■あらすじ
空と海風の下、この道を歩く。
夏休み。大学生「ライカ」は、とある辺境の地でバイトに勤しむこととなる。
そこに聳える建物の名は“光の家”。
その主たる天才博士「ソラ」のワガママに振り回されながらも、
ライカは新鮮で活気ある田舎生活に馴染んでいくのだが―――
一夏の物語と、もう一夏の物語。
2つの境が朧になるとき、1つの奇跡が舞い降りる。
郷愁と再起のサイバーパンク・スローライフ・RPG。
★推奨midi環境:「VirtualMIDISynth」「SGM-V2.01」
デフォルトの音源ですと、一部楽曲がチープに聴こえます。
多少お手数でも、上記環境でのプレイを強く推奨します。
★本作は別サイトにて2020年に公開した作品となります。
タイトル画面
未来の世界で、片田舎の屋敷「光の家」が主な舞台です。
独自戦闘システム。タイミングを合わせて敵の攻撃をガードできます。
サイバーパンクでノスタルジーな自作ドットマップに拘りました。
癖の強いアンドロイド達が田舎生活を活気づけてくれます。
ダンジョンはシンボルエンカウント方式です。
基本的に一本道のストーリーですが、エンディング分岐があります。
ストーリーが進むにつれ、過去と現在が交錯していきます
ストーリーの途中でちょっとしたミニゲームも。
自分の心の在り様を問う、前作と共通の主題です。
ゲームポイント
・プレイ時間:約6~10時間が目安になります。
・ストーリーはほぼ一本道です。寄り道の仕方によってエンディングが2つに分岐します。
最も注目してほしい点、力を入れた点
・前向きな成長を描いたストーリーと、キャラクターの魅力の表現に注力しました。
・マップチップ含め、ほぼ全てのグラフィックを自作し、世界観の表現に拘りました。
・「Qualia-盲唖の歌姫」で作成した自作戦闘システムを更に工夫し、進化させています。
・音楽提供者「ぬまたろう」の素晴らしい音楽が作品を彩ります。是非midi環境を整えてお楽しみください。
更新履歴
2023/3/18 新規公開
※別サイトにて公開・アプデしていたため、本サイトでは「ver1.05」が初出となります。
[Qualia Next-道を照らして-]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 7 8 10 11
- DL回数
- 制作者
- すぎやん
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 45.9MB
- Version
- 1.05
- 最終更新日
- 2023年3月18日
- お気に入り
- 票1票
このゲームは投げ銭(寄付)を歓迎しています
投げ銭(寄付)は直接制作者に送付されます。
投げ銭したい方は以下のボタンをクリックした先のページよりおこなってください。
Bルートクリアしましたおもしろかったです!
ライカちゃんかわいいです 前作からのホタルちゃん元気そうでうれしい
ゲーム下手なので正直てろてろでもゲームオーバーになりまくりました 目押しむずかしい
BGMは影と潮風が好きです
この度はレビュー頂きありがとうございます!
楽しんで頂けたようで幸いでございます。目押しの難易度については、最新作の「風の前日譚」含めて様々ご指摘いただいておりまして、高めに設定したことを若干後悔しております。それでも最後までプレイ頂けたこと、心より感謝申し上げます。
重ね重ね、この度はありがとうございました!
ド田舎(サイバーパンク基準でも現実の現代基準でも)で生活しながら一夏の冒険をするRPG。中編程度でほど良い長さと遊びごたえです。
タイトルに「Next」とありますが、前作から継続したお話というよりは作品テーマやシステムをより煮詰めたまた別のお話…という形での続編でしょう。
この作者さんのゲーム群は独自の世界観を共有しているようで、過去作からの要素やキャラクターを持ち込むこともよく行っているようですが、今作はそれがより顕著なように思えます。
過去作の情報が無くとも「なんか昔そういうなんかがあった」で流せる範囲とは思いますが、その辺が気になる方はご注意を。
ゲームの舞台は辺境のとある施設とその周辺とあまり広くない行動範囲ですが、急激に様変わりしたり隠された箇所が開示されたり等、飽きることなくマップを回ることができました。
野外マップや「空」のビジュアルも多く、「舞台の外の世界」との関わりも頻繁にあるためか、一所に押し込まれる閉塞感や不自由感はあまり感じず、作風もあってむしろ開放的に感じました。
グラフィックはかなり昔のツクール製のため荒っぽさは否めませんが、未来的なオブジェクトやトンチキ日本風な置物、幾何学的かつ有機的な不思議な戦闘エフェクト等々、よく作りこまれていますね。
