ホヤウカムイ5.9 100以上の仲間、100以上のダンジョン、1000以上の敵が存在する敵と味方が全部自作絵系RPG 投稿者近所の鳥 投稿日2016年 6月 17日 81.9点 11 (平均:4.3点) ここは惑星「ノーラ」。三つの月を衛星として持つ地球よりちょっと小さな星。地球と似ているようで割と違う気がしないでもない環境を持つ色々な生き物が住んでいた惑星である。数十年前のこと、その惑星「ノーラ」に「M.L.C」と名乗る者たちが異次元から侵略してきた。「M.L.C」は恐るべき力で、惑星「ノーラ」の世界各国を襲撃。そしてノーラのおよそ9割を掌握してしまった。大気は濁り、緑豊かな森が砂漠へと変わる。生き物は飢え、汚染されたガスが空を覆い尽くす。生きる気力を飲み干す、渇きの大地。無慈悲にゆっくりと色褪せる詰んだ世界。ようこそ、祈り届かぬ惑星「ノーラ」へ。……以上の設定を微妙に活かしたり活かさなかったりで主人公をお家に帰す為にチーターや鈴虫などの個性的な仲間をランダムで召喚したりして塔を登るごく普通のシンボルエンカウントのターン制RPGです。前作ラプシヌプルクルの続編だったりするのですが、知っていると一部要素でニヤリと出来るくらいなので、本作から始めても特に問題はありません。 タイトル画面です。ごちゃごちゃしている。 召喚シーンです。敢えて美少女を押さない。 バナナが置いてないなら仕方ないな! 私なら月の缶詰を選ぶカナー? 今はヒヨコもカットインを出す時代な訳ですね 良い子はヴィミラさんの真似をしちゃダメ! トゲトゲ茨の空中迷路。タルはないけどね。 本編の塔では一度クリアしたフロアを飛ばせる。 色を塗るのが途中で面倒になった訳じゃないよ! このゲームのポイント 本編はのんびりやって10時間、急いで5時間 裏クリアまで大体30時間前後(人による)仲間はコインを用いてランダム召喚する70人+パスワードで任意加入の30人ちょっと。主人公と仲間のLvが揃えられるので、後から加入した仲間でも安心。100以上あるサブダンジョンはそれぞれが複雑に繋がっており、通行制限も少な目。歩行速度の変更、戦闘速度の高速化が可能でストレスフリー。味方は全体的に強め。殆どのボスにヒントがついている安心設計。色々な部分で初心者に配慮。 注目してほしい点 100以上いる仲間の顔グラと歩行グラ、後1000以上存在する敵のグラが全て自作絵。ストーリー自体が薄い代わりにほぼ全てのアイテム・装備・敵に詳しい解説がついていること。数段階で徐々に難易度が上がり変遷していく緩やかなゲームバランス。それぞれの仲間の個性が強いので、組み合わせによってはLv差をひっくり返して強敵に勝てたりします。 制作者メッセージ 様々なご意見を反映し、前作ラプシヌプルクルよりかなりプレイしやすくなりました。本作も根拠のある批判はオールオッケーです。ストーリーは薄く、見せ場はありませんが、ボリュームは多めなので、休日の暇潰しとしてプレイしていただければ幸いです。 更新履歴 1.1マップのミスを修正グローツラングの抜け道の資料が登録解除で消えてしまうミスを修正地底都市テ・ル=ロメイの資料が登録解除で消えてしまうミスを修正1.2アスピーの解説アイテムを修正解説アイテムの軽装が軽鎧になっていたミスを修正竜の誇りの設定ミスを修正味方カットインオフ機能追加堕霊子のデスサイズのバグを修正1.3マーレ=マーレが正しく限界突破出来ないバグを修正誤字を修正1.4お許し下さい!