スペースマウス
250階まで駆け上がれ!マイコンゲームの名作、ここでも復活!
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2095年、惑星アルドスは生物兵器「スペースマウス」に襲われた。科学者の君は遂にマウスの弱点を見つけたが、地下室で研究を続け、逃げ遅れたのでビルはマウスだらけ。救助の宇宙船が来る屋上まで駆け上がれ!
芸夢狂人さんがPC-8001+PCG8100用ゲーム(以下「オリジナル」)として「月刊I/O」に投稿・掲載されたもののHSP移植です。HSP移植では他にも「うちゅちゅ~」がある他、近年でもマインドウェア社のリメイクやPC-8001miniなど多くの移植があり、再度遊ぶ事が難しくないレトロゲームの一つです。私をご存知の方には「またこれかよ…」と呆れられていると思いますが(^^;どうしても作ってみたくなりました。
どうやらオリジナルの作品があるようで、その再現系ゲーム、レトロゲーム枠に位置するパズルアクションゲームであります。
インベーダー時代あたりでしょうか? そのくらいの時代のゲームの再現ですので、操作性で少し難がありますが、往年の名作という事もあり概ね楽しく遊ぶことができます。
シナリオは、宇宙から突如襲ってきたスペースマウスという謎の生物の対策の研究に没頭していたらいつの間にか置き去りにされてスペースマウスに包囲されてたうっかり系の研究者を無事に地上まで脱出させる、というストーリーがあります。
難易度は、包囲されているというだけあり頻繁に上からマウスが降ってきます。敵もこちらも動きは後戻りできないシステムなので、少しのミスで死がほぼ決定してしまうシビアな難易度が光ります。
グラフィックは、流石にわかりやすく、はっきりと敵、自分、壁、アイテム、と見やすく分かりやすいのがいい感じでありました。
サウンドは、最下層の最初期の曲が最もリズムよくテンポよく、いい感じでテンションが上がります。ラストは音楽を聞く余裕がなくなるほど襲われまくりますが、それをいい感じに煽るような曲で良かったです。あれは焦りますねぇいいですねぇ。
システムとして、無敵アイテムがありますが、これがなかなか曲者で取ろうとしてやられたりする事がしょっちゅう起こります。この辺りも、ただで無敵アイテムなんかやるか、という、しばしばバランスブレイカーとなる無敵アイテムの難易度調整としてうまい作りでした。
操作性は、既に述べられている通り、若干キーの効きが悪く、押したのに反応しない、ということがままありますので、こちらがこの操作性に合わせる必要がある、といった感じです。このゲームでは、ここだけは惜しい限りでありました。
総評としましては、オリジナルを遊んだことがない方もある方もサクサクと遊べる、程良い難易度に収まっている良ゲームでありました。
スコアアタックや最速クリアを目指す勢力にも、パズルアクションゲームが苦手な人の入門にも、レトロゲームが好きな人にも申し分ない出来栄えだと思いました。
良ゲームに感謝です
レスが大変遅れ、申し訳ありません。11月からメールシステムがパソコントラブルで全然見れず、先日新パソコンに変えた際、ダウンロードテストでここの自作ゲームをダウンしようとして、レビューに気づきましたw
で感想への感想ですが、全てに渡って的確で恐れ入ります。ゲームの魅力についてはまさに、オリジナルの発表時から書かれた通りの評価でした。もう少し拝見した所、他にも多くのゲームについて前向きなレビューを多数書かれていますね。その姿勢にも好感が持てました。
BGMの変化は、10年前に初めてこれを移植した初代プチコン版と同じで、評判が良かったため以後の移植でも原則としてこの仕様です。ただ当時はHSPで作ったゲーム二作目の為、フリー音源をループにする方法が判らず、モタモタしていると一度曲が終わってしまいますねw唯一の難点と指摘した操作性は、そう悪くないと思っていたのですが、これを移植した後、プチコン4版にも移植し補間移動(ドット単位で滑らかに動く)に改良した所、キャラ単位で動くHSP版は苦しく感じますね。次に大改良する機会があれば、BGMのループ化と補間移動は実装したいと思っています。
移植元のオリジナルについては、このHSP版の説明でも前述していますが、マインドウェア版などでも遊べます。動画も多数存在するので、お暇ならご覧になってみて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=UtpvdGI2-fU
