街を魔物から救った魔法少女は、市民からは良く思われてなかった。
命をかけて戦ったのに批判される。
それでも、ハルは戦うことをやめなかった。
それが正義だから。
でも、気づいた時には
ハルの目にはなぜか”市民”が”敵”として映るようになっていた。
ルナは言えなかった。
ハルが討とうとしている”敵”が、本当は市民であることを。
だって、そんなことを言ったら、ハルは壊れてしまうから。
狂気と理性の果てに二人がたどり着く結末は———
ゲームポイント
※鬱・軽い脅かし要素があります
※動作が重くなる可能性があるため、PCでプレイすることを推奨します
所要時間:一周15~20分程度
全エンド回収時間:1時間程度
エンド数:5種類
全エンド回収後トゥルー解放
https://lit.link/lunaticamagical
↑攻略サイト
最も注目してほしい点、力を入れた点
戦闘で選んだ選択肢によって増減する感情ゲージを使ったエンディング分岐が魅力です。
1時間くらいプレイしました。
エンディングは5種類全て見ました。
シナリオは、様々な捉え方が出来てしまう内容でしたし、
とても悲しい物語でしたが、ハルとルナと市民たちのそれぞれの正義が描かれている部分がとても衝撃的で凄さを感じました。
けど、一番心に残ったのは、ハルも市民も救おうとしたルナのエンディングかな・・・
それと、この作品をプレイして、正義とは何だろうか・・・と、改めて考えさせられました・・・
グラフィックは、戦闘時の敵のグラフィックにも驚かされましたが、ダメージを受けたり与えたり、ゲージが溜まったり減ったりで、画面の様子もかなり違ってきて、その演出が、中には、見ているだけでとても気持ちが悪い…まさに、魔法少女や市民の狂気を描いていて、それが本当に凄かったです。
あまり直視したくないような、狂気に満ちた演出・・・
・・・ですが、画面を見ているだけで気持ち悪くなるので評価を下げるみたいな事は出来ないとも思いました。それほどまでに、狂気というものを感じたからです。ですが、それと同時に、その狂気に負けまいと抗っているようにも思えました。
だから、それを踏まえて採点しました。
あとは、変身する時のアニメーションが良いですね・・・
サウンドは、BGMや効果音が、それぞれ、合っていると思いました。
正直なところ、効果音が、これ、この場面で?みたいな事を最初の方で何処かで一度だけ思ったのですが、改めて最後までプレイし、物語に込められた意味みたいなのが分かったような気がした時、納得がいきました。
でも、いろいろな演出がある中で、一番良いと思ったのはタイトル画面のBGMかな・・・
多分、あの曲は、彼女たちの本当の心をイメージされてる・・・のかな・・・と。
システムは、狂気に満ちていくと、画面も狂気に満ちたようなグラフィックになっていくところが、とにかく凄かったです。
正直言うと、あまり気持ち悪くなるような演出は、自分は苦手なのですが、あえて、目を背けたくなるような演出をする事で、魔法少女たちの苦しみをプレイヤーにも疑似体験させる・・・みたいな感じがして・・・
あとは、戦闘前にセーブを促したり、戦闘の説明が出たりする(省く事も出来る)のが、良かったです。
独創性は、作中での狂気の描き方を高く評価したいです。
総評は、5点。
プレイする前は、エンディング、全部辿り着けるか分からないので、とりあえず、何回か遊んでみるか・・・という感じでプレイし始めたのですが、結局、全部見るところまで進めてました。
とても悲しい内容でしたし、いろいろ考えさせられましたが、
この物語には、凄く引きつけられる何かがあった気がします・・・それが何なのかは、どう表現して良いのか分かりませんけど・・・
有難う御座いました。
エンディング全回収お疲れさまでした。
狂気状態の演出は特に頑張った部分でもあるのでそこを評価してくださってすごく嬉しいです。
たくさんのこだわったところに気づいてくれて舞い上がるような気持ちです。
コメントありがとうございました...!