の効果と説明文を修正1.5カザックの耐性バグを修正誤字修正よどみの君主⇔ポェジーノクに相性ボーナスを設定よどみの君主⇔ウィドウに相性ボーナスを設定1.6スマラグディ撃破後にトパズィ無しで話しかけた時に同じメッセージが2回表示される問題を修正誤字脱字修正トラーボのステータスを微上昇スーパーレアエネミー追加(図鑑には載りません)よどみの君主TPスキル問題を修正(ギルドに入ると修正されます)1.7逸脱者の出現タイミングがおかしくなる問題を修正マップのミスを修正パスワードキャラも控えにいない時でも魔法陣で回復処理がされるように変更どくどくばりの説明文を修正ティンベルの会話に烏パーが召喚前に入ってしまう問題を修正グレモワールのドッグマイトの範囲を修正溶けゆく光条の説明文を修正トレイシーの心強化誤字脱字修正クズニェッツ工房に銀行員追加またーんの乱れ雷弾のエフェクトを修正スーパーレアエネミー追加ピヨボーの世界の追加1.8誤字脱字修正毒薬が店売りされない問題を修正風雲城の走者の実績がずれる問題を修正M65>のアイコンを修正ヴィミラニエの横の矢印の辺り判定を修正ファクトに特・恩返しエンゼル追加(Lv40以上の場合はギルドに入ることで自動習得)よどみの君主のTP技にカットインがあることを明記1・9誤字脱字修正スーパーレアエネミー追加植物の憎悪の攻撃回数を修正2.0トロピカルヘルムの耐性を修正ネレイスの海からネレイス海岸に行った後にボスを倒さずにすぐに戻るとフリーズする問題を修正誤字脱字修正2.1アイテムゲッター・マネーゲッターの消費MPをやや削減翼を縛る影の原初の言葉の微妙なバグを修正大破進撃のアニメーション設定ミスを修正装備マニアの家地下にクリスタル設置誤字脱字修正2.2コッペリアの明るい小川の設定ミスを修正パープルコウモリのギャグ補正の設定ミスを修正誤字脱字修正スーパーレアエネミー追加2.3ジイノブラストの属性表記と性能のミスを修正誤字脱字修正モノシロの解説アイテムに通常攻撃の仕様について追記モノシロの通常攻撃の処理のバグを修正ビリビリタッチの処理のバグを修正スーパーレアエネミー追加仕様に追記2.4金枝詠みのCT設定ミスを修正デュラッハムのカットインがオフに出来ない問題を修正トリプル鉄球砲の説明文を修正トゥレラのTPスキルの戦闘アニメを修正コッペリアのTPスキルの戦闘アニメを修正誤字修正ウンディーネの海に新規隠し部屋を設置スーパーレアエネミー追加2.5誤字修正スーパーレアエネミー追加一部マップを修正エンドハロウィンの回数設定ミスを修正2.6誤字修正ギタイ岩にドロップアイテム「安全剣」を追加フェイクシェルにドロップアイテム「ペラペラ刀」を追加せんぷくワニにドロップアイテム「小さな鎌」を追加熱砂の朽木にドロップアイテム「木の棒」を追加ヒフハギにドロップアイテム「ちくちくさん」を追加カレイキにドロップアイテム「ひのきのぼう」を追加サブーにドロップアイテム「おもちゃの斧」を追加ヨロイアリクイにドロップアイテム「ビニールバット」追加幸せの青い土偶にドロップアイテム「優しい弓」を追加マグマキャリアーにドロップアイテム「ゴム鉄砲」を追加船乗りロボットにドロップアイテム「ただの紐」を追加ボマ兵にドロップアイテム「爪切り後の爪」を追加雪国スッポンにドロップアイテム「普段着」を追加一部モブの歩行ドットを修正アリーゲのステルスブローの設定ミスを修正ポイズンガードが戦闘終了後も残る問題を修正ミュッケ召喚時にフキダシがずれる問題を修正スペクターの解説アイテムの表記ミスを修正realidadeの汚染耐性が機能していない問題を修正深界上層にひっそりフロアジャンプを追加スペース・エインセルの竜シンボルで稀にスペースガレキ3体が出てくる問題を修正狙われ率低下がツクールデフォルトだとメッセージに出ないので、メッセージを追加放課後樹海クラブから逃走後、シンボルが植物族になる問題を修正パスワードキャラの追加2.7ミナトカモメ・船員ヤドカリにドロップ追加一部祭壇での会話が表示されない問題を修正極めて限定的な状況下での詰みを避ける為にサンドバッグちゃんとの戦闘テスト中に10ターン起きに終了するかどうか聞くように変更腐敗が全状態異常防止から除外される問題を修正誤字修正パスワードキャラの追加2.8軽度のドット抜けを修正誤字修正ハンマーナゲールの範囲を修正2.9誤字修正髪手貫・呪乱が爪スキルになっている問題を修正3.0二層のマップミスを修正(壁が一か所欠けてた)仕様書に追記3.1ローパーの解説アイテムに追記オペ子の解説アイテムの表記ミスを修正モノシロの解説アイテムの表記ミスを修正ヤジルシの解説アイテムの表記ミスを修正ポェジーノクスキップバグを対処アンクウ先輩の死神の復活の仕様バグに対処3.2わるいかじしの攻撃範囲を修正3.3霧の樹海の資料が表示されないことがある問題を修正誤字修正3.4氷鎖の塔のマップミスを修正シュバシコウ帝国のマップミスを修正ヒルダーマの会話内容を若干増量寂れた街道のマップミスを修正誤字修正パスワードキャラを追加3.5手榴弾の説明文を修正茨のラビリンスのマップミスを修正シュバシコウ帝国の一部箇所で壁抜けが出来る問題を修正3.6誤字修正3.7マップミス修正毒ガスの範囲を修正脱字修正3.8特定エネミーのギミックの問題を修正3.9ふぐ・ミキサーのCT表記忘れを修正誤字脱字修正4.0メッセージが出る時の効果音を消せる機能追加(ギルドのナナクモに話しかければ可能です)ケアメロディの範囲を修正誤字修正4.1誤字修正コボルトの専用武器の誤表記&表記忘れを修正ヘルフィのスキルに一つ入れ忘れが確認されたので追加(ヘルフィが既に仲間に居る場合は Lv55以上でギルドに入ると自動的に習得されます)ヘルフィのスキルをちょっぴり強化4.2十層中間の緑シンボルが一体地形に嵌っていたのを修正誤字脱字修正四葉の祈りの効果がHP上昇になっていたミスを修正4.3誤字脱字修正一部サブダンジョンに隠し部屋を増築ギルド内でのリニコとデーモンの移動速度がやや早い問題を修正溶岩煙窟4で一か所壁にめり込める問題を修正クルラホーンの森1のクリスタル付近にいる昆虫族シンボルを若干上に移動一部ボスのヒントに抜けがあったので追記・修正三つ首レモンの行動パターンにミスで荷電粒子砲が混入していたのでミニ荷電粒子砲に修正。マーレ=マーレの変身「顕現・十大神紅鯨」のバグを修正(魔法防御と俊敏の上昇が正常じゃなかった)4.4バッドブレイク・Sの速度補正が正常に機能にしていない問題を修正地底都市テル=ロメイ2から3に移動時微妙にずれる問題を修正特定ボスのヒントに微妙に抜けがあったので追記ワタクシの会話用の変数指定ミスを修正スペース・ケルピーに隠し部屋を増築砂塵の地下道に隠し部屋追加4.5無敵植木鉢の範囲を修正4.6鳥威しの回数+速度補正を修正パティ―フォークに重力エンチャがついている問題を修正誤字修正4.7誤字修正バレッタノイズの回数を修正猛毒咬で会心が出にくくなっている問題を修正4.8誤字修正よいこポーズが正しく機能していない問題を修正ストーンアックスが売れる問題を修正一部ヒントを修正アーミピヨボーの能力計算式に表記ミスが見られたので修正中央島に宝箱を一つ追加未来魔界の槍・パイロンランスに命中率+20%の効果があることを追記4.9隠し部屋の宝箱を回収していなくても闇精王が出現してしまう問題を修正バグ対策の為ポェジーノクの回復スキルを戦闘中のみに変更誤字脱字修正ウォーター・リーパー大橋に隠し部屋追加大神殿に宝箱を一つ追加錆びの港に宝箱を一つ追加Wとは?でキャンセルすると選択肢2が選ばれる問題修正5.0誤字脱字修正イージーメロディの消費MPとCPを削減スネークステッポが技欄に出ない問題を修正怒りのコンブ出汁の説明文を修正薬品投げの発動メッセージのミスを修正5.1焼玉式焼夷弾・前陣迫撃砲術の説明文を修正前陣迫撃砲術の発動メッセージを修正スロービックバンをスロービッグバンに変更ヘドロばくだん・ラブリーアシッドのCPを逆に修正ヘドロばくだんの発動メッセージを修正キルムーリ川4の草地はみ出しを修正シャワーボムズの設定ミスを修正鈍急列車に隠し部屋追加5.2蝕物イベント起動時に時の皇女に一度も話しかけずに出口から出るとクリスタルジャンプが使用できなくなる問題に対処(該当のバグに遭遇している場合は