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コメント数は7回です
『きらきら星の道しるべ』へのコメント(2017年7月22日 11:48)
『サマー・ロビン・ガール』へのコメント(2017年7月18日 20:43)
心に染み入るノベルでした。
短編の為多くを語るとネタバレになってしまいますが、
各々が胸に秘めているリアルな心模様が小気味良いテンポで表現されていて、
ゲームを終える頃には切なさと小さな救いに心が動かされました。
少し戸惑ったのは現在と10年前の場面の切り替わりがやや分かりづらい、ということでしょうか。
(背景や陽和の姿が現在、10年前で変化しない為。勿論、陽和の姿が変わらないのには理由があるのですが…)
全体を見ると、冗長な部分がなく必要な部分ですっきりと構成されており、とても読みやすい
ノベルであると思います。初夏の記憶に残るノベルをありがとうございました。
『ツギハギパズルス』へのコメント(2017年3月23日 19:47)
はやお様、ツギハギパズルスのプレイ、ありがとうございます。
気に入っていただけたようで、こちらもとても嬉しいです。
せっかく気にかけていただいたのに申し訳ないのですが…
原作となった漫画、小説につきましては、残念ながらネット上での公開等は行っておりません。
原作は全て、作者同士身内で見せ合って楽しんでいたものか、
製本して同人誌として配布していたものです。
また、どれも作者陣にとって相当昔の作品に当たるため、
皆恥ずかしがって原作の公開の許可は得られておりません(かく言う私もその一人です)。
本当に申し訳ありません!
創作活動自体は根気よく続けていくつもりですので、
今後また何かの作品でお会いすることもあるかもしれません。
改善点の指摘もありがたく頂戴いたします。
重ねて、ありがとうございました。
『キリンの国』へのコメント(2016年10月29日 21:48)
清濁含め美しく、素晴らしいノベルでした。
冒険をするという少年時代のワクワク感を思い出す出だしから、
やがてたどり着く天狗の国。その世界観に、気がつけばもう
『主人公達と共にもっとこの国が見たい!』という想いに囚われていました。
この表現力はお見事です。
そして、ただ美しいものを並べるだけでなく、自身の弱さと戦う姿やどろどろとした背景、
ひと夏の出逢いの末に語られる暗い本音など、濁った部分も非常に秀逸なテンポ、タイミングで
魅力的に描ききられており、心が揺さぶられました。
この作品には、前時代的な情緒と、冒険心と、切ない恋と、友情と、権力という現実と、
立ちはだかる壁と、命のやり取りと、別れと…あらゆるものが詰まっています。
その躍動感から、読み進めている間、ずっと『生』を感じ続けていました。
これがこの作品の魅力の正体ではないかと、個人的には考えています。
読み終えるころには、このゲームそのものを終えなければいけないという寂しさが残りました。
この作品にはそれだけのパワーがあります。人に勧めたい一作です。
夏の思い出をありがとうございました。
『Maschera -the Incidents-』へのコメント(2016年10月24日 23:38)
第二章&サイドストーリーまでプレイさせていただきました。まだ物語が完結されていないため、今回は評価を見送ります。ただ、未評価ですが、とても楽しくプレイできました。
シナリオ・ストーリー
言い回しやキャラの掛け合いに作者様のセンスを感じます。
コミカルパートでは何度も吹き出し、シリアスパートでは痺れさせてくれます。
コミカルとシリアスの配分は4:6といったところでしょうか。
味方にひょうきんなキャラが多く、ただ彼らの何気ないやり取りをみているだけでも楽しいです。
このレビューを書いた時点では第二章までの公開となっていますが、公開次第、続きをやりたくなるように締められています。
グラフィック
シミュレーションRPGツクール95という色の制限が多いツールで、イベントスチルやモンスターグラフィックなど、実に美麗に仕上げられていると思います。
また、単に絵が良いというだけでなく、イベント中は次から次へとキャラクタードット絵による『動き』が描写され、視覚的に観ていて退屈しません。
サウンド
場面にあった、物語に没入できるものが選ばれていると思います。これはコミカル、シリアス含めてです。
ただ、ツール的にwaveサウンドを多用されているため、ゲームの要領が現時点で既に1ギガを越えていることは今後の不安材料かと。
(夢現様のサイトではアップロード上限が2ギガの為)
システム
ツールのデフォルト戦闘だけでなく、一部戦闘に独自のカードバトルが採用されており、選んだ戦法によって敵味方のモーションが変化するなど、前衛的なものが取り入れられており、非常にユニークでした。
ただ、同時にツールに慣れていない人であれば操作に混乱するのではと思える場面でもあり、ここはツールの古さが操作性に制限を生んでいるとも思いました。
オリジナリティ
高いと思います。ストーリー、キャラ背景、ノリ、全てがひとつの作品としてマッチしており、独特の『面白い』を醸し出しています。
