♦あらすじ
朝比奈奈々は、代り映えしない田舎の学校生活を送っていた。
そんなある日 3人しかいないクラスに転校生がやってきた。
クラスメイトが4人になり、喜んでいた奈々達だが
その日を境に、平和な日々がおかしな生物に脅かされるように…。
※この作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などには一切関係していません。
ゲームポイント
♦制作者 青真クル
♦制作ツール RPGツクールMV
♦プレイ時間(目安) 四時間~六時間
♦ED数 二つ+α
更新履歴
2025 4/09 りゅうとひなたとてふてふと(プロローグ) ver.1 公開
2025 4/17 ムービー前のセーブ設置、ゲームの軽量化
2025 9/27 りゅうとひなたとてふてふと(完成版)ver.2.0 公開
2025 10/16 イベント中の不具合を修正しました。
2025 10/17 終盤のイベントを修正
2025 10/23 一部戦闘バランスの調整、セリフの追加、誤字脱字の修正、
キャラクター表示方法に関する不具合の修正
2025 10/27 ムービーの調整、テキストの修正
2025 11/19 進行不能の不具合、誤字の修正
[りゅうとひなたとてふてふと]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
10 11
- DL回数
- 制作者
- 青真クル
- 本体サイズ
- 325MB
- Version
- 2.5
- 最終更新日
- 2025年11月19日
- お気に入り
- 票2票
ver2.4
時空屋右のトンネルの先で赤い花2匹とイベント戦闘の後
体力回復のために虫退治のおばあちゃんに話しかけて怪我を治してもらってから
再びひまわり園に戻ると赤い花2匹が復活していて進行不能になりました
申し訳ございません。
そちらの進行不能バグに加え、その他修正したver2.5に更新しました。是非ご利用下さい。ご報告ありがとうありがとうございます。
※誤字です すみません。
ありがとうありがとうございます。
→ありがとうございます。
とっても素敵な作品でした。
メインキャラクターひとりひとりに焦点を当てながら、物語全体の大きな謎に迫っていく構成になっています。どの子も一生懸命で、誰かのために頑張れる、とても好感の持てるキャラクタライズなのですが、それだけで終わらないのが本作の魅力になっています。みんな何かしらの心の弱さがあり、それは切ない過去のよるもので、弱さゆえの葛藤や衝突がよりキャラクターに深みを与えています。
シナリオ全体も秀逸で、常に感情の手綱を握られ、作者さんの思惑通りに情緒をコントロールされているのが分かります。真相が気になってどんどん進めてしまいました。
ドット調の温かみあるグラフィックに、アニメーション付きで変化するキャラクターの表情、ピクチャによる巧みな演出で、作品への没入感を大きく高めてくれます。ただクオリティが高いだけでなく、全体が高クオリティで統一されているので「田舎の夏」の世界にどっぷり浸かることができます。ドット調のグラフィックに合ったピコピコ音のサウンドも、雰囲気を損なわないチョイスでした。
戦闘では、昼夜を切り替えることで属性の強弱をコントロールするシステムが楽しかったです。アタッカーにする子を決めて、その子が有利に立ち回れる場を作っていく駆け引きを楽しむことができました。個人的に、葉月ちゃんと柚くんが同じ「昼有利」の属性なのがとっても好きでした。エンカウントした敵を倒していけば勝利できるバランスでしたが、適度に全回復スポットがあるため、苦戦するようならレベル上げも可能になっています。
キラキラとしたキャラクターグラフィック、温かみとレトロ感のあるマップ、そこから織りなされる少しダーティーな展開は作者さんの十八番であり、これを味わうのが作者さんの作品の醍醐味です。作者さんのブランドが確立されており、唯一無二のオリジナリティになっています。ただ暗く衝撃的な展開で終わらせず、最後はしっかり「プレイして好かった」と思える内容になっています。個人的に、ゲームとその他映像作品の最大の違いは「プレイヤーのインプットの存在」だと思っていて、ゲームシナリオにおいては「プレイヤーにインプットさせた労力に報いる結末になっているか」をとても重要視しています。その意味で、本作の締めくくりは申し分なく、心地よい達成感と終わってしまった虚無感を残してくれるラストでした。
今後時間が流れても「ああ、あの作品好かったよなあ」と思い出す宝物になりました。素敵な時間をありがとうございました!
最後までプレイしていただきありがとうございました。ストーリー、グラフィック、演出など全てにおいて今の全力を尽くして制作したのでそう言っていただき嬉しいです!
特にストーリーはプレイヤーの皆さんの思い出になるように、何度も1から作り直しました。作り直すたびに進んでいるのか不安になることもありました。しかし「宝物」と言っていただき、そのような思い出のゲームのひとつになれたことはこの上ない喜びです。
最後にプレイだけでなく、丁寧で素敵な感想をありがとうございます。この感想が私にとっての思い出になりました。