイライラします。
    また、ステータスの攻撃のダメージ値への関与が低いのが気になります。強い装備品を装備しても、ステータス半減の状態異常を食らってもダメージ値がそれほど変わらないので、ステータスを強化しても強くなった実感がわかず、戦闘の爽快さが失われていると思います。
    そしてコレクターにレアアイテムを渡してもお金しかもらえない点も気になります。お金は普通の戦闘で稼げる分でも十分ですし、レアアイテムには何か特典が欲しかったです。例えばコレクター家の2階で渡したアイテム(とその説明)を見られるだけでも全然違うのではないでしょうか。前述のように移動が遅いといったストレスもあり、隅々まで探すほどのモチベーションが湧きませんでした。
    敵がスキルをドロップするのは斬新で面白かったです。

    評価が分かれそうなゲームですが、序盤の展開に惹かれるものがあるならぜひ主人公リアンとこの町フランムールの行く末を見届けてあげましょう。最終章は衝撃の連続ですよ。

  • ひとかたへのコメント(2018年3月27日 23:48)

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    素晴らしい完成度のシナリオを持つノベルゲームです。
    クリアまで軽く10時間はかかる超長編ですが、その中で伏線を張りそれが回収されていく様は非常に見事です。
    牛鬼の正体、打追町で過去に起きた事件、繰り返す時間の謎、何かを隠している人達……物語を読み進めるたびに多くの謎が解けていくのは、パズルのピースがぴったりはまるような快感をもたらします。このプロットの構成は本当に完璧だと思います。牛鬼との対決の行方から目が離せません。

    また感情の起伏の激しい主人公の心情描写も良いです。こんなに熱意を持った主人公だからこそ手に汗握る展開になり、シナリオが生きてきているのだと思います。感情移入度が非常に高かったです。ただし主人公の女性に対する寒すぎる言動は大きなマイナスです。かつて18禁ゲームだった時の名残のようですが、全年齢対象化した以上不要なシーンなのではないでしょうか。他のシーンとあまりにも温度が違いすぎます。しかもそれが繰り返されるのでしんどいです。

    本作にはキャラクターの立ち絵などは一切なく、全て実写加工系の背景画像のみですが、これが本当に良い。下手に可愛らしい絵や安っぽい演出が入っていたら、緊張感ある対決シーンや、実は気の利いたしゃれた文章が台無しになっていた気がします。
    音楽はこれもまた雰囲気を盛り上げる曲ばかりで素晴らしい。最後に歌付きなのもすごいと思います。

    女性絡みがしつこい点を除けば、これ以上のゲームを見たことがありません。「序」の間はちょっとだけ退屈かもしれませんが、ストーリーが動き始めるころにはきっと物語に夢中になっているでしょう。

  • 親愛なる〇〇へへのコメント(2018年3月25日 04:03)

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    ストーカーをテーマにしたホラーゲームって意外とないんですね。本作はその点でまず新しいなと思いました。ホラーというと大体は怪奇現象やファンタジックな原因があったりするのですが、本作は純粋に人間の怖さによるホラーになっています。純粋なホラー度は低めですが、現実でも似た事件が起きていて、これと似た恐怖を味わっている人はいっぱいいるのかなと思うとそういった面での怖さもあります。また主人公つかさが、物語が進むにつれて疑心暗鬼になっていく心情がよく描写されていて、感情移入しやすい作品になっていると思います。
    サスペンスものとしても良くできていて、ストーカーの正体がいったい誰なのか、最後までヒヤヒヤ&ワクワクしました。ミスリードを誘う展開に騙されました。結構凝ってますね。

    気になったのは、ストーリーの合間合間に挟まる謎解きです。前作セブンテットクロスでは刑務所内を探索するという条件で謎解きに必然性があるというのは分かるのですが、本作では自宅内になぜか複雑な開け方をする箱や暗号付き暗証番号などがあるのがストーリーのテンポを悪くしている気がします。

