■あらすじ
舞台は剣と魔法の異世界『リム・エルフィア』
伝説の勇者が魔王を討伐してから十数年……。
冒険者の少女グリはある日、友達のエルナとドラゴン退治の冒険に出かけました。
そして、少女たちの壮大な物語が今、幕を開けます――。
■概要
4人組の美少女が主役の王道ファンタジーRPGです。
笑いありシリアスありの長編作品です。
■公式サイト
http://tenkure.bake-neko.net/hl-001top.html
■育成アドバイス
獲得LPが少ない序盤はスフィアをこまめに付け替えて、取りやすいスキルを広く浅く習得するのがオススメです。
主人公グリは万能タイプ故に中途半端な育て方をすると器用貧乏になりやすいので、予め育成方針を決めておくと良いでしょう。
戦士タイプとして育てるなら、攻撃力や素早さなどのパッシブスキルを優先的に。
魔法タイプとして育てるなら、魔法力とMP、各種魔法を優先的に。

キービジュアル

メニュー画面。可愛くて個性的なキャラクターが活躍します

イベントシーン。コミカルからシリアスまで様々な物語が展開します

スキットシーン。キャラクター同士の雑談が楽しめます

戦闘シーン。コマンド入力中は時間が停止します

装備画面。様々なスキルで自由にキャラクターを強化出来ます

広大なフィールド。弱い敵との戦闘は回避可能です

世界地図。ファストトラベル機能搭載です

収集要素ブロマイド。その数なんと100種類以上!