ギルドに入ることで自動修正されます)5.3トラーボの踊り食いが二つあったので高Lvで覚える方を超踊り食いに変更誤字修正死神ファイブの5番目の人の情熱のダンスが魔道属性になっていたので修正ヒントの抜けに追記減速ドリフトの説明文を修正コンポジットアーマーとロリカセグメンタータの魔道耐性が機能していない問題に対処一部装備品の価格にミスがあったので改定5.4ファーマークエイクの回数を修正5.5ユーフォンの出現パターンで物理無効反撃がないものが混じっていたので修正ヘルフィの歩行ドットのミスを修正影有りのCPを修正冥童封魔の説明文・CPを修正鳴動文字の回数バグを修正・消費MP低下誤字修正5.6召喚:サンフラーの消費MP修正歪淵の呼び声の説明文を修正誤字修正5.7サンタサービス残業バグを修正2段重ねバルーン使用時の誤字を修正ギアチャージの誤字を修正妖魔跳躍の消費MPを修正誤字修正5.8特定条件下でロナルナ界の図鑑に載らないボスと戦闘出来なくなるバグを修正某ボスのライフバーが見えにくいとの指摘があったのでほんのり上に移動ハギスのTPスキルに速度表記があることを記入し忘れていたので追記誤字修正5.9プルウィウス・アルクスのCTが機能していない問題を修正おまけ部屋のバグを修正「E」の左側のヒントのミスを修正スマウグ大迷宮4の落とし穴に下側から近づくとジャンプして乗り越えるように変更 ホヤウカムイ5.9 対応OS 8 頒布形態フリーウェア カテゴリロールプレイングゲーム 年齢制限全年齢 制作者近所の鳥 本体サイズ492.52MB Version5.9 最終更新日2018年9月21日 お気に入り票16票 このゲームは公開終了、もしくは停止しています ホヤウカムイ5.9のコメント一覧(レビュー数:11) レビュー・感想一覧 報告・質問攻略一覧 匿名|2019年12月 8日 04:14| 返信55点5点5点5点5点 紹介画面を見ただけでは伝わらない、凄まじいスルメゲーだった。狂ったようにやり込みました。 公開停止になっているのが残念でしょうがない。 匿名から匿名への返信|2021年10月 6日 12:28| 返信 http://blog.livedoor.jp/kigasirapannginn/ 作者サイトに行けば普通にダウンロードできますね いい国作ろうキャバクラ幕府|2019年4月11日 01:29| 返信 SFC版のドラクエⅢの[とうぞくのはな]の様に 残りアイテム数がわかるスキルがあってほしかった 匿名|2018年5月19日 00:16| 返信55点4点5点3点5点 世界観の特盛ちゃんこ鍋。本編とサブダンジョン、総勢121名の仲間と付加設定で殴りかかってくるぞ。 前作の内容は知ってるとなおよし。知らなくても、このゲームの片方の魅力は関係ない。ただやるなら、前作続編ではなく同一世界観、別作品として楽しむと吉。 あらすじは記憶のない主人公が塔を上るというあっさりしたもので、主ストーリーはあってないようなもの。しかし周辺設定が塗り重なっていくため気付くと世界に精通していることになる。 また戦闘バランスの調整は凄まじく、ほぼ全てのボスで低レベル、縛りプレイでの攻略が可能となっている。しかもボス前には攻略ヒント(有料)とセーブポイントまで置かれている親切ぶり。寄り道ボスも本編ボスもとにかく数が居るので、ボリューム面で不足は感じないだろう。なお、レベルを上げればゴリ押しは可能。行ける範囲は広いので後回しにすることもできる。 各地を回り仲間を増やし、物語や強敵との戦いを楽しもう。 と、いうのが魅力。名作というならまさしく名作だろう。 ただ。世界観はひたすら大量に存在するが深く掘り下げられたものは少ない。どれもこれも匂わすに留まり、しかも進展することも少ない。なぜならこの世界は基本的に終わっているから。本編が薄いのもこれに拍車をかけている。 戦闘の調整は凄まじい。しかしそれは、ターン数を数え耐性に苦慮し行動パターンを覚え仲間を調整するという工程と隣り合わせとなる。クリアできるのは確かだが、その前準備や手間には一切言及されない。 総勢121名の仲間。それぞれできる事が違う。強敵に有利な技や耐性を持った仲間を選べる。