プレイ時間3分のお手軽明治RPG。
江戸時代が終わり、明治という時代。
この頃日本には憲法がなかった。
総理大臣の伊藤博文(いとうひろぶみ)が、秘書官3人を加え、それを考えることになった。
「東屋(あずまや)」という旅館にて。
4人は連日缶詰状態で憲法の草案を熟考していたのだが。
気付くと草案が入ったカバンがどっかいっていた。
てなわけで探しにゆくことにしたのであーる。
■登場人物は総理大臣とその秘書官(需要不明)
出るのは伊藤博文、金子堅太郎、井上毅、伊東巳代治、井上馨。ボイスあり。
■戦闘、敵について
申し訳程度にマップ上では雑魚敵が登場します、ボスは出ません。
装備の概念はありません。
■イベント絵合計4枚あり
3分で終わるゲームなのに何故か絵が出るシーンがあります。
■一応BL
BLシーンはないですが総理大臣の配偶者は普通にファーストボーイです。
■5種類のエンディングがあります
「!」マークが出ている所を調べると、もうゲームクリアです。
つまりエンディングは5つあるということです。
5つ全部見ても特にメリットはないです。
■プレイ時間
1プレイ1分、全部のエンドを見たら3分。
■制作
サークル「きみりんこ。」
「憲法草案を総理と秘書官が探すだけのゲーム」特設ページ
http://kimirinko.x.fc2.com/kenpo.html
ゲームポイント
*所要時間3分でお手軽
*マルチエンド(5種類)
*登場人物は総理大臣とその秘書官(需要不明)
*ボイスあり
最も注目してほしい点、力を入れた点
3分で出来る世にも珍しい明治RPG
15分くらいプレイしました。
エンディングは全部見ました。
シナリオは、日本史があまり得意じゃない自分からすると、多少、分かりにくい箇所もありますが、ギャグを交えながら、とりあえず人物名とかを覚える程度で楽しめるので、そんな悪くないかな・・・でも、猫がらみの話は見てて凄く楽しかったので、歴史の人物と猫という組み合わせで勉強をやりやすくする工夫は凄く良いと思いました。
エンディングが5つもあって、探すのが凄く楽ですが、そういうのも、長く遊べる工夫があって、そういうのは評価します。
グラフィックは、いつものタッチで描かれるギャグシーンや猫たちが凄く良かったです。
宿屋にいる不思議な客たちも、見ていて楽しかった・・・
・・・けど、何か良く分からないものもあったり、寝ている子供に話しかけると何故かこっちを向くなど不自然なのもあったので、それらも考慮しての採点としました。
サウンドは、合っているなぁ・・・と。
戦闘も、なかなか。
そして、ボイスはなんか少し不思議な世界が描かれていると感じ、それはそれで面白いなぁ・・・と。
システムは、理由不明な謎の戦闘シーンというかエンカウントも・・・。
操作自体、簡単だし、回復アイテムをくれる猫がいるし回復してくれる人もいるので・・・
何か少し不思議なシステム…だけど、こういうの嫌いじゃないかも。
でもたまに戦闘が面倒だと感じた・・・かな。
独創性は、ギャグや猫や制作者様による解釈やブラックジョーク?を交えながら少しばかりの歴史の勉強ができるのを評価しての採点です。
いつものタッチのグラフィックやボイスがあるのも魅力です。
総評は4点。
何か少し物足りなさを感じたり、分かりにくさもあったので、この評価としました。
ですが、いつものギャグ要素とかもあって、歴史は良く分からんけどギャグとか好き、猫とか好きなら、多少は楽しめるのではないかな?と。
有難う御座いました。
…ちなみに、自分も、足の先が白い黒猫、大好きです。
なので、そういうのが好きな方にももしかしたらオススメできる・・・かも…