君を大好きになった私の詩
無理解が生んだ化け物の詩
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●あらすじ
由々井詩乃は詩を書くことが好きな少女だった。
だが詩乃は周囲とは馴染めず、転校先の学校でもクラスメイトと距離を置いていた。
そんな折に詩乃は、自分の詩を覗き見されたことをきっかけに高見戸美麻里と友達になる。
美麻里は詩乃の詩に興味を抱き、文化祭で詩集を販売しようと提案してきた。
はじめは美麻里の積極的なアプローチに詩乃は戸惑っていたが、やがて少しずつ心を開いていく。
どこにでもあるありふれた青春の1ページ。
二人の少女は何気ない日常の中で友情を育んでいく。
だが少女が綴る詩はどんどん暴走をしはじめ、やがて底知れぬ心の闇を垣間見せる。
全ての真実を知った時、痛みと悲しみで世界が歪む鮮烈の青春サスペンス。
このゲームのポイント
●ゲーム概要
プレイ時間:40分
エンディング数:1つ(一本道ノベル)
ジャンル:青春サイコサスペンス
対象年齢;12歳以上
※背景・キャラクター画像にAI画像生成使用
注目してほしい点
キャラの立ち絵差分はたくさん作りました。
制作者メッセージ
●ゲーム実況
歓迎します。是非このゲームをお楽しみください。
30分くらいで全部読めました。
一言で言うと、結構、難しい話だなぁ・・・と。
内容が・・・ではなく。
終盤で、意外な真実が分かった時には驚きを隠せなかった・・・ですね。
でも、あの子は本当に化け物だった?
小さい頃から、その環境が、あの子では当たり前。だから、何で気持ち悪いかも分からない・・・
それを教えない周りも周りだけれど・・・でも難しい問題だし、いろいろ考えさせられました。
だから、この物語は、理解できるか否かではなく、いろいろな人にプレイして欲しい作品だと思いました。
・・・ちなみに、自分は、この2人の気持ち、理解できます。完全に理解できるというとウソになるのだろうけど・・・
グラフィックは、AI生成画像を使用しているみたいですが、
生成したと思われるグラフィックを上手く組み合わせたり動かしたりしているのが良かったと思います。
表情がいろいろ変わるのとか、少し怖い部分はなるべく描かないみたいなところもあって、そういうのも良かったです。
サウンドは、普通にプレイしていて、違和感がないどころか、どんどんプレイに夢中になっていく感じがしました。
声が少し聞き取りにくかったですが、その人物の特性を上手く表していると感じましたので、
減点とかは考えませんでした・・・というか、これはこれで良いと思います。
システムは、文章が読みにくいというのが殆どありませんでした。
たまに目を覆いたくなるシーンもありましたが、その都度、演出でカバーされていて、そういうのが良かったです。
日記を書く手を動かす表現が凄く良かったです。
独創性は、たまに、こういった話は聞きます。
素材も、AIで制作というのも、最近は増えてきました・・・
なので、普通かな・・・と思いました。
総評は5点。
人によっては少しばかり気持ち悪かったり恐かったりするかもしれませんが、
それでも、なるべく目を反らさずにプレイして欲しいと思いました。
こういう話って、現実でも、良くあるというと少しおかしいかも知れませんが、
何ていうか、自分の常識って、他人からしたら、そうでもない事も良くあります・・・
あの子の日常は、確かに、周りから理解されない・・・かもしれないけれど、
この物語では、理解した子がいたんじゃないかな・・・
こういう物語を見たり、こんな感じの話を聞いたり見たりする度、自分は思う、
完全には理解できないかもしれないし、助けにもならないかもしれない・・・けど、
それでも、その状況を少しでも良い方向に向ける方法が何かあるのではないか・・・と。
だから、この作品をプレイする事で、改めて、その事を考える機会をいただけました。
有難う御座いました。