19世紀ロシアの作家ドストエフスキーの小説「カラマーゾフの兄弟」の中に、「奇跡は悪魔の所業」という言葉が出てきます。奇跡が起きたらからこそ聖人であり、聖人であるからこそ奇跡が起きるはずだ……。だから聖人であった僧侶の遺体をそのまま放置しても決して腐ることはない……と信じた。
神は存在する。だからこそ奇跡が起きたのだと考える。奇跡が起きたのは事実だとしても、なぜそれが神の御業だと断言できるのだろうか?もし奇跡を起こしたのがドストエフスキーの言うように、神ではなく悪魔だとしたら?奇跡を起こして、勇者と呼ばれた者を王も民衆も称える。だがその奇跡を起こしたのは神ではなく、魔王だとしたら?魔王の力を借りて勇者となった者が、魔王討伐へ向かう……といった内容が作品の下地にあるつもりで作りました。
ゲームポイント
経験値獲得によるレベルアップなし。アイテムや魔法による回復なし(敵は別)。
基本一本道の短いお話中心のRPGです。
更新履歴
・年齢制限を「年齢不問」から「R-15指定(15歳未満禁止)」に変更
[奇跡は魔王の所業]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- R-15指定(15歳未満禁止)
- 対応OS
- 7 8 10 11
- DL回数
- 制作者
- ヒオレミ・とり子
- 本体サイズ
- 384MB
- Version
- 384
- 最終更新日
- 2024年7月 5日
- お気に入り
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王国領の自治区に暮らす魔剣士アンリエットが、
独立を守るため、それを認めない王国軍と戦うRPG…でいいのかな。プレイ時間約25分。
戦闘は全てイベント戦闘で成長要素もないため、RPGと言うよりはあらすじをなぞっているだけの印象。
その割にアンリエットと相棒アンジェリックや魔王との関係、また自治区「ラ・リゾン」と王国との関係など
全体的に説明不足な点が多く、勇者一行と魔王との関係もイマイチ分かりませんでした。
(ちなみに2周しました)
また百合描写の他にアンリエットが巨乳をさらして裸でうろつくシーンや
欲情した騎士たちの性的な台詞も多く、少なくともR-15相当が妥当かなと。
音楽も戦闘以外は全て無音というのも寂しい。
評価できる点としては、汎用グラ中心ながら表情差分が用意されていること、
また大半の登場人物に名前が設定されているのも芸が細かくて良いと思いました。
2vs7のラストバトルもなかなか歯応えのある難易度で良かったです。