少女とクマのヌイグルミの童話的RPG
8歳の女の子"クミ"が、母親が作ったクリスマスプレゼントの"クマのヌイグルミ"とともに異世界で魔王退治を行うという童話の絵本のようなストーリー。人名やアイテム、通貨にいたるまでお菓子関連の名前というほのぼのとした世界観と、動いてしゃべって人一倍感情をもったヌイグルミがメインキャラクターであるなど大変個性的。他のRPGには見られない新鮮味が感じられ、クリア後は幼い頃の純真な気持ちを思い起こしてくれるようなロープルレイングゲーム。
ゲームの特徴として日数制限が設けられており、宿屋で休むたびに1日経過してしまう。期日までに魔王を退治できないとゲームオーバーになるので、体力回復のため安易に宿屋で泊まることは避けたい。しかし、日が経過しないと発生しないイベント等もあるので、通常はアイテムで体力回復して、一つのイベント終了後に宿屋で泊まるなど、休養のタイミングがポイントになってくる。また、戦闘ではキャラクターごとの特殊能力をつかった役割が重要となってくる。戦闘を繰り返して経験値をためることよりも、イベントや街で本棚を探して本を読んだり、人から伝授してもらうことで"特殊技能"を修得することの方がより大切だ。これらキャラクター達の個性ある技を駆使しなければ、先に進むのは難しいだろう。
なんといっても、このゲーム最大の見所はキャラクター同士の会話と童話的なストーリー展開。いきなり異世界に跳ばされ魔王を倒さなければならないというハードな現実に直面しても、持ち前の健気さと幼い子特有の脳天気さで決して現実から逃げることのない"クミ",愛嬌のある関西弁で鋭いツッコミを連発してプレイヤーを楽しませてくれ、時には物事の本質を的確に指摘する大人な発言も繰り出すクマのヌイグルミ"グレ",異世界側の人間であり、魔物からクミを守ろうとする実直な騎士"ウェハース"の3人を中心としたユーモラスなボケとツッコミのやり取り。戦闘中でもお構いなしに漫才してくれる彼らは、最後までプレイヤーを和ませてくれる。
≪ 感 想 ≫
グレの大阪弁の台詞については、大抵の場合文章で書かれた大阪弁というのは違和感を感じるものなのですが、台詞回しが上手いのか自然と受け入れられました。また、全ての事由に無駄がなく、しっかりとした意味を持っていて、後で「あ~なるほど」とわかってくるシナリオ設定には関心しました。
漫画やドラマで最近よくある大人の駆け引き的なドロドロしたストーリーが多い中、このように絵本的なやりかたで上手にまとめ上げて、なおかつイヤらしく無いほのぼのした心温まるストーリーはなかなかお目にかかれないと思います。大人になるにつれて少しずつ薄れていってしまった感情を思い起こしてくれたような気がして、ラストでは年甲斐もなく目がうるうると緩んでいました。子供はもちろんの事、大人の方でも感動できるゲームです。ぜひぜひ、やってみてください。
小学生の時、兄のパソコンでプレイしてた。24歳になった今、ふと思い出して検索をかけた。そうそう、こういうのが良いんだよ。またやろうかな…
小学生の時、初めてプレイしました。
大人になった今でも、時折あの世界観を思い出します。
名作です。
ストーリー、世界観、キャクター、やりこみ要素…すべてが最高でした。名作中の名作だと思います。
初めてクリアしたフリーゲームがこれでした
アイテム探しが楽しいです
少し泣く
大好き!
温かい作品で、比較的ストーリー重視だと思います。
童話風でもっとライトなものはあるのですが
こういう作品はありそうで、ありません。
ブサイクだけど愛嬌のあるグレちゃんがかわいい。
倒した野犬などの毛皮を売ってお金を稼ぐシステムなど、妙にリアルだったりする。
猫の恩返しが好きなんですが似たものを感じました。
非日常に飛び込んでいって最後には日常に戻るといった流れは二番煎じであっても心に響くものがあります。
ストーリーがいいです。
くまのグレイに愛着が湧くキャラクター作りは流石の一言です。
中盤でファンタジー色が強くなり違和感もありましたが、各キャラクターの魅力にかき消されて気にならない程度です。
やりこみ要素が多いので、やり込みたい方はボスを倒す前にセーブデータを別にしておくといいと思われます。
楽しくプレイさせていただきました。コイン集めで交換してくれるおじさんがいたんですが、間違えて2回とも同じコインを交換してコンプできなくなりました><;コンプしたら貰えるのはあの伝説の盾だったのでしょうか・・・?