    エンディング後にGoodエンドへのヒントが読める点は親切だなと思いました。逆に言うと周回は前提であり、ノーヒントでGoodはまず無理です。そしてそのGoodエンドの条件もしっくりきません。特にネズミのおもちゃはひどいです…。ふつうそんな発想はしないと思いますし、せめて疑いが晴れたら謝りましょうよ……
    しかし苦労してたどり着いたGoodエンドは非常にすっきりした後味の良い解決エンドです。頑張った甲斐がありました。

    難点の指摘が長くなってしまいましたが、面白いゲームであることに変わりはありません。グラフィックもきれいですし、お手軽にホラーやサスペンスを楽しみたい方はぜひプレイしてみることをお勧めします。

  • ニュー・スーパーフックガールへのコメント(2018年3月22日 17:24)

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    ver1.10でクリアしていたのですが、ver1.20が出たと聞いて数日前に再DL。裏をクリアしたらレビューを書くぞと思っていたらすごく遅くなりました。

    これはすごいゲームです。4面や5面は初見では「どうやって行けばいいんだ、こんなのクリアできる訳ねえだろ」という印象を受けるのですが、リトライを繰り返すうちに次第に上達していくのが実感できてプレイへの意欲を損ないません。何回失敗してタイムオーバーになっても、自然とリトライボタンに手が伸びてしまいます。これらはひとえに導入から終盤ステージへの難易度上昇の巧みさとリトライの容易さのためと思います。「あともうちょっとだったのに、このタイミングでここにフックを刺せば!!」というところで、即リトライできるのでなかなかプレイする手が止まりません。
    グラフィックも可愛らしくて素敵です。ただ、少し視野が狭すぎるかなという点が気になりました。終盤のステージやタイムアタックする際に画面外を狙ってフックを射出する必要がある場面が多く、また画面の移動が速すぎて酔ってしまったりしました。
    サウンド面は不満なしです。BGMはステージの雰囲気に合っているし、効果音も良いです。

    バージョンアップで追加された裏ステージは、挑戦状ではなかった時間制限が再び付いてめちゃくちゃ難しいです。よくこんな鬼畜ギミックを思いつきますね…。それでも何十何百とリトライするうちにトラップを突破できる確率が上がっていくのを実感できるので楽しいです。これにもプラクティスモードが欲しいなとは思いましたが。

    全体として非常によくできているので、とりあえずやってみる価値は大ありです。特に4面以降はかなり難しいので人を選ぶ気はしますが、失敗して悔しい!、と思い繰り返すうちにのめり込んでしまう魅力あるゲームです。

  • うるさあに!へのコメント(2018年3月19日 02:13)

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    兄説得ゲームという風変わりな文句につられてDL。
    一応恋愛を扱ったADVだと思いますが、直接的でなく間接的な切り口になっており新しいなと感じました。また8つのエンディングのうち半分で兄妹どちらかが病んでしまうのもすごい。二人とも最初から病んでるわけじゃないので尚更です(兄の方はもともとかなりのシスコンですが)。プレイヤーの選択次第で登場人物の性格まで変わってしまうのでエンド分岐にちょっと唐突な印象を受けましたが、ゲーム全体がコメディ調なところが多かったため気にせず楽しめました。もちろんダークな部分も緊張感があり面白かったです。平和解決エンドから病んでしまったダークなエンドまで本当に様々なので、他のエンディングはどうなんだろう、とコンプ意欲をかき立ててくれます。
    あと彼氏くんの名前で笑ってしまいました。こういうの、好きですよ。

    ゆっくり読んでも1プレイ5~10分ほどの短編ですが、分岐が多くおまけも充実しているので、すべて読むと結構なボリュームになり満足感があります。反面エンディング回収がかなり難しいのが気になりました。私の場合はエンド7が見つからず、ほぼ総当たりに近い形で探しました。その際にスキップ機能をもう少し使いやすくしてほしいなと思ったので操作性を低めに評価させていただきました。