選ぶことが前提のバランス。しかし、121名、中盤でも70名前後が候補に入るとなると、把握コストは尋常でなく高くなる。種族ごとの耐性や豊富な状態異常は、しばしばマニュアルの確認という形で現れる。 レベルを上げればゴリ押しは可能。勝てなければ後に戦えばいい。確かにその通り。尤も、そう簡単にレベルは上がらない。なにせダンジョンをまたいでも経験値が数十程度しか変わらない。ダンジョンは推奨レベルが存在するが、普通に出てくる雑魚を倒しても到底届かない。 その実、たまに出てくるメタスラ枠を逃さず倒す、広大な各所を探索する、倒せるボスから倒していく等すれば、レベルはそれなりに上がるのだが、この点は結構根深く、それだとしても上がり幅は微々たるものであるし、その構造上必然的に「見えているのに行けない場所」「そこに居るのに倒せない敵」という状況が頻発する。 それなりにストレスがたまる。これに加え敵の能力値や推奨レベルを得る手段が存在しないため、装備を整え仲間を選定しいざ会敵となったところで、圧倒的パラメータ差により一ターン目に壊滅するという状況が、これもまた頻繁に起こる。これに関して、アドバイスとしては、取り敢えずセーブ後着の身着のままで突貫してみると良い。被ダメージと与ダメージの水準で倒せるかどうか大体わかる。 総じてこのゲームは、ことシステム面において「分厚いパズル本」のような特徴を持っている。 手強いパズルが何問も何問も載っていて、解いても次があり終わらない。そういった挑戦を前提とするなら楽しめる。進行度が不明になる場所も、より効率の良い稼ぎや多少強引に攻略することで道は開けるだろう。 翻ってヌルゲーマー、ライトゲーマーの人は、このゲームは些か厳しいと思う。 なにせ頻繁に蹴躓く。道は無いし敵は倒せないしレベルは上がらない。一応救済策としてメタスラ枠が大量に出現する所はあるのだが、利用に相応のコストがかかるうえ、そもそも稼ぎ作業が前提のバランスと思いたくない。作業が前提のゲームは破綻していると思っている。個人的意見だが。なのであの場所はあくまで救済措置だと信じたいのだが、ゲームを一通り遊ぶのに本当にレベル上げ作業が組み込まれているんじゃないか?と思うことは多々ある。 とかくゴリ押しに厳しいので、ともすれば三桁に届くボスを一から準備しパズル的に撃破することになるが、その感覚は一般的なRPGとは異なるものになるだろう。 なお、このパズル本的面白さは、本作のもう一つの魅力である「世界観や多数の解説テキスト」とは全く関係しない。ストーリーを進め情報を得るためにはボス撃破が必須のため、こちらから入った人は大分ストレスが溜まるはずだ。パズルは骨太な造りだから。 一つ一つの要素は素晴らしいのにどうも掛け違えた感覚になる。これは調整不足というより設計時点で間違いがあったのだと思う。対象とされるプレイヤーと入ってくるプレイヤー、ゲームとしての性格が噛み合っていない。少なくとも快適にプレイできる人は、レベル上げ作業が苦ではない人、種族と状態異常と仲間の技を把握し敵ごとの調査や耐性埋めや運ゲーや複数回の全滅が苦ではない人、に限られるだろう。 最後に評価点を付け加えると、BGMが良い。よく見つけて、ここに当て嵌めたと思う。 この選曲センスは素晴らしいものがある。BGM一家言勢は満足できるのではないか。 匿名|2017年4月30日 23:47| 返信53点5点5点4点4点 ぱっと見であんまり目につかなかったんですけどやってみたら大当たりでした やる事はひたすら戦闘戦闘だけれどランダムで召喚されるキャラクターは100体近くもいるのに 性能がしっかり差別化されていて、技の名前にも遊びがあってかぶりがない 雑魚戦はストレスフリー、ボスは頭を使わないと勝てないと言うわりと理想のゲームバランス 絵の癖が強いので少し人を選ぶが敵モンスターまで全部自作でカットインが山ほど入ると言う作り込み 描き分けは完璧にできているので割とすぐに慣れてキャラクターに愛着が湧くでしょう …なんだけど、少しストーリーがあっさりしすぎな気も かなり黒い裏設定がところどころに見えてダークな鬱ゲーになりそうな予感はしたけど 意外にも1段階目のエンディングまではすんなり終わってしまう これだけキャラクターのグラフィックにも性能にも力が込められたならもっと個別シナリオや キャラクターごとのサブイベントがあってもいいんじゃない?