ヘルプやあらすじはいつでも閲覧可能です
ゲームポイント
第8回新人フリコンベテラン部門、準グランプリ受賞作品
プレイ時間:約20時間
戦闘難易度は4段階から選択可能
ゲームパッド対応(ボタン配置調整済)
闘技場やクリア後のオマケなど、寄り道要素も充実しています
[ヒロインズレジェンド ~リム・エルフィア物語~]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
7 8 10 11
- DL回数
- 制作者
- 天駆連星
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 550MB
- Version
- 1.04
- 最終更新日
- 2023年7月 6日
- お気に入り
- 票15票
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最初は「絵がかわいいな」程度の軽い気持ちでダウンロードしたのですが、実際にプレイしてみるとこれが意外とハマるハマる。
このレビューを書いている今も、ちょうど2周目をプレイしているところです。
まず最大の評価ポイントは、全体的に非常に親切に作り込まれていることです。
冗長になりがちな強制イベントは短めにまとめられ、キャラ同士の掛け合いやヒントは自由に選択可能(星印のアイコンが光る仕組み)。さらにアイテムがある場所が光るなど、冒険部分で無駄な動きを極力減らす工夫が随所に見られ、ストレスなく進められる設計が本当に見事です。
戦闘システムも秀逸です。素早さと数直線でコマンドを入力する独自の仕組みにより、臨機応変な戦術が求められ、戦闘がとても楽しい。
また、文字フォントが完全に統一され、太文字で見やすく、ルビも適切に入っている点も好印象です。
メニュー画面もとっつきやすく、あらすじ画面で次に行くべき場所のヒントが表示されるため、中断しても「次何すればいいんだっけ?」となることがほとんどありません。基本は一本道ながら、同人ゲームにありがちな「迷子ストレス」をしっかり軽減してくれています。
キャラクターも可愛らしく、個性がしっかり演出されており、見ているだけで楽しい点も大きな魅力です。
と、ここまでべた褒めになってしまいましたが、気になる点や「このゲームが向いている人」についても触れておきます。
まず成長システムはFFライクで、魔石やマテリアに近い方式を採用しています。ただ、メニュー画面で習得スキルが増えてくると一覧が見にくくなるのが難点です。装備画面でスキル状況が常時確認できるとより良かったと思います。
ストーリーは完全に王道で、作者自身も認めている通り『きらら系』の影響がかなり色濃く出ています。そのため、萌えアニメや可愛い女の子中心の世界観が苦手な人にはかなり抵抗があるでしょう。私はこの系統が好きだったからこそ深くハマりましたが、そうでない人には厳しいかもしれません。
全体的にグロい描写や心を折られるような重い展開は一切なく、良く言えば「可愛いキャラと一緒に王道的な冒険を楽しみたい人」には非常に刺さる作品です。
その反面、心情描写や恋愛、人間関係などを深く掘り下げて味わいたい人には、少し物足りなさを感じるかもしれません。
総評として、お約束的な展開と可愛いキャラクターが好きな人向けの作品と言えます。その一方で男性キャラも複数登場し、意外性や複雑な人間ドラマを強く求める作品が好きな人にはハードルが高いでしょう。
個人的には、最後のオチは後半でだいたい予想がつきました。それが分かった上で最後まで楽しめるかどうかが、このゲームの分かれ目になりそうだなという印象です。
シェアウェアでも十分通用するクオリティの作品が無料で遊べたことを考えると、本当に優秀な同人ゲームだと思います。
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ラスボスを討伐してエンディング到達後、クリア後要素をちょっと触ったところまでプレイ。
■シナリオ3
まず印象に残ったのはキャラで、キャラの会話が全体的な雰囲気を作っており、それが物語の魅力になってたと思います。
主要キャラのボケとツッコミも面白いですし、ちょい役で出て来るNPCなんかにも味のするやつが居たりしますね。
ただ、ドラゴン被害に遭っていた村長さんが事件解決の前後でドラゴンに対する呼び方が変わってたり、元勇者の王様の行動がちょいちょい愚かだったり、その辺の細かなところで不自然さのチェックにはちょっと抜けがあるかなと感じました。
キャラが動く舞台である世界の物語の流れは、新しい土地に行って何かの理由で新たなダンジョンへ行って新しい敵や道具が出てきて何かして、そしたらまた新しい土地へ行って~…の繰り返しで、物語を引き延ばすために新しい要素が次々に出て来ているのを感じました。
結果的に場当たり的な感じが強かったですね。
シナリオ進行の過程で登場してきた場所だったり人だったりをもっと大事にしてあげて欲しいと思いました。
その場所にはどういった背景があるのかとか、過去のあの人は何を信条として今は何をしているのかとか。
■グラフィック5
まずキャラがかわいい。
ブロマイドにもちょっとエッチなのがあってとてもいいです。
■サウンド4
特に違和感ないです。
■システム3
大きく取り上げたいのが4点と、細かいと思うけど個人的に気になったもの1点を書いておきます。
・ブロマイドの使い方(大)
たまにちょっとHな絵が入っていてやる気を引き出してくれます。
エロってすごい。
また、単なる絵を眺めるだけの収集要素に留まらず、これがアイテム取得条件になっており、そこで得たアイテムの質が中々いいのです。
エロ、かつ、育成にも寄与していて集め甲斐がありました。
・コマンド記憶がない(大)
コマンド記憶ないですよね?
俺が見つけられてないだけならすみません…!
ATBなため、現在のコマンド入力が誰なのかを確認しつつ、キャラ一人ずつにコマンド入力をする必要があるため、コマンド入力を助ける機能は付けておいて欲しかった。
戦闘速度はかなり高速でスムーズ。
しかも決定キーで微妙に早送りも働いているようなので、決定キー押しっぱなしが便利なのですが、コマンド記憶がないため、押しっぱなしだと通常攻撃しかできません。
魔法を使いたい場合は決定キー押しっぱなしは誤爆の元になります。
そのため決定キー押しっぱなしを封じられる魔法の使用はかえって時間のかかってしまう場合が多く普段使いがしにくかったですね。
それに紐づいて魔法、特に攻撃魔法は覚える気にならなく、全員パッシブ重視の脳筋PTで進めましたが、使い勝手はそこそこよく、それで割とスムーズに進められました。
コマンド記憶がないこと、戦闘が高速なこと、ATBであること、災難にもこれらが噛み合って育成に悪影響が出ているように感じます。
・成長の頭打ち(大)
スキルを覚えるアイテムを装備し、熟練度的なものでスキルを取得していくシステムは自由度が大きくて好きですね。
ですが、終盤まで進めてくると主要なスキルはもちろん、「まぁあった方がいいよな」くらいのスキルも全てとってしまい、どうあがいても最後にはみな同じ育成状態となってしまいます。
クリア時点では全部MAXまで鍛えて完全に頭打ちとなってしまい、最終地点での育成の自由度は0でした。
クリア後要素を続けるのが辛くなった1番の原因でもありますね。
もう少し選べるスキルが豊富だと嬉しいです。
特に攻撃や素早さといった重要パッシブは類似品を何個か追加してもいいんじゃないかと思います。
・敵が早い(大)
印象ですが味方よりも素早く動く敵の方が多かったですね。
難易度的には雑魚1~3戦したらフィールド上で回復するくらいの程度に収まっているので、難易度はそんなに悪くないと思うんですが、敵の行動が多くこちらの行動が少ないのが地味にストレスでした。
雑魚戦は何回もやるもんで、地味ですけど結構メンタルに来ましたね。
・フィア再加入時の差(小)
フィアが一時的にメンバーから抜け、再度迎え入れられることになりますが、フィアがPTに居なかった期間中の分だけ他のメンバーとスキルの取得状況に差が出来てしまっています。
全員同じ方針で鍛えて足並みを揃えさせていたので、差が出るのが妙に気になりました。
方法は何でもいいと思いますが、対策の一案としてはフィアはせっかく特殊な状況に置かれていた訳ですし、それ用のLスフィアを作ってフィアはそれをMAXまで覚えている状態にするとか良さそうに思いました。
■オリジナリティ5
キャラの会話とブロマイドに味を感じたので5で。
■総評4
一番の魅力はキャラの会話でしたね。
ボケとツッコミが面白くて「くすっ」と笑える場面もかなりありましたし、イタコキャットや本をバリバリしてる猫なんかも好きですw
気になったところとしては、シナリオの場当たり感があることと、育成システム自体はいいのですが他の要素がそれを半殺しにしているように感じられたことですね。
そこはちょっと残念。
ED後の後日譚までクリアしました。
所要時間は約18時間
ストーリー
90年代のSFC、PCエンジンなどのRPGを彷彿とさせます。
特に深いストーリーというわけではないですが、矛盾もなくまとまっていると思います。
キャラクター・会話
キャラのイラストは非常に可愛らしく、ゲーム内での性格も可愛らしいのでキャラにヘイトを貯めることは無いと思います。
テイルズでお馴染みのスキャットがあり、キャラの掘り下げに一役買っています。
NPCとの会話を含めて、いわゆる「お約束」ネタも多いですが、特にエロっぽいものは意図的に避けられている印象を持ちました
R15ではなく、R12に収めようとしている、というと分かりやすいでしょうか。
バトル
タイムライン式のバトルです。レトロRPGに準えるならDQではなくグランディアですね。
ただおそらく素早さ依存でタイムラインを進む早さが違い、一気に後ろから追い抜いてくる敵も多く
初見では行動順が読めず、このシステムの楽しさを少し殺している感じがするのが残念でした。
また、弱い敵とのエンカウントを簡単な操作で取捨選択できるのは非常に良いと思いました。
総評
全体的に非常に丁寧に作られていて、作りこみが凄いと思いました。
90年代にPCエンジンCD-ROMのRPGを遊んだ方は特に楽しく遊べると思います。
楽しい作品を有難うございました。