    女性向けとのことですが、男性の私でも十分楽しめました。また15禁となっていますがさほど過激な描写はないので、身構えることなくプレイして大丈夫と思います。年頃の兄弟がいる方、ぜひプレイしてみては。

  • マイ・スイート・トマトへのコメント(2018年3月17日 19:20)

    全編1枚絵で構成され、さらにすべての地の文にまでボイス付きと超豪華。
    スチルは読了後のおまけで見直すことができ、差分を含めなくてもすごい量です。さらにこれらの絵がよく動くこと動くこと、まるでアニメーション映画のようです。演出効果が非常によく出ていると思います。
    サウンド面についても不満なしです。BGMは場面にマッチして雰囲気がよく出ているし、なんといっても地の文まで付いたボイス。おまけルームに没セリフ集がありますが、その量からしても大変な手間をかけて完成された作品なんだなということがよく分かります。
    これらの効果で、特にオートモードで読むと、作者さんのおっしゃる通り絵本の読み聞かせのようでとても楽しくプレイできました。
    シナリオの方も、ほんのり温かい気持ちになれるお話で良いと思います。現実世界に生きる主人公のエミと物語の中の主人公トマトちゃん、2人の対話は単にほのぼのだけでなく考えさせられる点も多くあります。

    エミちゃんがトマトを食べられるようになったのか、気になりますね。素敵な作品をありがとうございました。

  • けものラビリンスへのコメント(2018年3月12日 01:53)

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    とても面白いです。
    ローグライクゲームの形で原作の世界観をここまで再現されていることに感動しました。交代・半分こ・メダルなどのシステムが「皆で協力して困難を分割せよ」というメッセージを強く伝えてきます。ただ実際のプレイでは装備するのは一部の強いメダル(キンシコウ、フェネックなど)に限定されてくるので、もっと場面によって強い能力が違ってくるゲーム性だとよりコンセプトが生きるかなと思います。難しいと思いますが……
    ゲームとしての完成度も高く、ほぼ何も気にせずともクリアできる序盤のダンジョンから、様々なことに気を配らなければならない後半のダンジョン、やり込み要素となるクリア後おまけダンジョンと難易度調整も絶妙です。
    気になった点を挙げるとすれば、各ダンジョンが少し長すぎるかなという点です。ダンジョン探索中は自由にセーブができませんし、また探索の合間に入るムービーのシナリオも忘れてしまいました。
    あとは未鑑定アイテムの仕様をゲーム内で説明してくれると丁寧かなと思います。

    これだけの頻度でバージョンアップされているのもすごいと思います。今月中にVer2.0が出るようなので、これからも期待できますね。

  • 隣の部屋にラスボスがいる。へのコメント(2018年3月 8日 01:24)

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    辛口のコメントが多いようですが結構ハマりますよ。

    【シナリオ】
    入ってすぐ隣の部屋にラスボスがいるということですが、初期状態で挑んでもまず勝ち目はないので一般的なRPGと同様にレベル上げや武器・魔法収集をしてから挑むことになると思います。ラスボス戦に勝つと、プロローグの世界に戻ってちょっとしたエピローグがあるのですが、到達する頃にはプロローグを忘れている人がほとんどではないでしょうか。
    時の欠片・裏ボスでやり込み要素は十分と思いますが、時の欠片はあまりに場所のヒントが無さ過ぎて攻略サイトに頼るしかない気がします。

    【グラフィック】
    きれいです。おそらく作者の方が最も力を入れている点ではないでしょうか。敵、武器のエフェクトなどかなりのこだわりが感じられます。その分動作が重くなることがあるので、画質設定ができればなお良しです。

    【サウンド】
    BGMもいいですし、効果音も爽快感があります

    【システム】
    多くの方が指摘している通り、問題はここだと思います。特にジャンプが絡んだ時の操作性の悪さが目立ちます。ジャンプ中にツタにつかまるのが異常に難しいです。アクションRPGとしては割と致命的と思います。

