【概要】
本作は RPG ツクール MZ によって制作された JRPG であり、90年代の FF シリーズ、DQ シリーズにインスパイアされて制作された本格派 RPG です。物語はフリーシナリオの形式で進行し、今作の舞台であるキシュー王国中のクエストを解決しながら、次第に明らかになっていく亡き魔王の娘たちとの対決の準備を進めていくゲーム内容になっております。
【ストーリー】
キシュー王国にある辺境の村、『リュージン村』に住む主人公は、
特に大した長所もなく、のんべんだらりと平凡な日々を過ごしてきた、ごく普通の青年。
ある日、となりに住んでいたハーフエルフの美女、アリアが魔王討伐という偉業を成し遂げた、という報を聞く。
平凡な自身を省み、劣等感に苛まれる主人公。
「早く働け」と尻を叩く母親。
主人公は、ようやくその重い腰を上げ、村のギルドへ仕事を探しに行くのであった。
ちょうどその頃……三人の魔王の娘が、
それぞれの方法でキシュー王国に攻め込む算段を整えていた。
主人公はやがて、キシュー王国全域をめぐる戦いに巻き込まれていく……。
物語前半では、主人公が様々な依頼を解決するために、キシュー王国を奔走します。
物語後半では、とうとう魔王の娘達が牙をむき、主人公は旅で出会った仲間たちとともに、彼女達に立ち向かうことになります。
娘達の背後に潜む、真の黒幕は誰なのか?
魔王を討伐したアリアの正体は?
そして主人公は長い旅の結末に何を見るのか?
全てが集約されたクライマックス、そして主人公が新たな一歩を歩みだす感動のエンディングは必見です。
YouTubeで魔王の娘達 ~境界線上のアリア~ PREQUELを見る
ゲームポイント
【プレイ時間の目安】
8時間程度
【本編について】
今作はPREQUEL(前日譚)ということで、体験版扱いとなりますが、それでもストーリーの7割ほど、クライマックス前までプレイすることができます。
本編はSteam、下記URLにて公開中で、エンディングまで完成しています。
また、PREQUELのセーブデータを本編に引き継ぐことができます。
プレイしてみて、気に入ったら本編の購入をご検討ください。
《Steam販売ページ》
https://store.steampowered.com/app/3557470/_/?beta=0
最も注目してほしい点、力を入れた点
(1)ドット絵で描かれた壮大な世界。
広大なフィールドと、各地に点在する様々な町、村、ほこら。
それぞれの場所には、人間・エルフ・ドワーフ、獣人など個性豊かな住人が暮らしています。
彼らと触れ合い、悩みを解決し、サブクエストを完遂することで物語を優位に進められます。
(2)戦略性の高いマルチビルドバトル
バトルはシンボルエンカウント制。モンスター様々な戦法を取るため、油断しない対応力と柔軟性が求められます。
特にボスキャラ、とりわけ魔王の娘達は恐るべき戦闘能力を備えており、単に主人公のレベルを上げただけでは勝利することができません。
サブシナリオを紐解くなかでその弱点を調べ、きちんと準備することが重要となります。
(3)王道のメインシナリオと数々の魅力的なサブシナリオ
本作はフリーシナリオRPG。キシュー王国中に散らばるクエストを、主人公が解決しながら物語が進行していきます。
農作物収穫や盗賊退治、作詞のお手伝いや、遺跡の探索など、様々なサブイベントやミニゲームをこなしながら、主人公を成長させ、仲間を集めましょう。 泥棒やエルフの村を襲撃するといった主人公の名声を下げるイベントも。プレイヤーの行動一つで物語は全く異なる姿を見せていきます。
[魔王の娘達 ~境界線上のアリア~ PREQUEL]の詳細
- 頒布形態
- 体験版
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
8 10 11
- DL回数
- 制作者
- 光颯ゲーム工房
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 292MB
- Version
- 1.1
- 最終更新日
- 2025年6月 6日
- お気に入り
- 票3票
ご質問ありがとうございます。
本作はRPGツクールMZで作成しており、動作環境もそれに準拠します。
公式ページには「OS:Windows 8.1/10 (64bit) または macOS 10.13以降」と記載されているため、windows11でも問題なく動作します。
その他、詳しい動作環境は、RPGツクールMZの公式ページよりご確認くだされば幸いです。
【ツクールMZ公式】
https://rpgmakerofficial.com/product/mz/product/
辺境の村に住む、ごく普通の青年が魔王の娘たちに立ち向かう90年代RPGを彷彿とさせる作品。
キャラの頭身など、個人的にはクロノトリガーや聖剣2あたりを連想しますね。
ダリアリバー大橋の修復までプレイ。
ストーリーは個々のエピソードは良い感じですが、フリーシナリオということもあってか
およそ6時間プレイして魔王の娘たちはまだ名前しか出てきておらず、テンポが遅い印象。
主人公は村でなんとなく日々を過ごしていた青年のため、
剣術道場でみっちり修行してレベルを上げないとその辺のザコにも勝てない有様。
(相応に鍛えれば楽勝になりますが)
MZのダッシュに慣れていると本作のダッシュは微妙に遅いと感じたり、
ファストトラベルの馬車が微妙に使い勝手が悪かったり、
魔法を覚えるには村の神父から基礎を学んだ後、フィールド各地に点在する妖精にお菓子を貢ぐ必要があったり…
何も考えずにサクサク進めるとは言い難く、攻略が欲しくなる作品。
良く言えばそういう所もSFC時代のJRPGらしさを感じます。
ある程度腰を据えてプレイすべきかなと。
ついでですが「こういうのでいいんだよ」はユーザーが決めることであって、作者が自ら言うべきことではないように思います。
余計な反感を買う可能性もあるので、「本格派」「王道」くらいの表現に留めておくのが無難かと。
べるちゃん様
ご意見ありがとうございます!
