RiSE -囚われ少女の魔法譚-のイメージ

RiSE -囚われ少女の魔法譚-

世界を旅する冒険士と、癒しの力を持つ少女の不思議な物語。

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総合得点
81.5
comment 16 (平均:4.4点)
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まっくろ鳥の森の奥。
世界一の大富豪・ゴルドール邸の屋敷地下に囚われている謎の少女。
魔法が失われた世界で、人を癒す能力を持つ彼女の正体は果たして何者か。
自称冒険士の少年が、その謎を解くため旅に出る。
「もしシンデレラ自身が魔法を使えたら?」
そんな空想から生まれた、幸せを見つけるロールプレイングノベル。

【制作ツール】RPGツクールMV
【プレイ時間】ノーマルモードで8~12時間

ゲームポイント

・ゲーム開始時、難易度を「ノーマル」「イージー」「ドラマ」の3種類から選択できます。
・エンディングが複数存在しますが、TRUE ENDが本篇の終着点となります。
・台詞長めのシーンやイベントが多数ありますので、お時間のある時にごゆっくりとプレイ頂ければ幸いです。

最も注目してほしい点、力を入れた点

2016年1月公開の自身のRPG作品「ナイトオブシンデレラ」のフルリメイクですが、単純な手直しではなく、ストーリーもグラフィックもBGMもマップデザインも、すべて一新いたしました。当時は知識不足で、またシナリオにもかなり強引さが目立ったため、一年半の創作経験を経て「今の自分ならどこまでやれるのか?」に挑戦してみました。

プレイヤーの皆様へのメッセージ

私がゲーム作りを始めてから約一年半。ストーリーや演出、プログラミングなど、これまで学習した成果のまとめとして、最初に作った作品をリメイクする事で、形にしようと思いました。旧作をお楽しみいただいた方も不満を抱かれた方も楽しめる内容にしておりますので、ぜひお時間のある時に手にとっていただけると嬉しいです。

【ゲームのプレイ動画・実況・生配信について】
作者への連絡・許可は一切必要ありません。
下記の条件を遵守のうえ、自由に行ってくださってOKです。
※プレイ映像の無いBGMのみの動画や配信は禁止します。
※権利侵害および誹謗中傷を目的とした配信につきましてはご遠慮ください。
※その他ご不明な点等がございましたら、下記連絡先までお問い合わせください。

【連絡先】
公式Twitter https://twitter.com/rahaandsary
※すべてのメッセージにご返信させて頂く保証は出来ませんのでご了承くださいませ。

更新履歴

2022/02/21 ver1.72
●ドキュメントを更新しました。

[RiSE -囚われ少女の魔法譚-]の詳細

頒布形態
フリーウェア
カテゴリ
ロールプレイングゲーム
年齢制限
全年齢
対応OS
Windows 7 8 10Macブラウザ上で動作
DL回数
制作者
kotonoha*
制作サイト
言葉の書庫
本体サイズ
189MB
Version
1.7b
最終更新日
2022年2月21日
お気に入り
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RiSE -囚われ少女の魔法譚-のコメント一覧 (コメント数25)

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    魔竜の竜玉を持って飛んでも何も起きません。

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    プレイありがとうございます。
    アイテム入手後、出現位置はX座標とY座標がランダムで割り振られ、そのX、Yどちらかのラインに触れることで出現します。(以後、戦闘終了後に別の座標が割り振られます)
    例えばマップ左上の方に座標が割り当てられている時、右下の方でぐるぐる回る等ではまったく出現しないので、世界の隅々まで飛び回ってみてください。

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    いろんな技が覚えられたりして、リメイク前より楽しいゲームですが、
    敵から逃げたいときに「逃げる」が選択できないのが残念です。

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    ジャックのコマンドの一番下に「逃げる」コマンドありますよ。ボス戦以外は逃走できるはずです。

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    主人公のコマンドの一番下まで確認しましたら、
    「逃げる」がありました。
    ご返信ありがとうございました。

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    「流石、あのラハシリーズをお作りになった方の作品だな」と実感します。