    【オリジナリティ】
    装備する武器によって攻撃範囲・方法が全く違っていたり、ステータス上昇を任意の順番でできるのは面白かったです。ただステ振りの自由度が高すぎて、逆に重要なステータスを上げてなかった、ということになりがち。作内で「跳躍を上げると冒険がしやすくなるよ(跳躍がないと最悪詰むよ)」程度のアドバイスは欲しかったし、どんな魔法・スキルがどこにあるのかという情報も必要と思います。

    【総評】
    厳し目の指摘が多くなってしまいましたが、私自身は達成率100%までやり込めたので☆4です。なんかうまく言葉で言えない中毒性があり楽しいです。

  • ココロ、そらいろ。へのコメント(2018年3月 6日 19:52)

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    いや~良かったですね。
    最初の方は淡々とした日常で途中でダレてしまいそうだなと思ったのですが、1話1話が短くサクサク進むので、負担を感じずに読み進められました。
    淡々とした、と述べましたが、時間が無為に過ぎていくのではなく、ほのぼのとした温かさが感じられます。小学生の純真さがまぶしいです。

    無邪気に見える小学生だって、悩みがないわけじゃありません。むしろ子供特有の悩みを抱えているんですね。本作はそんな小学生の悩みをクローズアップした作品になっています。
    悩みがあるといっても、必ずしも解決に大げさな出来事は必要ありません。本作のように、ほのぼのとした日常を送り、その中でふと「あ、悩みなんて大したことなかったな」「こんな簡単なことだったんだ」と気付くわけです。そのきっかけは様々だと思いますが、私はやはり本作のように人とのかかわりの中で気付くことが多いのではないかと思います。保健室登校をする中で自分の答えを見つけ、笑顔になっていく子供たちを見ていると、まるで自分のことのようにうれしくなってしまいます。私は最後のシーンで泣きそうになりました。BGMもいい仕事をしてますね。

    全体として大きな起伏はないですが、読み終わった後になんだか優しい気持ちになれるいいお話だと思います。おすすめです。

  • 夏ゆめ彼方へのコメント(2018年3月 5日 16:02)

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    将棋のプロ棋士を父親に持つ天才将棋少年の主人公桂一は、父親の死後ふさぎこみ将棋からも離れてしまったが、神様を名乗る少女杏と対局したのをきっかけに将棋への情熱を取り戻し将棋に邁進していく……
    と、本作のストーリーをまとめるとこういった内容です。これだけ聞くとよくあるパターンに見えてしまいますが、私がオリジナリティを5点にした理由は、これほどまでに天才の努力と葛藤をまっすぐに表現したノベルを初めて見たからです。天才とはいえ常に順調なわけではない。夢と現実の間でたくさん悩むわけです。そこの描写がリアルでとても説得力があります。主人公が天才であるタイプのゲームは人間味が感じられないことが多いように思いますが、本作の主人公桂一はいい意味でとても人間っぽく好感が持てます。
    脇役たちもとても魅力的ですね。大悟もこの年頃の男の子っぽさにあふれています。彼を含んだコメディシーンにはいっぱい笑わせてもらいました。また選択肢によって歌音のルートに分岐しますが、こちらは夢と現実の程よい妥協案になっています。夢を持つ人は多くともそれが叶う人はごく一部なわけで、それでも幸せであるような道を提示してくれてホッとしました。
    また本作では将棋のシーンが多く入っていますが、これがとても熱が入っています。私は将棋はルールを知っている程度なのですが、桂一と杏の対局シーンから伝わってくる真剣さと熱意が私をさらに物語に引き込んできました。将棋の戦術などを知らなくても、作中で戦況の解説が入るので心配はありません。もちろん知っているとまた違う楽しみ方があるのではないかと思います。

    グラフィックも可愛らしくて良いです。私は晴香が好きです。
    BGMも場面場面にあった音楽がチョイスされていると思います。

    総じてレベルの高い作品だと思うので、ぜひ多くの方にプレイしてほしいなと思います。
    感動、そして温かい気持ちになること間違いなしです。