記憶喪失の僕の前に現れた、"刹那の探偵"と名乗る黒髪の少女・静莉(しずり)。
彼女に誘われ「紅邸」と呼ばれる山奥の洋館で療養する事になった僕だったが、
その夜、使用人が何者かに殺害されるという奇怪な事件が発生する――。
血と狂気が交錯するライトミステリ<刹那の探偵>シリーズ始動。
※流血表現や残虐表現が一部含まれています。苦手な方はご注意ください。
【制作ツール】 RPGツクールMV
【プレイ時間】 ノーマルモードで3~4時間
【構成】 全10章+α

タイトル

各章の最初からプレイも可能

僕(主人公)は記憶喪失で入院中

刹那の探偵と名乗る少女・静莉

探偵とのオセロゲームで対決するが…

洋館で奇怪な殺人事件発生……!
ゲームポイント
・犯人当て要素があります。ぜひ挑戦してみてください。
・いつでもセーブが可能で、また章の最初から読み直す事も出来ます。
・二種類のエンディングが存在し、正しい選択肢通りに進める事でTRUE ENDに辿り着く事が出来ます。
最も注目してほしい点、力を入れた点
・全てのキャラクター絵および一枚絵は、フリー素材不使用のオリジナルです。
・作者が過去に製作したプロットを元にして、ゲーム向けに新たに書き下ろした作品です。
更新履歴
2022/02/21 v1.2b
●ドキュメントを修正しました。
[紅く追憶の水葬]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
7 8 10
- DL回数
- 制作者
- kotonoha*
- 制作サイト
- 言葉の書庫
- 本体サイズ
- 150MB
- Version
- 1.2b
- 最終更新日
- 2022年2月21日
- お気に入り
- 票6票
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ラハの作者さんの初のノベルですが、今までのRPGよりも完成度が高く感じました。
但し推理ものという観点で見ると評価はそれ程でもなく、
この作品の本質は寧ろ家族の関係を描いたドラマにあるといえます。
ちなみに厨二という意見が多いですが、どちらかというとメタ厨二だと思います。
とはいえメタネタが実際の事件にまで関わっているのはさすがにどうかと思いました。
気になったところはネタでは済まない性犯罪者が何のお咎めもないことで、
せめて女性陣の制裁の演出とかがないと単に不快なだけだと思います。
システム面では動作が若干重いのが少し気になりました。
あとネタバレページのQ9の内容は個人的には作中に入れてほしかったです。
この作者さんの作品は作風の割に手堅い印象が毎回あるので、個人的にはそこが課題のように感じます。
記憶喪失の主人公と刹那の探偵とが繰り広げるミステリー、推理ノベル
短時間でありながら豊富な叙述トリックが見事で面白かった
犯人のトリックも良かったが、それよりも作者の手のひらに踊らされるかのような叙述トリックの「なるほどね」っていう気持ちよさがありました
ほどよい短いプレイ時間でありながら、丁寧に作られた作品で面白かったです。
TRUE ENDは良かった
BAD ENDは微妙
全体的に厨二病臭いテイストであるもののしっかり伏線が張られていて楽しめた
ラハと魔法の園の作者が手掛けたと聞いて即ダウンロード、即プレイ余裕でした。(明日葉さんかわいいよ明日葉さん)
氏のこれまでの作風通りといいますか、ついつい続きが気になってしまいクリアするまで引き込まれる展開や文章には驚きを隠せません。また、その端々からグラフィックやスチル、話の構成など随分と試行錯誤を重ねたのではないかと思います、ミステリーノベル初心者でも推理や考察に違和感なく楽しむ事ができました。
強いて欠点を上げるとすれば、プレイヤーの操作する余地が中途半端であるという点のみですかね、分岐が少なく文章力もお持ちですから、いっそ無い方が良かったのかもしれない。
やはり、「ゲームを作りたい人が作るゲーム」は良いものですね。
ノベルゲームがランクインしているのを珍しく思いプレイ。
TRUEまで読了しての雑感。
★評価出来る点
自分は脚本の仕事をしているが、飽きさせずに最後まで読ませる文章力と、表現の工夫はハイレベルだと思った。日本語がしっかりと書けている作者の作品は面白く遊べる事が多いので、暇あらば他の作品もプレイしてみたいと思う。
【※流血・残虐表現あり】と注意喚起がされているものの、意外とあっさりしていた点は物語の雰囲気に合っていて好印象。
主人公の厨二病設定を許容出来るかどうかが、この作品に対する評価の分かれる最大のポイントだと思われる。
個人的には許せる派。
