女好きでだらしない魔剣士"アース"、パートナーの"ルナ"や同居人の少女"ヴィーナ"と共に、軍都コスミリアのギルドハンターとして街の人々からの依頼を解決していく。テンポよく進むストーリーと個性的なキャラクター達が特徴的なドタバタファンタジーロールプレイングゲーム。
ゲームの基本的な流れは、ギルドハンターとしてギルドを仲介し街の人々から依頼された仕事をこなしていく。依頼の内容はオーソドックスな魔物の討伐や迷子のペット猫探しなど様々。ゲームは美麗なグラフィックや音楽、RPGツクールXPというあたらしい制作ツールによる戦闘システムなど見所は沢山ある。そのなかでも個性的なキャラたちが繰り広げるコメディタッチの会話が楽しく、中でも女好きのアースとその相棒であるルナとの漫才のようなやり取りが特に面白い。
≪感想≫
なによりも"黒魔剣士アース英雄譚"の魅力といえば、ストレス無くサクサクと進むテンポのよいストーリーと、それに付随する個性的なキャラクターたちとのボケツッコミのやり取りだろう。ストーリーは一本道だけど、その所々に発生する会話イベントの楽しさにより飽きることなくプレイできてしまう。そしてキャラクターたちのレベルも、普通にストーリーを追っていくだけでも程よく上がっていくため、退屈な経験値上げをすることなく次々と進めていけるのが嬉しい。
また、登場キャラには人気作「シルフェイド見聞録: https://freegame-mugen.jp/rank/game/silfade.html 」や「女神の涙TRUE: https://freegame-mugen.jp/rank/game/megami.html 」などのキャラクターがゲストとして出演するのも、これらのゲームをプレイしたファンなら見逃せないはずだ。
タイトルメニュー画面
動きのある戦闘は見るだけでも楽しい
軍都コスミリアの街マップだ
ギルドで受けたい依頼を選ぼう
イベントCGの一つ、エロ剣士アースがいい感じ
次々と新たなキャラクターが出てくる
ゲームポイント
RPGツクールXPで制作
コンテストパークweb 2006年度夏 金賞受賞作品
テンポ良く進むストーリー展開
全てオリジナルのグラフィックと音楽
人気作シルフェイド見聞録や女神の涙TRUEなどのキャラがゲストキャラクターとして出演
[黒魔剣士アース英雄譚]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 95 98 Me 2000 XP
- 制作者
- タクミ
- 本体サイズ
- 28.3MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2006年7月 4日
- お気に入り
- 票1票
ダウンロードが出来ない様子。
どこか可能なリンク先はありませんか?
リンク修正しました。ご連絡ありがとうございます。
ギャグも戦闘も面白い。
グラフィックも秀麗で、戦闘は軽快に進み、物語も掴みやすい。
システムはすごいざっくりしててなじみやすかったです。
テンポよく進めていけるゲームって感じかな。
面白い漫才師と一緒で、いくらボケの素材が良くても
ツッコミが下手だとボケが活きない。場が白ける。すべる。
アース自体は好きだが、
敵味方含め、女性キャラ達の魅力が乏しすぎる。
ヴィーナも最後まで空気。
対して男性キャラは意外とそうでもない。寧ろサブキャラも魅力的。
だから女キャラのつまらなさが浮き彫り。
すぐに暴力を振るうヒロイン(?)も苦手だし
パートナーが女性である必要性も感じなかった。
正直、男性のパートナーの方が同じ暴力ツッコミでも笑えたと思う。
女性だとやり返せないストレスが溜まるし
アースの暴走シーンはギャグポイントなのに、ルナの暴力がガチっぽくって白ける。
スキルを簡単に店で買うシステムなので、レベ上げの楽しさを感じない。
レベ上げ楽しくないので敵はスルーしがち。
流石にラスボスはそこそこのレベルないと駄目なのだけど
終盤に向けてのレベ上げがひたすら苦痛。
アースと言うキャラ自体には魅力を感じただけに残念。
システムはザックリしているので、プレイ序盤から馴染み易かった。
男キャラは生命感があってイキイキとしているが、女キャラがどれも死んでいる。
そのせいで主人公の女タラしがカラ回りしている。
会話展開型でストーリー重視にしたいなら、もっとそれぞれの「情緒」を深く描かないとプレイヤーには想いが届かない。
このままでは主人公という「猿」を見物しているだけに思える。
物語は「依頼」をこなして進んでいくが
序盤の大きな山場(遺跡)を越えて何かがあるのかと思いきや、再びどうでも良い「依頼」をこなすことになるので
遺跡後に何かしらの分岐点か、重要なイベントを作って盛り上げる必要があると思った。
全体的なテイストはとても個性的なので、プレイをしていても新鮮味を感じたが
とにかく、物語とキャラが弱すぎる「うわべ」のゲームだったので惜しいと思った。
少し懐かしい良作。