というのが正直なところ もっとコメントを見る ホヤウカムイ5.9にコメントを投稿する レビュー・感想を投稿する 報告・質問攻略を投稿する 名前 シナリオ・ストーリー シナリオの深さ。飽きずに長く遊べるようになっている工夫など。 12345 グラフィック ゲーム画面の画質。演出の綺麗さ、キャラクター面の見栄えなどで判断。 12345 サウンド ゲームイメージにマッチしているか。ボイスありの場合はセリフが棒読みでないか。 12345 システム 操作性やストレスなく遊べるか。レベルの高い技術を取り入れた作品かどうか。 12345 オリジナリティ 独創性があるか。斬新な演出や新たなジャンルの開拓など。 12345 総評(おもしろさ) 熱中したか、ハマれるかどうかなどゲームとしての魅力。 12345 ※評価は1つのゲームにつき1人1回のみ反映されます。 ※返信する時などレビューでない場合は、★を押さずにコメントのみで投稿してください。 ※コメントが「最高」など一言のみの場合スパム判定されます。より詳細にレビューしてください。 コメント コメントにネタバレ内容がありますか? 無し 有り コメントへの返信可否 返信可能 返信不要
紹介画面を見ただけでは伝わらない、凄まじいスルメゲーだった。狂ったようにやり込みました。
公開停止になっているのが残念でしょうがない。
http://blog.livedoor.jp/kigasirapannginn/
作者サイトに行けば普通にダウンロードできますね
SFC版のドラクエⅢの[とうぞくのはな]の様に
残りアイテム数がわかるスキルがあってほしかった
世界観の特盛ちゃんこ鍋。本編とサブダンジョン、総勢121名の仲間と付加設定で殴りかかってくるぞ。
前作の内容は知ってるとなおよし。知らなくても、このゲームの片方の魅力は関係ない。ただやるなら、前作続編ではなく同一世界観、別作品として楽しむと吉。
あらすじは記憶のない主人公が塔を上るというあっさりしたもので、主ストーリーはあってないようなもの。しかし周辺設定が塗り重なっていくため気付くと世界に精通していることになる。
また戦闘バランスの調整は凄まじく、ほぼ全てのボスで低レベル、縛りプレイでの攻略が可能となっている。しかもボス前には攻略ヒント(有料)とセーブポイントまで置かれている親切ぶり。寄り道ボスも本編ボスもとにかく数が居るので、ボリューム面で不足は感じないだろう。なお、レベルを上げればゴリ押しは可能。行ける範囲は広いので後回しにすることもできる。
各地を回り仲間を増やし、物語や強敵との戦いを楽しもう。
と、いうのが魅力。名作というならまさしく名作だろう。
ただ。世界観はひたすら大量に存在するが深く掘り下げられたものは少ない。どれもこれも匂わすに留まり、しかも進展することも少ない。なぜならこの世界は基本的に終わっているから。本編が薄いのもこれに拍車をかけている。
戦闘の調整は凄まじい。しかしそれは、ターン数を数え耐性に苦慮し行動パターンを覚え仲間を調整するという工程と隣り合わせとなる。クリアできるのは確かだが、その前準備や手間には一切言及されない。
総勢121名の仲間。それぞれできる事が違う。強敵に有利な技や耐性を持った仲間を選べる。選ぶことが前提のバランス。しかし、121名、中盤でも70名前後が候補に入るとなると、把握コストは尋常でなく高くなる。種族ごとの耐性や豊富な状態異常は、しばしばマニュアルの確認という形で現れる。