    現在、2週目プレイ中ですが、スタンプやリストがまだ埋まらないので、色々と検索しながら楽しませて頂いております。

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    最初から最後まで、とても楽しめる作品でした。

    行った先々の町の人々と関わり、1つ1つ問題を解決して行くという
    王道のRPGとしてのストーリーが丁寧に紡がれていました。
    確かに王道ではありますが、「幸せ」や「癒し」と言ったこのゲームのテーマと言える部分が
    それらのストーリーに沿って、終盤に掛けて上手く昇華出来ていたと思いました。

    一部、重いストーリーを含んでいる部分もありますが、
    個性的なキャラクターのクスッと笑える様な掛け合いなどもあり、
    そこまで暗くなる事なく、楽しむ事が出来ました。
    特に、リセの数々の天然のセリフ、
    あと、一見、ただの頭のおかしい人に見えるラヴァンのセリフなど。

    戦闘は考えて行う必要があり、難易度もそこそこだったので、やり応えがあり、面白かったです。
    ハントやキラー系の技は、とても面白い試みだと思いました。
    また、リセの戦闘での立ち位置は、「ラハと理の魔法生」のシエスタの位置を思い出しました。

    ラハシリーズ3作品の後でのプレイでしたが、どこかで見た事がある様な気がする
    顔や名前、単語などが出て来て(モブキャラや雑魚キャラも含めて)、
    こういった面でも、とても楽しめました。

    最後に、この様な作品を作って頂き、ありがとうございました。

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    同作者の「ラハと百年魔法石」という作品に登場する魔法医リセが、魔女の出てこない悲しいシンデレラの絵本に悲しみ、彼女自身がそのシンデレラとなって幸せにしてあげる、という設定。
    魔法の無いRiSEの世界線において、ラハシリーズの魔法界から来たリセは唯一の魔法使いという存在。その彼女が魔法を使い人々を癒し、やがては世界を救う、面白い切り口の作品でした。

    公式サイトのanother RiSEによると、実はジャックは魔法界リセの・・・で、オルソが幼馴染というのが良かったです。

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    楽しく最後までプレイさせてもらえました。
    ストーリーの本筋は王道的ですが、あまりにいい人過ぎて(まぁそういうキャラクターを描いてるので当然なんですが)なんだかむずがゆさを感じてしまいます。汚れた心で疑うのではなく、結果よかった!最高!細かいところやご都合主義は極力は気にしない、というのが一番幸せな見方かと思います。各所で起こるイベントは分かりよいもので、ほどよい達成感を感じながらストーリーを進めることができました。
    難易度は良いさじ加減で、各所にいる強敵を倒すにはちょっとレベル上げや工夫が必要な感じ(ノーマル)であり、程よい手ごたえを感じました。
    ただ、レベル上げに頼るということは、やれることが少なかった、という意味でもあります。途中まではアタッカー、ヒーラー、デバフ役がほぼ固定なので、戦術もほとんど同じ感じになってしまいました。終盤は、ボス関係の経験値がとても多く、経験値を2倍にする薬を使うことで、あっという間に桁違いに強くなっている現象が気になりました。またバトルバーでのオート戦闘は見ていてストレスフルなのでバランス崩壊技・アイテムの使用不可で操作できる戦闘くらいにしてほしかったです。
    難易度:ドラマ を用意しているくらいなので、ストーリーメイン、戦闘はまぁ人によって好みで、という形なのかもしれませんが、もう少し工夫や丁寧さがあってほしかったかもしれません。

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    16時間半程でクリア、平均Lv60前後

    シンデレラはシンデレラでも「本当は怖いグリム童話」の方のシンデレラがモチーフと思われる。だから間違ってもお子様向けでは無い。世の奥様方、子供にプレイさせる時は要注意だ。残虐なシーンも度々あって、生々しいから。

    正直、あの素晴らしきラハシリーズ三部作の作者氏にしてはシナリオが大変お粗末で、三流の域であると言わざるを得ない。相棒と離れた主人公ジャックはひたすらヒロインの事ばっかり考えてて、そこにかっこ良さは微塵も無い。リセもリセで強いわけでも無く、かと言って守られるわけでも無い、何だかふわふわしっ放し。主要キャラに芯も骨もまるで通っていない、こんにゃくみたい。ラハシリーズになら金はいくら払ってもいいけど、お世辞にもこのRiSEに金は払うつもりは無い。