キャラクターの表情差分も多めで、特に主人公はコロコロと表情をよく変えるため見ていて楽しいものでした。なんかやけに男前な表情したりするし。
戦闘システムはいわゆる経験値が無く、ストーリー進行に依ってキャラクターが強化されるタイプ。加えて「目押し」による防御が特徴的です。
本作の目押しは敵の攻撃の完全無力化と効果が高く、成功するか否かで大きな違いがあります。
とはいえ目押しが苦手な自分でも高難易度モードをなんとかクリアできましたし、強力なアイテムや難易度変更機能も用意されているのであまり気にする必要も無いかもしれません。
RPG的な戦闘以外にも釣りやスイカ割りといったミニゲームも用意されていますが…自分は「一回やればまあいっかなー」というのが感想でしたね。
まあ「何度でもやりたくなる魅力的なスイカ割りってなんだよ」と言われたらそれまでですが…
ストーリーはのんびりスローライフに加えて冒険やホラー、過去の謎や未知の存在等々ごった煮というか盛沢山の内容。とはいえ決して雑多になることなくひとつところに収める手腕は流石と感じました。
演出面でも各所で現れる不穏なノイズや現(うつつ)と幻の偏移、印象的な台詞回し、なんでもないモブにも個性とかわいげを感じるちょっとしたひと台詞等々、終始ワクワクさせられましたね。
この作者さんのゲームのBGMはオリジナルの曲も多く使用されておりゲームプレイを盛り上げてくれます。
他の作品と比較すると本作の楽曲はアレンジやバリエーションが多いような印象。相対するようなシチュエーションで別バリエーションBGMを流す等、使い方も面白いですね。
作風でも世界観でもビジュアルでも色々と癖はありますが、個性と信念とけれん味と熱が詰まったような魅力的なゲーム。自分基準では「名作」ですね。
悲しみややるせなさもありましたが最後には楽しかったと笑顔で言える。心を揺さぶる素敵な体験をさせてもらいました。
自分のお気に入りのルートはA、お気に入りのエンディングはB。好きな楽曲は「影と潮風」「道を照らして」「September 9th」。
キャラクターは皆魅力的ですが…一番のお気に入りは何といっても「ライカ」ですね!
この度は拙作をプレイ頂き、ありがとうございます!
「名作」との評価を頂き、大変光栄に存じます。当方の趣味を盛り込んだ故、制作中はうまく纏め切れるか不安もありましたが、雑多にならずひとつところに収まっているとの感想賜り、ほっと胸を撫で下ろしております。
一方で、本作の粗とも言える部分にも言及頂き、大変参考になりました。中でも、過去作とむやみに絡めたがる悪癖は改め、作品単体で完結する意識を心掛けて参ります。
改めて、この度はプレイ・レビューの程、ありがとうございました。
2023年7月18日のレビューをした者です。冗長でとっちらかったレビューに対して丁寧な返信、ありがとうございます。
少々気になった点があるのと、自分が書き忘れてしまったことがあるので、こちらからも返信をしますね。
過去作とのむやみな絡み・つながりを作ることを「悪癖」と捉えているのかも知れませんが。
それらがゲーム体験にもたらす恩恵だって、確かにあるハズです。少なくとも自分は嬉しかったし楽しかったですね!
改めて。忘れられない体験をありがとうございました!
難易度てろてろ(easy)にてクリアー
ストーリーはサイバーパンクの世界観に序盤の日本ホラーから始まり
畑の雑草抜いたり釣りしたりスイカ割ったりとしながらも
物語の回収と主人公の成長の結実へ向かって進んでいきます。
これだけ書くと詰め込み過ぎな感はありますが、
女子大生のひと夏の体験記としてまったりと楽しむのが良いかと思います。
プレイ終わりは一本の良い映画を見たような達成感がありました。
ホラー要素は主人公が逞しく成長してプレイ側も何故か怖くなくなるという不思議な体験でしたw
作者さんのドット絵の書き込みも素晴らしいですが、
サウンドを担当した方も前作に続きストーリーを盛り上げる良い味出てました。
サイバーパンクに関しては似たような世界観は他作品でもありますが、
過去作も含めて背景など丁寧に作成しており、完成度の高いオリジナリティだったと思います。
個人的に勝手にではありますが、この世界観でまた新たな物語が始まる事を期待しております。
この度は拙作をプレイ頂き、ありがとうございます!
高い評価を頂き、大変嬉しく存じます。過去作も通してプレイして頂いたようで、制作者冥利に尽きる思いです。
本作はまさに日本的ホラー・ノスタルジーな雰囲気と、サイバーパンクの世界観を念頭に、一本の映画になるような意識で制作した作品となります。プレイ後に良い余韻を感じていただけたようで何よりでした。現在次回作を鋭意制作中ですので、半端な作品にならぬよう一層気を引き締めて参ります。
改めて、この度はプレイ・レビューの程、ありがとうございました。