素敵な物語でした。
優しくて、可愛らしくて、純粋に美しくて、
最後は素直に感動できて、幸せな気持ちになりました。
丁寧に作りこんであって、終わってほしくなかった。
クミもグレもウェハースも、みんな同じぐらい好きになれて、
こんなにあたたかいゲームにであえてよかった。
それと、テーマ曲が大好きでした。
ほのぼのしていて可愛かったです。
初級者でもさくさく進める難易度で、ストレスなくプレイ出来ました。
戦闘中にクミやグレが繰り広げてくれる漫才が面白かった(笑
クミのドット絵がすごい可愛いとおもいます。
ぬいぐるみのクマ(名前:グレ)以外は、ストーリー、キャラ設定その他に特に目新しい部分はありません。回復アイテムがすこし変わっていて面白いですが、全体的に王道です。
ただ、だからといって物足りないとか、つまらないとかなんてことはありませんでした。グレがいい味を出していて、会話も妙に現実的というか、ファンタジーRPGなのにどこか生活感のある、悪い意味でのこどもっぽさのないほのぼのとしたゲームです。
基本特にレベル上げなどは必要ありませんが、かといってぬるゲーとまではいかないので、戦闘も苦ではありませんでした。シンボルエンカウントなのもよかったです。
おまけシナリオは有料ですが、是非やりたいと思っています。
プレイ時間は6時間ほどでした。
非常に可愛らしい作品です。
プレイしてて心が温かくなる感じですね。
僕が初めて好きになったフリーゲームです。
ゲームを終えたとき、少し気持ちが軽くなったような気がします。
また、「もっとクミとグレの会話を見続けていたいな。」と思いました。
もし、フリーゲームをやる暇があるならぜひやってみてほしいし、そんな暇がないほど忙しい人こそ、やってみたら心に残るものがあるかもしれません。
めんどうなRPGは苦手だけど、これは楽しめました。
ぬいぐるみグレのキャラが秀逸。
子供向けっぽいけど、お疲れな大人さんにこそおすすめな感じです。
2度目は攻略サイトを見てサブイベント、アイテム完全攻略したくなりました。
(単純アクション好きの自分にはめずらしい)
初めてのフリーゲームでした。
ずっと昔にクリアしたゲームですが未だにPC内にあり、今でも鮮明に思い出せます。
難易度は易しく、ストーリーも絵本のようにほのぼのしていて
当時小学生だった私にはEDも感涙ものでした。
もう一度こんなゲームしたいな。
本当に面白い。
是非一度はプレイしてみてほしいです。
オリジナリティ及びシナリオを高く評価させて頂きました。
主人公が8歳の女の子なのですが、とてもしっかりして驚かされます。仲間のクマのぬいぐるみもキャラ立ちがしていて面白いです。
ストーリーは、単純と言えば単純ではありますが、最後までプレイすれば感動できると思います。
ゲーム性については、難易度がかなり易しい部類に入ります。おそらく子どもがプレイすることもある程度念頭においているのでしょう。とは言っても大人の方でも十分に楽しめる内容です。
何かと話の設定が難しくてややこしい、あるいは描写が重すぎる最近のRPGにうんざりという方にお勧めしたいと思います。
一見すると絵が下手くそだがそんなことはプレイしているうちに気にならなくなる
絵本にありそうな物語と絵、だが感動した
一見するとネタゲー。実際にところは正統派RPGともいえる。
キャラの会話、サブイベントらへんが非常にコミカル。
初めはキャラ設定(大阪弁など)に戸惑ったが、慣れればむしろそれが良く感じた。
どこか温かく切なく、プレイし終わった今穏やかな気分になる。
キャラグラが作品の雰囲気とマッチしていて高評価。
システムは一見平凡だが、時間制限が少々厄介。
サブイベントまでやりこみたい人は計画的に。
初めは好き嫌い別れるだろうが、とりあえず中盤までプレイしてみてほしい。
手の込み具合は異常なほど。いろいろ探すのが楽しい。
ネタゲーと誤解しててしばらく手を付けてなかった
でも普通に面白かった
クマのセリフが良くて非常に楽しめた
割とよかった。
めちゃおもしろいです!そして感動します!
あたたかい気持ちになれます。
よくあるRPGで迷う子事が無い簡単なRPGです
最初は退屈でプレイするのが少し苦痛でしたが続けていく内にゲームに夢中になっていました
気がつけばキャラクターや音楽に愛着が沸きエンディングを見終わる頃には涙が出そうになる程の感動できるストーリ重視のRPGです
続編(外伝かな?)が有料なのですがこの作品をエンディングまで進めた人は迷わず購入した人は多いのではないかと思います
実はRPGフリーゲームをするようになったのはこの作品のおかげで自分の中では思い出補正も有り未だトップクラスです
ただし注意して欲しいのはシリアスな話を求めている人やシステム重視(戦闘やキャラ育成重視)する人にとっては苦痛でしか無い作品なので当てはまる方はスルーした方が良いです
クマのキャラで持ってるゲームだが、RPGではそれが重要。
難易度はやや低い。
opや微妙に柔らかいパンチとか何パターンかある戦闘中の会話や
シャキーンとアニメするとこやグレがくみを諭すシーンとか色々良かったです。
前にレビューされている方がいるように、このゲームのほのぼの感は独特。
ただしストーリー自体は引きずり込まれる勢いは感じません。
まぁ、それはほのぼの感とのトレードオフなのかもしれません。