    ただ、文章の上手さ読みやすさ、伏線の張り方、プレイヤーを驚かせる仕掛けや演出にかけては、さすがにこの作者氏は巧い。プレイヤー心理をよく分かってる。
    だからフリゲとしてならこの程度のシナリオでも充分楽しめるんだよね。昨今のスマホ向けRPGの陳腐なシナリオよりは1000倍プロ感を感じるし、製作の時にシナリオをチェックする人間がついてさえいれば、商用目指せるぐらいのレベルではあると感じた。

    細かい所さえ気にならなければ普通に王道のRPGとして楽しめる類のゲーム。だからこれは純粋な心を持ったプレイヤー向き。邪推するプレイヤーには不向きってだけ。
    個人的にはあの「ラハと理の魔法生」と「ラハと百年魔法石」を超えて欲しかったなあ。あれは後生に残る素晴らしいゲームだったから。作者氏最後の作という事で、お疲れ様の意味を込めてこの評価。

    君を待つファンはきっと多いはず。アンチの言う事などは無視して、堂々と復活してもらいたい。帰って来い蒼木ことり!

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    ここ最近、ゲーム業界では濃厚なストーリーのオーソドックスなRPGの存在感が薄くなってきていて、経営シミュレーションやカードゲーム、ガチャゲーム、クイズゲームにパズルゲームが流行している。また、ストーリーよりもアイテム集めを重視したゲームが多くなっている印象がある。ゲームの多様化という意味では喜ぶべきことだが、私自身の選好をいうと、このゲームのような、オーソドックスでストーリーを重視したものが大好きである。

    ここ最近、流行のゲームにちょっと手を出してみてはすぐ飽きることを繰り返していたが、このゲームには久々にのめりこんだ。完全クリアするまで丸二日間、寝てる時とご飯を食べているとき以外はぶっ続けで遊んだ。仕事で締め切りが迫っていても、ここまでの集中力を発揮することはない。こんな感覚はものすごく久々だった。思えば、ここまでののめりこみ具合を発揮できる対象は、私にはゲーム、それもストーリー性のあるRPGしかないと思う。

    リメイク前の作品があるらしいが、私はやったことがない。知らなくても十分楽しめる。こんなに楽しめるゲームを無料でできるようになるなんて、本当にいい時代になった。

    少し気分が沈んでいた日常に一服の清涼剤をくれた作者に深い感謝の念をささげたい。
    ゲームのエンディングにあるメッセージのおかげで、前向きに生きようという気になれた。

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    なんか重い
    カクカクするし止まったりする

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    ご迷惑おかけ致しまして申し訳ありません。
    改善可能かどうかは分かりませんが、当方よりツクールの開発会社様にご連絡いたしますので、ご利用のPCのスペック、OS、メモリ容量など分かる範囲でご報告いただければ幸いです。

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    OSはWin7
    メモリは4.00G(RAM)
    です
    一応クレームとか面白くないとか、そういう意味で書き込みはしてないからね

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    ありがとうございます。
    自分はこのゲームの直接の作者では無いのですが、
    代わりにお返事させて頂きます。

    ツクールMV作品はスペックを満たしていても環境により重い事がある様です。
    この作品においてはBGMや画像などは既に軽量化されているため、ツール本体の問題である事が考えられます。
    コアスクリプトと呼ばれるツクールMV本体の改良が現在行われている様で、そのバージョンアップが行われれば、もしかすると少しは軽くなるかも知れません。その公開時期などについては不明ですが、今後も軽量化やバージョンアップを加える様、要請しておきますので、ご迷惑おかけいたしますがその旨宜しくお願い申し上げます。

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    当方RAM4GB Win10
    カクカク無し、遅延無し、至って軽いです

    この作者さんのゲームはかなり軽量化を頑張られている様ですので、それでも重い様なら多分ツクールMVのコアそのものの負荷の問題なんじゃないかと
    あれCorei7クラス無いと鈍いですから

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    タイトル画面だけで、もうこれは良作だとはっきり分かんだね。
    期待通り楽しめましたよ。厳しめだった前作のバランスも見直され、最初から最後までストレスのかからない作りになっていてGood。

    ただ、好き嫌いは分かれそうなストーリーだと思う。
    リセへの虐待描写はリメイク前から数倍酷くなっていて、それでも家族を愛すと言い張る彼女の気持ちを応援できるかどうか。まるでDVされても夫から離れられずにいる嫁を見ている様な、生々しさを感じる。そういうのに不快感を感じる人は、おすすめしない。

