屑鉄まとうデモナのイメージ

屑鉄まとうデモナ

屑鉄に埋もれた世界を往く、魔王と従者のお話

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総合得点
83.3
comment 25 (平均:4.5点)
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ゲームポイント

プレイヤーの皆様へのメッセージ

更新履歴

[屑鉄まとうデモナ]の詳細

頒布形態
フリーウェア
カテゴリ
ロールプレイングゲーム
年齢制限
全年齢
対応OS
Windows XP Vista 7 8 10
DL回数
制作者
くろあめ
制作サイト
くろあめ工房
SNS
X(Twitter)
本体サイズ
580MB
Version
1.60b
最終更新日
2024年7月11日
お気に入り
31

屑鉄まとうデモナのコメント一覧 (コメント数69)

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    ドット絵が可愛い。
    世界観、言語センスがカッコいい。
    パラメータや装備箇所の多さに圧を感じてましたが、
    実際にプレイしてみると意外とシンプルで爽快なゲームでした。

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    ファンタジー&スチームパンクな世界観が特徴のRPG。
    物語の都合上「差し迫る脅威」といったものがあるわけではないので、殺伐としないのんびりとした雰囲気で旅が進んでいく。

    常時二回行動の二人旅という独特なパーティ構成で、火力偏重バランスといったコメントがいくつか見られるが、守るにしても状態異常で嵌めるにしても取れる手段が多く、戦闘面で死んでいる要素はないように思える。
    近接2種、拳銃サイズの小火器、ライフルサイズの火器と4種に大別できる武器群はそれぞれ適正こそやや決まっているものの、2人の間でスキル装備共に制限はないので、道中の雑魚は二人とも軽機関銃で粉砕して行き、強敵には手堅い構成で挑む…といった使い分けも可能。

    寧ろ好みのプレイに対応した受け皿の広さを感じる。決して特定の構成しか選択肢がないというようなことはないはず。

    装備や技ごとについたテキストなど世界観・演出面でかなり分厚く作りこんであり、それも単純な説明ではなく、パートナーであるエキセントリックな従者の主観なども多く含まれていて読み物として面白いのでこの点も個人的にはおいしい部分。
    あまり他作品の名前を出したくないが、「らんだむダンジョン」のアイテムテキストを想像してもらえればそれに近いものがある。
    その辺のオブジェクトにもいちいち従者が反応してなんか喋ってくれる程度には重厚な作り込みが中篇RPGのボリュームにギュッと詰め込まれている。


    総じて高バランスの良作品だと言えるのだが、明確に好みが分かれると思える部分もある。
    無口タイプの主人公がベラベラ喋りまくる点。これは苦手な人にはかなりキツイと思う。

    ゲームにおける喋らない主人公の必然性や魅力というのは、プレイヤーの分身的な存在として世界観や物語への没入感を高める点にあると筆者は思うのだが、今作の主人公は一人称小説並みに頭の中で喋る。
    一人称小説並み、というのは言葉通りの意味であり、それだけである程度の性格やキャラクター性が見えてくる程度に喋る。

    「理由があって口が利けない」のではなく、「演出上セリフが無い」のに1つのキャラクターとして存在が確立している違和感は尋常ではなく、気にならないのであれば全く問題ないが、気になりだすと納得するために自分の心のコントロールが必要になる。
    この点は非常に惜しいと感じた。
    パートナーがエキセントリックな分、そのドタバタしたイベントににプレイヤー自身が突っ込んだり笑ったりと没入できる部分が死んでいるように感じる。

    ここさえ気にならなければ万人にお勧めできる作品だと感じた。
    攻略上の選択肢が多いので、「次のプレイでは違った構成にしてみよう」「あえて適正外の武器を多用してみよう」といったリプレイ性もある。

    やや辛辣なことを書いたが、個人的には大いに楽しめた素晴らしいゲーム。

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    ストーリー、キャラクター、システム共にとても良かったです。
    キャラクターかわいかったです。世界観も素晴らしかったです。
    ただひとつだけ注文するなら、全体マップの表示機能も付けて欲しかったです。

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    全編難易度ノーマルで裏ボス撃破まで。作者さんの作品に触れるのは恐らくこれが初。

    次代魔王たる主人公と従者ロダネが魔王の冠を授かるため果てを目指す物語。
    スチームパンクで退廃的な世界が視覚的によく表現されていることに加え、
    特筆すべきは、この世界の設定や背景の作りこみのすごさ。
    それはゲームの進行と共に更新されていく図鑑のtipsを見ればすぐわかる。
    舞台となる世界、過去、そこに住む者たち、場所、物、力、過去の手記など。
    それらの説明、内容がどれも十行強くらいきっちり書いてある。
    プレイしているだけではこの世界独特の言語や設定がわかりにくい面もあるが、
    これを読めば理解が深まることは間違いなく、物語もより楽しめるようになるだろう。

    また、章が進めば人々の会話は更新されることがあるし、
    調べて反応があるオブジェクトも数多くそこから色々知れることも。
    このように、主にテキストによる作り手の世界観の構築は素晴らしいです。

    そんなこの世界のメインキャラであるロダネに触れないわけにはいかない。
    ロダネが良いキャラをしていることに加え、ドットでちょこちょこ動く彼女がかわいらしい。
    拠点でのイベントは最たるもの。
    動物を愛でる感情に近い、と言ったらロダネに魔導砲で56されるかな。