レベルを上げればゴリ押しは可能。勝てなければ後に戦えばいい。確かにその通り。尤も、そう簡単にレベルは上がらない。なにせダンジョンをまたいでも経験値が数十程度しか変わらない。ダンジョンは推奨レベルが存在するが、普通に出てくる雑魚を倒しても到底届かない。
その実、たまに出てくるメタスラ枠を逃さず倒す、広大な各所を探索する、倒せるボスから倒していく等すれば、レベルはそれなりに上がるのだが、この点は結構根深く、それだとしても上がり幅は微々たるものであるし、その構造上必然的に「見えているのに行けない場所」「そこに居るのに倒せない敵」という状況が頻発する。
それなりにストレスがたまる。これに加え敵の能力値や推奨レベルを得る手段が存在しないため、装備を整え仲間を選定しいざ会敵となったところで、圧倒的パラメータ差により一ターン目に壊滅するという状況が、これもまた頻繁に起こる。これに関して、アドバイスとしては、取り敢えずセーブ後着の身着のままで突貫してみると良い。被ダメージと与ダメージの水準で倒せるかどうか大体わかる。
総じてこのゲームは、ことシステム面において「分厚いパズル本」のような特徴を持っている。
手強いパズルが何問も何問も載っていて、解いても次があり終わらない。そういった挑戦を前提とするなら楽しめる。進行度が不明になる場所も、より効率の良い稼ぎや多少強引に攻略することで道は開けるだろう。
翻ってヌルゲーマー、ライトゲーマーの人は、このゲームは些か厳しいと思う。
なにせ頻繁に蹴躓く。道は無いし敵は倒せないしレベルは上がらない。一応救済策としてメタスラ枠が大量に出現する所はあるのだが、利用に相応のコストがかかるうえ、そもそも稼ぎ作業が前提のバランスと思いたくない。作業が前提のゲームは破綻していると思っている。個人的意見だが。なのであの場所はあくまで救済措置だと信じたいのだが、ゲームを一通り遊ぶのに本当にレベル上げ作業が組み込まれているんじゃないか?と思うことは多々ある。
とかくゴリ押しに厳しいので、ともすれば三桁に届くボスを一から準備しパズル的に撃破することになるが、その感覚は一般的なRPGとは異なるものになるだろう。
なお、このパズル本的面白さは、本作のもう一つの魅力である「世界観や多数の解説テキスト」とは全く関係しない。ストーリーを進め情報を得るためにはボス撃破が必須のため、こちらから入った人は大分ストレスが溜まるはずだ。パズルは骨太な造りだから。
一つ一つの要素は素晴らしいのにどうも掛け違えた感覚になる。これは調整不足というより設計時点で間違いがあったのだと思う。対象とされるプレイヤーと入ってくるプレイヤー、ゲームとしての性格が噛み合っていない。少なくとも快適にプレイできる人は、レベル上げ作業が苦ではない人、種族と状態異常と仲間の技を把握し敵ごとの調査や耐性埋めや運ゲーや複数回の全滅が苦ではない人、に限られるだろう。
最後に評価点を付け加えると、BGMが良い。よく見つけて、ここに当て嵌めたと思う。
この選曲センスは素晴らしいものがある。BGM一家言勢は満足できるのではないか。
ぱっと見であんまり目につかなかったんですけどやってみたら大当たりでした
やる事はひたすら戦闘戦闘だけれどランダムで召喚されるキャラクターは100体近くもいるのに
性能がしっかり差別化されていて、技の名前にも遊びがあってかぶりがない
雑魚戦はストレスフリー、ボスは頭を使わないと勝てないと言うわりと理想のゲームバランス
絵の癖が強いので少し人を選ぶが敵モンスターまで全部自作でカットインが山ほど入ると言う作り込み
描き分けは完璧にできているので割とすぐに慣れてキャラクターに愛着が湧くでしょう
…なんだけど、少しストーリーがあっさりしすぎな気も
かなり黒い裏設定がところどころに見えてダークな鬱ゲーになりそうな予感はしたけど
意外にも1段階目のエンディングまではすんなり終わってしまう
これだけキャラクターのグラフィックにも性能にも力が込められたならもっと個別シナリオや
キャラクターごとのサブイベントがあってもいいんじゃない?というのが正直なところ