    まあ描写といっても血や一枚絵が出て来る訳じゃ無くあくまで台詞上の事だけで、結局リセが「力」で完璧に治してしまうので、生々しさは感じても痛々しさはそれほど感じないんですけど。

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    またまた娘と一緒にプレイさせて頂きました。
    レベル上げが楽しくて最大まで上げてしまいましたので、プレイ時間は24時間は軽く超えているかも・・?? 作者さんのゲームがこんなにも長く遊べて嬉しかったです。

    ネタバレます。

    このゲームの作者・蒼木ことりさんの描くシナリオは全てハッピーエンドで完結する様に徹底していて、その読了感がいつも好きです。
    以前Twitterで「動物を殺すお話が嫌い」と仰っていて、私もハムスターを飼い始めたものですからそれには同感で、そういう考えの方が作者さんなら、私も安心してプレイ出来るという物です。

    True Endでは亡くなった人が何と全員蘇生!
    すごくすごく良いじゃないですか!
    いやいやこんなん都合良すぎるわ~~なんて意見もあるかも知れませんが、人が殺されても「仕方無かった」で済まされる様な、死を蔑ろにする作品が多い中、とても優しさの詰まった、作者さんらしい素敵な結末だったと思います。

    どの登場人物も一人一人丁寧に描かれていて、その中でもリセの聖母の様な優しさに、とても心を打たれました。
    十年間、屋敷の地下で囚われていたリセの心を支えたのは、ミュラという気遣いの出来る姉の存在と、リセを生かしておく事を選択した母親ダニエラに隠された「本当の優しさ」。
    この物語のキャラクターも、我々プレイヤーも、全ての人が「母親と姉はクズ過ぎるな!」と吐き捨てたくなる中で、たった一人リセだけがこの三人を愛しているんですよ。彼女らへの愛を貫き通したリセの姿勢は、愛おしくなります。
    これぞ完璧なヒロイン像だと思います。

    印象的だったシーンの中に、Scene.08の「囚われ少女の魔法譚」で、七歳のリセを虐待するダニエラの姿を見て、現代のリセが心を痛めるという場面がありました。
    自身がどれほど虐待されても平気だったのに、初めてその光景を第三者の視点で見てショックを受けるシーン。世界中の人々を幸せにしたい彼女にとって、当時七歳のリセが本当に幸せなのかどうか、疑問と不安を感じたのでしょう。
    もしこの時代に王子様と会っていれば、また違った幸せがあったのかも知れない。そのifがScene.08のシナリオで描かれていて、お見事でした。
    ちなみにこのSceneだけは自動イベントになってもコスチュームのままで居られるという作者さんの粋な演出があるので、是非魔女コスチュームで楽しみましょう♪(≧∀≦ )

    剣術の国と機械の国。私は夢があって良いと思いましたよ。
    ファンタジーに正解なんてありません。SF要素がどの様にミックスされていても、本当の魔法を使えるのはあくまでリセという少女ただ一人だけ。そのルールの上に成り立っている物語だと思いますので、構築された世界観に一切のぶれは無いと感じました。

    ちなみにロボ好きな娘はインペリオン戦が一番良かったと申していました♪

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    リメイク前より良かった
    リセ可愛い

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    公式の攻略を見ながら、何とかトゥルーエンド。
    クリア時間は18時間ほど。途中どうすればトゥルーに行けるのかと町の人全員に話しかけるとか、塔の探索なんかを繰り返していたので3時間ほど長め。

    ・シナリオ 3点(4に近い3)
    魔女裁判のシーンはかなり良かった。10年前ダニエラが自分を殺さなかった事を思い出したリセは、母は本当は優しい人である事を話す。リセが家族を愛している流れは序盤から常に一貫しているが、その理由が初めてここで語られる。
    たとえ自分が処刑されたとしても、母の人格を守ろうとするリセ。そして娘の気持ちを分かろうとしない母を怒鳴りつける父。記憶が無いのに知らず知らずのうちに娘を守る彼の姿に、大きな愛が感じられる。このシーンでのリセ・ダニエラ・ルバンシュの立ち位置は非常に秀逸だと思った。
    トゥルーエンドでは死者を蘇えらせる事が出来る様になったリセによる新しい旅が展開される。「ハッピーエンドにしたい」と作中で願ったリセの望み通りの結末。誰か一人でも死んでいては確かにハッピーエンドにはならないので、全員生存エンドはこの作品では究極の終演だろう。