    冗談はさて置き。このゲームのキャラを語るとき、ロダネだけで良いくらいに主人公の存在感は薄い。
    原因としては、ロダネのキャラが強すぎるのと、
    主人公が心情こそ書かれるが選択肢以外喋らないことが多くを占める。
    無論、ロダネというキャラが生み出されたのは主人公の設定のためだ。それはわかる。
    だとしても、作者さんに他に考えがあったとしても、無口設定はやめるべきだったと思う。
    なぜなら、このゲームが文章と会話を重視しているから。
    二人旅なのも大きな点で、一人がほぼ喋らない会話や場面を沢山見るのは何だか寂しくなる。

    また、無口設定の影響があると感じるのが、主人公のロダネに対する信頼や本音があまり見えないこと。
    二人の関係がなぜこれほど深いのかがわからない点も含め、描写が不足していて、
    ロダネがなんだか可哀そうに、一人空回りしているように見えたときも。

    普通に喋る主人公で十分だったのでは。
    あるいは、この設定なら二人旅でなく他に仲間や同行者が居た方がまだ良かっただろう。

    ここからはゲーム部分について。
    探索面では、ランダムドロップが楽しい。要らない既出品、ハズレも頻繁に出るが。
    特に新章時は初見の物が出るとテンションが上がる。
    だが、このゲーム性でメニューにロードが無い、あるいはショートカットが無いのは、
    vxace製の本作品では大きな欠点。F12をさせないで下さい。
    昔の作品ならまだ許容できるが、2022年のゲームでこれは厳しい。

    さて。忘れてはいけない探索時の便利機能。
    それは、ワンキーでいつでも帰還できることと、一か所だけとは言え中断地点を記憶できること。
    とても有用な機能なのは勿論、難しめな本ゲームでは消耗も激しくなりがちで、リカバリーがすぐ出来るのは助かる。

    バトル面は、常時二回行動で守りより攻め重視な傾向。
    ノーマルしかやっていませんが、バランス調整は大変だったでしょうがよく出来ていると思います。
    戦闘はスキルがメインで、それを中心に戦術を考えるのが肝であり楽しいところ。
    そのため、装備品はともかくスキルの揃わない最序盤はいまいち。
    序盤が終わるくらいからスキルが揃ってきて面白くなってくる。
    そのうち慣れるとは言え、スキルの説明が狭い枠に詰め込んで書かれている上、
    耳慣れない単語も出てくるために内容がわかりにくいのは難。

    かなりの長文になってしまったので詳細は省くが、好みが分かれそうなのは、
    やや難しめなバトルバランス調整、運ゲー要素が結構強いこと、
    ゲーム後半辺りからボス戦より雑魚戦の方が危険度が高いこと。
    上記とも絡むが、ボスあるいはボス級の敵を討伐時の達成感が薄いこと、あたりか。
    難易度が上がれば違ってくるのかもしれない。

    最後に少し。上では触れなかったが、図鑑についてはtipsだけではなく、
    アイテム、武器、呪角呪機(アクセサリ的なもの)、スキル、魔物と
    それぞれにロダネの一言が五行以上は書いてあるという充実ぶり。
    プレイヤーが全て読むには気力がいるし大変なのは確かだが、ただただ凄い。
    作者さんが文章を書く、あるいは考えることが好きなのでしょう。

    色々と書きましたが良い作品でした。ありがとうございました。

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    マップが非常にわかりにくい。
    全体マップがほしい。

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    LV200 クリア後シナリオ『異界の灯』含め全クエストコンプ
    まず何といってもマップから独自の世界観が伝わってきて最初から最後まで没入感がすごかった。
    アイテムの説明コメントも練られていて作者様自身がこの作品を一番愛してるのが伝わる。
    バトル面は防御や補助はほとんど使わない火力重視の戦法が一番おすすめ…
    というかそういうゲームだと思う
    かといって私はそれがつまらないと感じる事はなかった。
    お気に入りの戦法は魔王様がディスパッチとマルディクションで異常付加して
    ロダネはブラストライフルでダメージ底上げしつつネガボルトやアビスバレット
    という火力押し。
    晦冥紘道の後半フロアで呪角片稼ぎしながらどこまでも強くしていく作業に没頭している。
    キャラクターはやはり2人が良い。
    魔王様とロダネにすごく愛着がわいて好きになった。
    最初は味方が少ないのに心配を覚えたけどその分キャラの個性が際立ち
    シナリオに余計な雑音が無くなり…これが没入感を上げるのに一役も二役も買っている。
    総評としてはシナリオ、世界観、キャラクター、ゲームシステム、遊びごたえ
    全てが高水準の名作だと評価する。
    この作品を生み出してくれた作者様に感謝したい。
    これからも頑張ってください!

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    記入忘れがあったので追記
    戦法のくだりで魔王様が異常付加した後の決め技は
    『シャークバイト』と『アイスレブナント』で異常弱化時の最大火力を狙うというもの。

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シナリオの深さ。飽きずに長く遊べるようになっている工夫など。

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ゲーム画面の画質。演出の綺麗さ、キャラクター面の見栄えなどで判断。

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ゲームイメージにマッチしているか。ボイスありの場合はセリフが棒読みでないか。

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操作性やストレスなく遊べるか。レベルの高い技術を取り入れた作品かどうか。

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独創性があるか。斬新な演出や新たなジャンルの開拓など。

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熱中したか、ハマれるかどうかなどゲームとしての魅力。

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