今回も感想をありがとうございます。おちゃめさんから頂けたのには驚きました。
今回は個別でなく、各自同じ所を指摘された点を中心にまとめて返信。
・操作性
「スーパーモンスター」(以下、前作)の時は悪いとも言われたのですが、今回は
良かった様で安心しました。オリジナルは一定ウェイト命令が無い時代で、ぎこちなかっ
たですからね。今後もパソコンベースの四方向移動ゲームはこの仕様にするつもりです。
・スピード
説明文に書いた通り、当初はパワーエサの速度を二倍にしたら、あまりにもサクサク
過ぎて、この通りにしました(私が以前移植したプチコン初代版は目コピミス。
プチコン3号版はLSIゲーム風でわざと単純にした)
他の方の移植では、JR-100版やマインドウェア版もそうでしたね。
また私の動画だけでは判りませんが、オリジナルに無い追加要素として、クリア毎に速度
が75%速くなっていきます(これも自分のプチコン版と同じ。これはTetu Oさんの動画
https://www.youtube.com/watch?v=ytny5flvVp4 で見れます)
・BGM
mmとmp3では音が一種類しか鳴らせないので、BGMはdmmとweb3なのですが、おちゃめさん
の指摘通りwebファイルが多くて、前作より容量が増えてしまいました。
(プログラムは前作より短めです)これは難易度が変わる毎にBGMを変えると言う、私が
初代プチコンでアレンジした演出をそのまま使いました(その時もそれが好評でした)
容量を考えて、クリアまで同じBGMが続く仕様もテストしたが、こちらの方がいいと判断
しました。これも説明文に書いた通り、前作では起きなかった音の打消し合いが発生し
今回はそれをごまかすのだけで一杯でした(面クリア時の音が流用なのはその影響です)
dmm&webとmm&mp3を逆にした方がいいですかね?
・現代風アレンジ
「アルカノイド」「バトルシティー」みたいな感じですね。確かにサウンドの派手さに
見た目が負けていますw(シンプルな曲を探したが、マッチする曲が見つからなかった)
地形アレンジだとマインドウェア版、敵キャラアレンジだと「うちゅちゅ~」ですか。
出来なくはなかったんですが、今回はまずオリジナルに近い感じでやってみました。
(ちなみ前作はオリジナルと比べ、見た目や演出が大幅に現代風になっています)
あとアニメーションを廃止したのは、プログラム的な手抜きもあるが、地形・キャラ・
ロケットが全部同じ横幅で収まると言う偶然があったためです(pngファイルを参照!)
・次回作
これのサポート(この返信)が完了したら、次はご指摘のPico-8かArdyBoy…と考えて
いたのですが、ちょうどコロナ事態がさらに深刻化し、入手どころか出先プログラミング
(出先でないと指が進まない)さえ難しくなったので、自宅でHSPかプチコン3号かプチ
コン4か、どれかで考えています。
懐かしい名作ゲーム!シンプルなのに奥が深いですよ、これは。
「次の安全地帯を見つけ出し、スペースマウスの動きを読み切って、サッと移動する」という繰り返しに慣れてくると、病みつきになります。酸素が限られているので、いつまでも安全地帯に閉じこもってもいられない。意を決して飛び出すと、やられてしまう。…といった駆け引きの面白さはそのままに、操作性が良くなって、面白さがより純粋に味わえるようになっています。
ステージ難易度ごとに変わるBGMも、気分を盛り上げてくれます。後半は「これもう進むの無理じゃね?」という時にパワー餌で状況を打開できると爽快!…とはいえ、無敵状態ではないので、パワー切れ後のポジショニングも考えなければいけないところも、戦略性があって面白い。
オリジナルの良さをしっかりと受け継いだ、流石の完成度です!
往年の名作の移植作ですね。基本ルールはほぼ忠実再現され懐かしく遊ばせていただきました。
原作では果たされていなかったBGMや効果音は大幅にグレードアップされてますね。
ただ、数ドットで構成されるキャラに対し音だけがアンバランスに過剰という気もします。
原作の自キャラは健気に腕をふって駆け回っていたことを思うと余計にそう感じられます。
見た目や動きにも少し今風のアレンジが欲しかったかなと思います。
オリジナルと比べるとスピード感が無いのがよくないですね。
キー入力にストレスを感じられないのはGood!
音楽データが大きすぎるのでBGMのWAVEファイルをMP3にエンコードしてサイズを縮める方がいいでしょう。
次はPICO-8で。