    逆に、良くなかった点。
    個人的に、剣や弓などを持つ人々が魔物と戦う様な世界が舞台なら、機械は絶対登場させて欲しくなかったというのが本音。近年のFFなんかではごく当たり前の流れになってるけど、ファンタジーに機械は要らない。あったとしても蒸気機関程度にとどめておくべきで、リアル世界にも無い未来の機械が一般に蔓延しているのは、中世にしたいのか現代にしたいのか未来にしたいのか、世界観がぐちゃぐちゃ。
    第一、OPでシンデレラの様な中世の世界の雰囲気を醸し出しておきながら、いきなり地下でロボットと戦闘させられるのはどうしても違和感が大きい。
    リセの記憶を蘇らせる手段にしてもそう。移動機能にしてもそう。魔法にまつわるアイテムを使うなら良いが、機械の力で全部強引に解決っていうのはさすがにどうかと・・。


    ・グラフィック 4点
    おそらくRPGツクール素材のグラフィックを多めに使っているので新鮮味は無いが、タイトル画面は美しく、頑張りが感じられる。クリア後にタイトルバックが変わるのも憎い演出。立ち絵が無いのは残念だが、顔グラフィックの表情は沢山用意されていて、シーンに合った顔が表示される様になっている。コスチューム機能は面白い。イベントシーンになると元々の服装に戻ってしまうが、リセが帽子をかぶった普段着コスチュームが可愛い。

    ・サウンド 4点
    グラフィックと違い、有料素材やアーティストの書き下ろし?なども収録されていて、豪華。BGMのボリュームが統一されていない点は少し気になったが、場面場面に合った音楽が使われていて、引っかかりは無い。回想シーンのBGMや、Scene8「囚われ少女の魔法譚」のフィールドで流れる音楽は鳥肌。

    ・システム 4点
    画期的なシステムが盛り込まれているかといえば特にそんな事は無く、かと言ってツクールのデフォルト戦闘そのまんまかと言われればそうでも無い。
    ツクールMVの作品を他に何作かプレイしたが、その中では丁寧さと創意工夫を感じられる作品だとは思った。特に、キャラの動きの激しいサイドビューバトルなのに、テンポの良さは抜群に良い。操作に一切の複雑性は無く、イージーモード・ドラマモードという、楽にストーリーを進めるモードもあるため、プレイアビリティに優れた作品だと思う。
    ただ、TRUE ENDへの行き方が分かりづらいので、もう少しヒントは与えても良かったのではないか。

    総評は4点。
    最近ずっとランキング1位になってるけど、ストーリーメインのRPGが常に上位をキープし続けるのは珍しい例だと思う。もちろんプレイしてみたら思ったより楽しめたし、シナリオをもう少し練ってグラフィックを頑張れば、さらに上を狙える力はあると思う。
    というかあの「ラハと魔法~」の作者なのね。失礼ながら名前を知らなかったし、タイトルキャラのタッチもまるで違ったから分からなかったけど、家政婦のミランダと、リセの顔と名前が出て来た時はまだぼんやりしてて、かなり後にフーバルトとシエスタが登場してやっと気付いた・・wあのゲームの時も確かレビュー書いたと思うけど、あれもなかなか良かったよ。

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    追加シナリオまで終了。
    凄い、このシナリオ。

    あえて言うなら魔女が人を幸せにすることに終着点が置かれているせいで、ジャックとリセが恋愛に発展しないのは何とも残念。まあ安易な恋愛物にしない分、質のいいゲームとも言えるけど、会話や選択次第でそういう終わり方があっても面白かったかも。

    リセの心境変化は非常に上手く描けていたと思う。
    家族の幸せ第一主義だったリセが、ジャックのカシェへの思いを聞いてから人の幸せを願う様になり、それを壊したフラバーを叩いてしまう。でもリセ自身もすぐに後悔する。そうした事で結局誰が幸せになるわけでも無い。ただの暴力。姉と同じ事をした事への後悔も混じっていたのかも知れない。