難易度はやや高めに設定されています。
特に二章以降は考えなしに前進するとあっという間に敵の攻撃が集中してキャラをロストしてしまうので、敵味方の属性と防御力によく注意して立ち回りましょう。
また、コミカルな描写は多いですが、敵のやっていることは非常にえげつないものが多く、残酷描写等が苦手な方は注意してください。
今後も楽しみにしています。
『LEVEL 9』へのコメント(2016年6月13日 23:59)
バージョン2にアップデートされたこの機会に、レビューします。
本作のバトルシステムはトル○コやシ○ンに近いですが、ハクスラではありません。ステージクリア型RPGとなっており、アイテムが無い代わりに様々なサブウェポン(スキル)を覚えます。プレイヤーはライフとマインド(必殺技ゲージ)の残量、敵との距離や覚えているスキルと相談して戦うことになります。
このバトルシステムの実装の為に複雑怪奇なイベントを多々組まれたものと思いますが、操作は至ってシンプルなため、とっつきやすいです。それでいて『行動を考える楽しみ』と『敵を撃破する楽しみ』が両立されています。話はあまり長くありませんが、それは中だるみをしないという意味であり、前作『デュエリストでも恋がしたい!』もそうでしたが、ゲームとして『面白い』を実現させた好例だと思います。
【良いと思った点】
・短編ながら切なくも熱い物語が詰め込まれており一気に駆け抜けてプレイが出来る。
・敵の能力、こちらの能力を考慮して立ち回るパズル型RPG。楽しい。
・タイトル絵やキャラクター絵が綺麗。
・サブウェポン発動時にドットキャラが動く。可愛い。
【少し分かりにくかった点】
・一部、何故主人公を襲うのか分かりにくかった場面アリ。
…戦闘が楽しいので気にせず叩き潰しましょう!
また、評価の内訳が全体的に高めになっているのは、バージョン2にアップデート時に、キャラの見せ方やグラフィックが強化されていたり、盛り上がるタイミングでボーカル曲が追加されていたり、インターフェース面で改善が図られていたりするからです。全体的に☆ひとつほど加算しています。それだけ正統パワーアップしているので、前バージョンをプレイした方もこの機会に、もう一度いかがでしょう。
作者様の『やりたいこと』を詰め込みすぎた結果、操作が複雑だったり演出が過剰だったりと、プレイヤーが置いてけぼりになることもままあるこの業界。LEVEL 9はツクール2000のイベント機能をフルに活用してシステムを自作した上で、『とっつきやすく、楽しい』を実現させた、そんな作品だと思っています。
『デュエリストでも恋がしたい!』へのコメント(2016年2月15日 21:05)
RPGツクール2000にて、カードゲームを実現したゲーム。システムは独特ですがバグやややこしい要素はなく、ストレスなくプレイできます。
良かったところ
・独自のゲームルールでありながら、ゲーム中の説明や難易度がよく練られており、スムーズにプレイできる
・カード収集というやり込み要素がある
・お金の所持上限がそれほど高くないため、逆にカードの購入に惜しまず金を使え!というメッセージになっている(高額カード購入に物怖じしなくてよい)
・プレイ時間も長くなく、気軽に遊ぶことができる(ノンストレス!)
欠点
・カードは豊富だが、ステージがさほどないため、『いろんなカードを試す』という機会を得にくい(裏ボスは例外)
なお、システム重視のゲームですが、僕個人はストーリーが淡白だとは思っていません。プレイ時間が1~2時間のゲームで話を多く盛ったりキャラを深堀りし過ぎてもオチをつけられなくなりますし、これぐらいが丁度よかったかと。あるデュエリストの青春の一ページ!みたいな感じで。あと妹かわいいです。毒舌が光ります。
限られたプレイ時間の中にぎゅっと『プレイする楽しさ』が詰め込まれた、ある意味ゲームのお手本だと思います。商業用とは違い、個人のむき出しのセンスに触れたがっている方は、是非お手にとって遊んでみてください。
初期バージョン(戦闘がフロントビュー、ボイス、サブイベント無し)をプレイしていましたが、大幅なアップデートの後こちらに掲載された為、もう一周しました。
本作の最大の魅力はなんといっても、キャラチップ、マップ、立ち絵、メニュー画面など、グラフィックの多くが作者さんの自筆であり、ひとつの完成された世界を見事に表現していることだと思います。
とにかくグラフィックへのこだわりが強く、一般的な町、砂漠地帯、海沿いなどのマップやそこに暮らす人々全てが自作なのはもちろんのこと、衣装を「装備」することで主人公達の見た目すら変わるという徹底ぶり。
視覚的に飽きが来ない、それどころか次から次へと楽しませてくれるため、一気に最後までプレイできてしまいます。
絵は全体的に可愛らしいで統一されていますが、話のノリは(ラスト以外)シュールなものが多いです。ですがこの可愛らしい絵柄とシュールさのギャップが本作の威力を引き立たせてくれています。
ちょっぴりシュールで笑いを誘うひと夏の冒険の最後。お別れの時が近づく『彼』はどんな決断を下すのか…切なくも心温まるラストシーン。是非皆さんの目で確かめてみてください。