ぼくらは、みんな未成熟でどこか不安定で
だからこそ、お互いに傷つけあうことでしか寄り添えなくて…
けれど、そんな中ぼくらは共に歩んでいく
一歩一歩着実に――、きっと晴れわたる未来(あした)を目指して…
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
"君島 樹(きみじま いつき)" は不登校の小学生。
ある日、担任の勧めから "保健室登校" を始め、新たな世界へ踏み出すことに。
そこで過ごす日々は、様々に色を変えて積み重ねられていく。
――そう、まるであの空の色のように。
保健室での新たな出会い
子供達は徐々に仲を深めていく
通常画面、シンプルなノベルゲーム
シナリオ選択画面
ゲームポイント
・オムニバス形式の一般向けハートウォーミングノベル
・総プレイ時間は1時間程度、選択肢なし
[ココロ、そらいろ。]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 95 98 Me 2000 XP 7
- DL回数
- 制作者
- mint wings
- 制作サイト
- 『ココロ、そらいろ』紹介サイト
- 本体サイズ
- 32.9MB
- Version
- 1.01
- 最終更新日
- 2015年4月25日
- お気に入り
- 票2票
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いや~良かったですね。
最初の方は淡々とした日常で途中でダレてしまいそうだなと思ったのですが、1話1話が短くサクサク進むので、負担を感じずに読み進められました。
淡々とした、と述べましたが、時間が無為に過ぎていくのではなく、ほのぼのとした温かさが感じられます。小学生の純真さがまぶしいです。
無邪気に見える小学生だって、悩みがないわけじゃありません。むしろ子供特有の悩みを抱えているんですね。本作はそんな小学生の悩みをクローズアップした作品になっています。
悩みがあるといっても、必ずしも解決に大げさな出来事は必要ありません。本作のように、ほのぼのとした日常を送り、その中でふと「あ、悩みなんて大したことなかったな」「こんな簡単なことだったんだ」と気付くわけです。そのきっかけは様々だと思いますが、私はやはり本作のように人とのかかわりの中で気付くことが多いのではないかと思います。保健室登校をする中で自分の答えを見つけ、笑顔になっていく子供たちを見ていると、まるで自分のことのようにうれしくなってしまいます。私は最後のシーンで泣きそうになりました。BGMもいい仕事をしてますね。
全体として大きな起伏はないですが、読み終わった後になんだか優しい気持ちになれるいいお話だと思います。おすすめです。
「ああ……、今日も綺麗な空ね──」
⚪シナリオ
センチメンタルハートウォーミングショートストーリー。
不器用でピュアな小学生先生達(+α)の悩みのお話。
他の方の意見と同様に現実は綺麗に上手くいくとは限りませんが、見ていて気持ちの良いのは、やはりそうであって欲しいと望むからでしょうか。個人的には虚無感のあるダウナー系とかも好きですが、年相応でしっくりきました。
幼いけどがんばってる姿が胸にクるんでしょうね決してロリショタじゃないぞゆずたん豪萌。
成長したキャラの後日談とか観たいな~と思える程魅力的な作品でした。読後は星5な気分でした。好きな人には、きっとそんな作品だと思います。
もう1つの見所は、インテリメガネ語録。
グラフィック
デフォルメされた柔らかみのあるキャラグラは、作品の持つ暖かみに合っていると思います。
ワガママ言えば、ラストは先生が集合写真を机に眺めながら、皆が帰ってくるみたいな感じを期待しました蛇足ですねすみませんそんくらいすき。
サウンド
センチメンタルでハートウォーミングでノスタルジーな名曲たちがシーンをより感動的に演出する。
システム
変速オート、ホイールバックログ、CG、BGM鑑賞と完備。
オリジナリティー
テーマ自体は普遍。が、小学生は稀少!
……と思います。
トータル
日々のちょっとした人間関係で落ち込んだ時にオススメ。
とても暖かい気持ちになれる作品です。
一話一話がすごく暖かくて優しい気持ちになれる物語でした。
一つ一つの物語に共感することが多くて、日常のふとした瞬間に考えてしまいます。
いつきくんの悩みは初めは明かされず公判でわかるわけですが、それは小学生はもちろんあると思うのですが、大人になってもずっと持ち続ける悩みなのかなと思いました。
一人一人に悩みがあって、少しずつその悩みが氷解していく様子は見ていてとても気持ちがいいものでした。
現実にはこんなにうまくいくことはないのかもしれませんし、話がこんなにきれいに収束することもないとは思いますが、それでも人間っていいなと(日本昔話の曲みたいですね)思えたのがうれしかったです。
感動できる話をありがとうございました。
mint wingsさんの新作(2015 4月現在)です。「語り部さんとおとぎ話」「ジサツ志願者同盟」とか「Being -君がいた日-」「Summer Girl ―夏の少女とボク―」「スキ×サヨナラ」等を 読まれてる人もいらしゃるとおもいます。
私も半数くらいの作品読ませていただいてますが そのなかでも 今回の作品が一番好きかなあ。
えっ? ろ ろりこんなわけではありません。 はーとふるな はなしが すきなだけです・・・
ハートフル ハートウォーミングにも 色々なタイプありますが、今作はとてもわかりやすいタイプです。
読後は 後書きを読んでください。作者様の思いがわかって うなづけます。
こころに何か残してくれる 作品が 好きな人には 推します。
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私は BGMも 好みだった。「最後に君がいた」 の君は 誰を指すのでしょうか。登場人物の誰か?作者さんという解釈もいいなあ。