「世界を救う風となれ。」
本作はじどりが制作する長編RPG「エターナルドラゴン」シリーズの続編です。
第2話~第5話を収録。未プレイの方のためにあらすじを用意してあります。
第1話はこちら
→https://freegame-mugen.jp/roleplaying/game_11120.html
■タイトル
Eternal Dragon -Crystals-
(エターナルドラゴン・クリスタルズ)
(通称 ▶ エタドラ )
(ハッシュタグ ▶ #エタドラ )
■ストーリー
相棒の竜「ヨナ」をこよなく愛する竜使いのシドと、家族を竜に殺された過去を持つドラゴンハンターのドノヴァン。
立場の異なる二人が一緒に旅を続ける。
ある時、世界中に瘴気を放つ『魔竜』により、ヨナは危険な状態になってしまう。
ミコト、セシルという二人の仲間を加え、シド達はヨナを救い、魔竜を倒すべく火山へと向かった。
■システム
(1)テペルシステム
戦闘中に武器を強化するシステム「テペル」を採用!
テペルを使い、武器にスキルを付与して強化しよう!
(2)クラフトシステム
レシピと素材を入手して、武器を作成しよう!
(作成した武器は名前を変えられます)
(3)勲章システム
目的を達成したり、クエストをクリアして勲章を集めよう!
得られる勲章は50種類以上!!
(やり込み要素)
(4)サブクエスト
メインストーリーでは物足りない方のためにサブクエストを用意!
さまざまなギミックを解き、高難度ダンジョンをクリアできるか!?
ゲームポイント
■ゲームのジャンル
王道ファンタジーRPG
■プレイ時間
メインストーリー:3時間〜5時間
サブクエスト:+4〜6時間
■制作ツール
RPGツクールMZ
■生成AI使用
一部の画像に生成AIを使用しています(戦闘背景、歩行グラフィック)
最も注目してほしい点、力を入れた点
・王道ファンタジーRPG! FFやドラクエが好きな方におすすめ!
・ドラマチックなストーリー! 感動したい方におすすめ!
・テペルシステムによる武器の改造! 自分だけの武器を作ろう!
・サブクエストや勲章など、やりこみ要素多数!
■シナリオ2
細かく書くといっぱいあるんですが、とにかく制作の都合が最前面に出ていると感じます。
各キャラの考え方が極端すぎます。
例えば、龍は全て殺す。悪い龍は居ないんだ。生贄のために育てたのだ…などといった考えが作中に登場します。
極端な考え単体でも違和感がありますが、これらの極端な考え方が場面や状況によってころころ変わります。
第2話の村長さんは特にひどかった。
もう少し余裕を持たせた言い回しをしていれば柔軟に立ち回れるものを、もうホントに手のひらのクルクル具合が凄い…
また、そもそもの世界設定ですが、龍が危険だと分かっていて人も多く殺されているのにテイマーがそれなりに世間で認められている存在なのが驚きでした。
ハンターギルドのマスターが瘴気のことを話した際にPTメンバーが「知っているのか?」と驚いていたので瘴気は一般には知られていない情報ですよね?
にも拘らず、人に牙を剥くかもしれない龍があまりに街中を闊歩し過ぎてて、いいのかなコレ?っていう感じがぬぐいきれません。
瘴気が一般的な知識だったとしてもちょっと無理がありそうですが、そうではないので尚更ですね。
1話をプレイしていないので世界の設定に理解不足な点もあると思いますが、本作の2~5話プレイの感想としては最後まで腑に落ちませんでした。
とまぁ、こんな感じで気になるところが結構あったんですけど、大事なものを助けるために奮闘する面々の描写は見ていて面白かったです。
■グラフィック4
立ち絵の表情差分や姿勢差分が用意されており、絵に動きがあって手描きの良さが出ていると思います。
■サウンド3
雑魚戦が壮大過ぎてボスBGMとの差分が小さいと感じます。
■システム2
本作で特徴的だと思ったのはテペルという武器に属性やスキルを付与する能力ですが、これがどうにも曲者で最終場面以外では面白さに寄与していると感じられませんでした。
武器も6個まで装備できるのですが、感覚としては余剰に装備している武器はコマンド選択とスキル習得が面倒なただのスキル欄でしたね。
このシステムである必要を感じません。
クリア後の開発ルームで序盤の武器が捨てられるのが嫌とのコメントを見ましたが、であれば武器の進化とか育成みたいな方向もあったんじゃないかなぁなんて思いました。
あと、防具売ってるところが少なく、新加入メンバーの防具を探すのが面倒で地味に困りましたが防具の更新は特にないんでしょうか?
サブクエはスルーしたんですがメインクエを進めた感じだと防具は最初の街で新調したらずっとそのままでした。
■オリジナリティ3
テペルは特徴的でしたね。
ナイスチャレンジだと思います。
■総評3
キャラの感情はしっかり描いているし、エンディング時の画面演出なんかは頑張っていてて、情熱的に仕上げようという熱意は感じるのですが、他の部分が気になり過ぎてストーリーへの没入感は小さめでした。
テペルも挑戦的な意欲は感じるものの、実際に面白いかと言われるとそんなことはなく、設計段階で面白さに対する客観的な分析が不足していたんだろうなぁと感じます。
シナリオ面では不整合に気を付けるのと、システム面では面白さへの配慮があったらよかったのかな?と思いました。
プレイ&貴重なご意見ありがとうございます!
今後の続編の参考とさせていただきます m(_ _)m
防具屋の質問についてですが、フレアヌスの街(第四話)でシルバー系のものが購入可能です。
建物が横向きに入る構造で、街の左下のほうにあります(テペル削除する人の近く)
防具屋確認しました。
情報ありがとうございます。