確かにサクサク進むとは言いづらいですね…。
今作は(よっぽどのバグがない限り)大幅なアップデートは予定していませんので、次回作に向けての参考・課題とさせていただければと思います!
引き続き、光颯ゲーム工房のゲームをよろしくお願いします!
クライマックス前というのは、ラスボス直前の所までは利用可能?
7割まで利用可能というのは、全部で第何章あるのか?
体験版と聞くと中途半端に、序章だけで終わるのもありますから。
こんばんは!
ラスボス直前…というか、ラストダンジョン手前までですね。
章建てで構成されているわけではないので、“第〇章”と明確には申し上げにくいのですが、最終決戦に向けて、舞台となるキシュー王国が緊迫するところまで、プレイ可能です。
少なくとも序章で終わり、ではないです。
なお、本編ではエンディングまで完成しております。
ぜひプレイいただければと思います。
僕は課金するタイプではないため、最後まで行けるかどうかは分かりません。
途中で終わったとしても、面白かった・楽しかったと思えれば良いと思います。
稀に動作保証が困難になるくらい、容量1000MBを超すゲームも「フリーゲーム夢現様」にはあるようです。
ところで現在はWin10でパソコンは動作させてますが、
Win11になった場合(なっている人も含め)、それの動作は保証できますか?
短いプレイ時間(約1時間)ですが、その範囲での印象を感想として記載します。
体験した内容は、剣道場での修行を少しと、4つのクエストのクリアまで進めました。紹介文に「クエストを解決することで物語が進行する」とあったため、進展を期待して進めてみたのですが、現時点では大きな展開が見られず、途中で断念する形となってしまいました。
恐縮ながら、クエストの内容や報酬については、現段階では魅力を感じにくかったというのが正直な印象です。たとえば野菜の収穫は単調な作業であり、猫探しは時間経過を待つのみといった内容でした。他にも、遺体の埋葬や詩人のアイディア出しのクエストもプレイしましたが、敵の強さから逃げ回ることが多く、育成の手応えを感じる余裕もなかったです。
また、所持している地図がやや大雑把で、看板の案内も簡素だったため、迷いやすくプレイの難易度を高めているように感じました。神父からの魔法習得のイベントもクリアまで体験しましたが、時間がかかりすぎており集中力が途切れてしまいそうでした。
そのため、ユーザーにとってもう少し親しみやすい設計があると嬉しいと感じました。
具体的な改善の参考例としては、『マリオRPG』のミニゲームでは細かい演出やキャラクターのリアクションの丁寧な作り込み、レアな装備がもらえることが印象的です。
『ジルオール』では、クエストをまとめて達成する爽快感や、クリア後に得られる育成に必要な「ソウル」がプレイヤーのモチベーションを支えています。
こうした点をヒントに、クエストの面白みや達成感を強化する方向で再設計されると、より多くの方が楽しめる作品になるのではないかと思いました。現状はプレイヤーにとって厳しい印象があります。
コメントありがとうございます!
(※遅くなってすみません)
おっしゃるとおり、やや難易度は高めになっています。
狙ってやったわけではないのですが、バランス調整しているうちに高難度になった感じです。
達成感の演出等、参考にさせていただきたいですが、本ゲームにおいては調整が難しそうです。
次回作にて反映させていただきます。
引き続き、光颯ゲーム工房のゲームをよろしくお願いします。
素晴らしい!
面白い!
これは有料版も買うしかないッ!!
嬉しいご感想、ありがとうございます!
ぜひ本編にて、主人公やアリアたちの最後の戦いを見届けていただければ、と思います。
引き続き、「魔王の娘達」をよろしくお願いいたします。