【ジャンル】
ノンフィールドRPG
【あらすじ】
汗が目に沁みたときに、今年も夏が来たのだと感じる。
澄み渡る青空と、赤い自転車。自由帳をカゴに放り投げて、荷台に幼馴染の彼女を乗せた。
ペダルを漕げば、どこまでも行ける気がした。
大嫌いなソーダを飲んで、子供なりに大人ぶった。
それが幸せだったということは、ちゃんと分かっていた。
あの頃には戻れないということも、とっくに分かっていた。
【第15回ウディコン参加作品】
・総合6位
・物語性2位
・遊びやすさ5位
【実況・配信について】
ゲームプレイ配信はご自由に。
動画への映像使用(3分以内)はご自由に。
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タイトル
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ヒロイン
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テキストパート1(2週目以降スキップ可能)
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テキストパート2
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戦闘パート
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ランキング
ゲームポイント
・1周30分前後
・完全マウス操作(ランキングの名前入力を除く)
・耐久力があり、取捨選択が求められる武器
・課される条件を満たせば、追加報酬が貰える戦闘
・ゲームオーバー無し。必ずクリアできます
・オンラインランキング実装済み
更新履歴
[ver.1.01]一部持ち物の表記を変更しました。
[ver.1.02]移動中のフレーバーテキストを追加しました。
[ver.1.03]「かつて最強だった武器」を追加しました。
[零落と紺碧の海神]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
8 10
- DL回数
- 制作者
- 冒険者@シロヰ
- 本体サイズ
- 49.2MB
- Version
- 1.03
- 最終更新日
- 2023年7月30日
- お気に入り
- 票3票
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ストーリーは王道でよくある話だが、情緒がある独特な文章が魅力的で、つい最後まで遊んでしまった。
システムも大きな不満はない。
シンプルなルールとランダム性が楽しいリソース管理型のノンフィールドRPG。
1プレイも短くゲームオーバーも無いので気軽にプレイ出来る。
そんなコンパクトなゲームだが、売りのメインは恐らくシナリオ。
ノスタルジックでちょっと切ない夏の物語は一つの短編小説のようでした。
ただテキストは好みが分かれるかも。
私個人としては、ゲーム部分は楽しめました。
シナリオはオチが読めたのと主人公の描写不足が気になりこの評価に。
遊ぼうと思った理由は、
説明見て、操作が簡単なのかなと思った事と、
プレイ時間が短いのと、ゲームオーバーが無いというのを見てからです。
物語は、スラスラと読めた方だと思います。
読んでいて苦痛になるとかそういうのはあまり感じませんでした。
ただ、描写が自分的には少しきつかった部分もあったけど、そういう物語なのだと理解して評価しました。
アイテム入手はランダムで、たまにポイント使って手に入れたり、敵を指示通りに倒しての報酬とか・・・でも結局はランダム。
これらをどうやって使って、なるべくHP0にならないように進めるか・・・
それを考えながら遊ぶのが面白かった。
あと、1周目のラスボスで気づきましたが、右クリックでアイテムを使う事も出来るとは・・・
これはこれで面白かったし、状況によって使い分けたりできるのが良かった。
ラスボスの曲も良かったです…世界観とか状況とか心情とかに見事にマッチしていて。
背景やグラフィックやラスボスの名前とかにも合っていると思い、何か凄く感動?しました。
中ボスが出た時はびっくりしたが、1周目はあと少しで倒せそうなところまで行って負けたので悔しいので2周目をプレイして倒した。だがまだまだ気になるのでもう一回もう一回と、気がつくと4回遊んでいた。
スコアは、843点と12638点と7205点と7016点・・・
ランキングなんて自分には無縁だったようだ・・・
でも、何とかして少しでもスコア伸ばそうといろいろ試行錯誤するのは凄く面白かった。
主人公と彼女が何だったのか分かってから、成程、そうだったのか・・・と思った。
最後、主人公が自由帳を・・・というシーン、あれが自分だったら主人公と同じ事はしない。
そして、
『彼女の事も彼女との思い出も、自分ならきっと忘れない。
それは未練ではなく、敬意かも知れない。
今まで自分を支え続けてくれた彼女への・・・』と、そう、思いました。
久しぶりに、「他の事に当てようと思って生活の中で工夫していて作った時間」を、
一つのゲーム作品に本気で使おうと思ったのは・・・
上手く表現できませんが、この作品に出会って本当に良かったです。
心に響く素敵な作品を有難う御座いました。
貴重なレビューをありがとうございます。
今後も精進して参ります。