    終盤の、母親と姉の、リセに対する償いは充分だろう。
    暴力の報復を暴力で償わせるのはリセが傷つくし、突然いい人になられても気持ち悪いしね。ベラなんかは「らしい」。
    サラは、馬鹿に見えてちゃんとリセの事を考えていた。さすが腐っても長女。リセの父親になってくれとルバンシュに頼んでいた。true endの舞台裏で、もう一つのシンデレラ劇が行われていたとは(笑)

    ストーリーは見応えがあって最高だったけど、それメインなら戦闘は緩めで良かったかなと思う。true見るために13のボス討伐は、ストーリーだけ追いたいドラマモードにおいても割とキツめ。

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    昨日徹夜でトゥルーエンディングクリア。
    徹夜したかいがありました。

    途中結構退屈で、特に踊り子絡みの話はつまらなかったんですが、中盤で大きく展開が動き出してからは見応えあって、リセの台詞には涙が出そうになりました。
    中盤まではほぼ一本道のストーリーメインですが、終盤はシナリオ分岐があって、マルチエンディング。バトルも沢山ありました。

    何と言ってもバトルバーが楽しい!
    オートで戦う闘技場みたいなものですが、敵のステータスがどんどん上がっていって、味方には時々有利な効果がついたりして、チップを獲得して景品と交換する、運要素満載ですけど装備や覚える特技で割と左右されます。

    主人公の名前が変えられますので、好きに名前をつけてヒロインに癒してもらって下さい(笑)

    (!)先の人が書かれてますが、絵の描写は無いけど痛々しいセリフが何ヶ所か出てきますので、苦手な人は注意。

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    「ナイトオブシンデレラ」のリメイクということで大筋の展開は同じですが、描き方が大きく変わっている部分があります。
    前作ではタイトル通りシンデレラとナイトの絆が重点的に描かれていましたが、本作では家族との絆が重点的に描かれているように思いました。
    前作をプレイした方も、というより前作をプレイしていると一層楽しめると思います。

    ただ、継母や三姉妹からの虐待描写がかなり痛々しいので、そういうものが苦手な方には少し辛いかもしれません。
    (「指をハンマーで潰してやった」等、文字だけの表現なのですが本当に心を抉られるような気持ちになりました。何故ここまでされて家族を愛せるんだろうかと・・・)


    自分はノーマルでプレイしましたが、非常に手応えのある難易度でした。
    序盤こそ簡単ですが3つ目の町あたりからはかなり本気で挑まないと全滅の嵐です。しかしその分達成感もとても大きいです。
    アクセサリーの種類が豊富で、2つまで装備することが出来るので、誰にどれを持たせるか試行錯誤して強敵を倒すのが楽しかったです。
    やり込み要素も多いです。


    音楽に関しては、選曲自体は悪くないのですが、一部で音量が大きすぎたり少し小さかったりとバランスの悪い部分が気になったので、低めの点数にさせて頂きました。

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    率直に言うと、この作者氏のラハシリーズよりはるかに面白いと思った。

    今回はちゃんとRPGしてる。
    旅先で出会った仲間と世界中の大陸を巡って冒険してる。
    可愛くて優しくて守ってあげたくなる様なヒロインと出会って、
    一緒に世界へ旅に出る楽しさ。
    レベルアップで新しいスキルを覚える喜び。

    この作者氏の作品でこういうRPGらしいRPGは正直このゲームしか無い。

    いかにも女性作者さんらしいシナリオだけど
    ありがちな王道じゃなくてしっかりとしたオリジナリティーが感じられる。

    それに今回、ものすごく丁寧に作ってある。
    レベルアップの時にファンファーレが鳴ったり、
    特技で攻撃したらそれが敵の弱点かどうかを教えてくれたり、
    全滅してもその場ですぐ再挑戦できたり、
    ラハには無かった細かい気配りがいっぱいされてて素晴らしい。

    冒険スタンプというコンプ要素あり。
    強くてニューゲームも出来るから最低二周はリピートしたくなる一作。

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シナリオの深さ。飽きずに長く遊べるようになっている工夫など。

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ゲーム画面の画質。演出の綺麗さ、キャラクター面の見栄えなどで判断。

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ゲームイメージにマッチしているか。ボイスありの場合はセリフが棒読みでないか。

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操作性やストレスなく遊べるか。レベルの高い技術を取り入れた作品かどうか。

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独創性があるか。斬新な演出や新たなジャンルの開拓など。

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熱中したか、ハマれるかどうかなどゲームとしての魅力。

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