【ストーリー】
主人公"ユリリ"は危険な冒険者稼業を引退して、
気ままな旅をしている女僧侶。
趣味のために訪れた小さな島国で、
ひょんなことから思わぬ大事件に巻き込まれてしまいます。
冒険者としての腕前がすっかり鈍りきった彼女は、
事態をきちんと解決できるのでしょうか。
そして、王国の秘宝「砂の箱」に隠された秘密とは……?
【ゲームの特徴】
RPGの体裁をとっておりますが、戦闘の回数が少なく(経験値やお金の獲得も無いです)、イベントのテキスト量も多いため、半分ADVだと思ってプレーしていただいた方が良いかもしれません。
プレー時間につきましては、NPCと話して回ったりサブイベントを見たりするかどうかで変わります。
脇目もふらずにメイン目的へ直行を続けると30分ほどで終わる見込みです。
雑魚敵とのエンカウントのシステムはなく、戦闘は全てイベント戦です。(成長の要素もありません)
初作からいきなり複雑な戦闘システムを作るのが恐かったため、だいぶシンプルな作りになっております。
単調に感じられたらご容赦ください。
製作者としてまだまだ駆け出しの身ではありますが、現在の自分の出来る限りを詰め込みました。
お楽しみいただければ幸いです。
タイトル画面
主人公はちょっとなまぐさな女僧侶
何やら厄介事に巻き込まれたようで……?
魔法は回復・治療・強化を一通りご用意
次の目的を教えてくれるNPCがいます
戦闘が苦手な方にはお助けシステムも
ゲームポイント
ターン制&コマンド式のオーソドックスな戦闘です。
ステータス・装備・使用可能スキルは基本的に固定のため、立ち回りを適宜考えるのが肝になっています。
攻撃は自分・敵ともに原則必中です。通常環境において回避は発生しません。
RPGをやり慣れていない方には骨太な難易度かもしれませんが、戦術のヒントをくれるNPCがおり、負けが重なった場合はお助けシステムもあります。
想定クリア時間は70分ほど。 ※プレースタイルによってはもっと短く終わります(最短で30分ほど)
最も注目してほしい点、力を入れた点
バトルをあまり入れられなかった分、シナリオを楽しんでいただけるよう頑張りました。
更新履歴
2024年4月12日 Ver1.02
特定の状況下で3体目の番人を倒すと
操作不能になる不具合を修正いたしました。
--------------------------------
2024年4月9日 Ver1.01
「最強装備」を選ぶと防具が外れる不具合を修正。
原因となっていた防具解除不可の処理を削除したため、
防具を外せるようになりました。
ReadMeの「操作方法」にダッシュの操作および
オプションの常時ダッシュについて加筆しました。
※1.01は適用しなくても正常にゲームは進行できます。
1.00をDLいただいた方は無理にDLしなくても問題ございません。
(外れてしまった防具は付け直せます)
--------------------------------
2024年4月7日 Ver1.00
[破片の国と砂の箱]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 7 8 10 11
- DL回数
- 制作者
- 静江有星
- 制作サイト
- 砂十屋
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 120MB
- Version
- 1.02
- 最終更新日
- 2024年4月12日
- お気に入り
- 票1票
ちょっとオタク気質のある旅の僧侶・ユリリが、旅先の王国で秘宝を巡る騒動に巻き込まれる短編RPG。
脚本重視の作品で戦闘は全てイベント戦。
成長要素がなく、武器を購入する資金や有用なアイテムも全てイベントでの入手のため、
それらが揃わない状態では頑張っても強敵にギリギリ勝てない、このバランスがまた絶妙ですw
昔のFFよろしく原則フィールド画面でしかセーブできないのはやや不便ながらも、
次の目的や戦闘のヒントをそれぞれくれる宮廷魔導士と近衛兵長、
またそれでも戦闘に勝てない方のために救済措置としての精霊がいるなど、
この手のRPGが苦手な方への配慮もなされており、操作性は5点としました。
視覚、音楽、独創性に関してはツクールMZのデフォ色が強いものの、
キャラの頭身を上げたモデルを使用したり、音楽のテンポを落としたりするなどして
一定の独自色を打ち出している点は評価できます。
そして一番の見所は、静江有星氏が力を入れたと話すストーリー。
腕試し大会の賞品として用意した秘宝のレプリカが、手違いで実は本物だった!?
というあるあるなトラブルが、王国の謎とされた歴史にも絡む壮大な展開も見事ですが、
個人的にはキャラ造形も負けず劣らず魅力的だと思いました。
頼れる姉御肌のアロル王女とか、そんな王女の幼馴染で姉御ラブな近衛兵のエミーちゃんとか。
最後の方にちょろっと出てくる元冒険者の国王や王妃もそうですが、
基本的に根っからの悪人がおらず、それがまたプレイ後に心地よく爽やかな読後感を与えてくれます。
まあリーク博士はちょっと微妙ですが…w
欲を言えば、ユリリと彼女の因縁ももう少し掘り下げてくれるとなお良かったかな。
ストーリーを中心に、短編ながらも全体として質の高い良作。
良い作品を遊ばせて頂きました♪
レビューいただき、ありがとうございます!
自分がこだわった部分にお気付きいただいた上ご好評までいただき、恐悦の極みでございます……特に戦闘バランスはリリースぎりぎりまで調整していたので、絶妙とのお言葉、非常に光栄です!
また、ストーリーや登場人物たちをお気に入りいただけたことが本当に嬉しいです。基本的に悪人がいないのは自分の好みを全開に詰め込んだ結果のため、そこにご好評いただけたのも幸いです。
ユリリとリークの因縁について掘り下げられなかったのは反省点です……気付いたら二人の会話を増やせる余地がなくなっていたので、こういうところは次作以降に教訓として生かせればと存じております。
随時セーブにつきましてはロード時にフラグ等の不具合が発生する可能性が恐かったためオミットしたのですが、次作以降は設計段階からきちんと考え、実装できるよう頑張る所存でございます。
改めまして、ご感想をいただき本当にありがとうございました!
次の作品の製作に向けて非常に励みになります!
またよろしくお願いいたします!