主人公の言動は一貫した信念に基づいたものであるという理由付けが細かく説明されているので、リアリティの無さを感じる事はあっても、描写が非常に丁寧で、すっきりとした読了感を味わえた。
特殊能力を持っているのに背景が薄っぺらだったり、何の根拠も無い第六感に頼り切っただけの酷い探偵小説も世に出回っているので、そういう作品の方がよっぽど厨二臭く思う。
★評価出来ない点
とにかくゲーム性が中途半端。
最近の同人ノベルは分岐が無くただ読むだけで終わる作品が多いが、この作品は中途半端に選択肢が存在するため、どっちつかずに感じる。
文章を読み進めたいだけの読書好きや、選択によって先の展開が変わるタイプのゲームを遊びたいプレイヤーにとっては、かなり期待外れに映るのでは。
また、これはあえてプレイヤー受けを狙った物だと思うが、キャラの癖が強すぎてそのコミカルさが時々しつこい。せいぜい某人物の性癖程度に留めて、受け狙いの台詞は省くべき。作品の良さを大きく損ねている。
音楽やグラフィックはあまり詳しくないため評価3とさせて戴くが、脚本・独創に関しては5に近い4としたい。続編に期待。
復帰おめでとうございます。今までRPGの方でも楽しくプレイさせて頂いておりました。
久々にkotonoha*様の文章を拝見したことで、懐かしさを覚えました。とても作り込まれてて、でもサクサク読み進められて、面白かったです。
推理を解くため・トゥルーエンドになるためのヒントがたくさんあって、なんとなく最後の犯人は『この人かな?』というのもピンと来ました(一週目から、食の嗜好を見て怪しいかもって感じてたのもあります。あと主人公の好きな食べもの・嫌いな食べものを見れて良かったです、可愛いなって)。ストーリーの展開は想像つかなくてドキドキして、とても楽しめました。
スチルや立ち絵もオリジナルで、とても見応えありました。ストーリーと絵柄が合ってると思います。
立ち絵の表情の細かさが印象的でした。女性陣の美しい目元がとても素敵です。キャラの個性もそれぞれ素晴らしいです。個人的に、個性が強いキャラって好きなので……。
章ごとに読めるようになってるのも良かったと思います。他の方も触れてますが、2周目以降の印象がガラリと変わります。
ノベルゲームってBGMも重要だと思うんですが、とても聞き惚れます。場面の大きな変化の時とか、生演奏のような質のいいBGMが流れるとハッとなります。映画でも見ている気分になります。
最後の事件現場に向かい始めるシーンで『次は何があるんだろう?』という期待を感じさせる終わり方なのも良かったです。
吸血鬼出演作品は数多ありますが、とても素晴らしくツボにハマる世界観でした。
素晴らしい作品をありがとうございます。
Ver1.0でプレイ。特に不便を感じることなく読了しました。
普段ノベルゲームなどはあまり好んでプレイしないのですが、好奇心を刺激する内容で
おもわず次へ次へと読み進めてしまいました。
○総評
ミステリはミの字も知らんので十戒がどうとかは分かりませんが、話としてよく練られています。
いわゆる「犯人当て」は提示された情報だけで正解出来たので、推理ものとしても完成しているのでは。
(なお私は推理プロセスは3割ぐらいしか正解していない、マグレ当たりみたいなものでしたが(笑))
事件の動機などもいわゆる「あとづけで取ってつけたような簡素もの」ではなく、
ちゃんと関係者を象るフレーバーになっていて満足。
○これからやる人へ
推理ものだ、読み落とさないようにしなきゃ…。
そんなふうに身構える必要は一切ないので気軽にどうぞ。
システム面がきちんとフォローしてくれてます。
★良い点----------------------------------------------------------------------
人物像の描写に作品の魅力を感じました。
特に主人公・オセロに関しては、捻りを利かせつつ無理を感じさせない絶妙の仕上がり。
わたしが抱いた印象が作中で二転三転したのに、新しい印象がすとんとすぐに落ち着く。
☆良くない点------------------------------------------------------------------
目立った点は無し。
強いてあげれば、物語の設定や登場人物の人物像にリアリティがうすい点でしょうか。
一人二人ならまだしも、あいつもこいつもどこか変、となると、個性付けだったとしてもさすがに。
物語のテイストから言って個人的には全然アリですが、許容できない人もいるかもしれません。
作者さんは皮肉の利いた物語がお好きなんでしょうか。なかなか私の好みを突いてくれました。
気が向いたら別の作品も触れてみようと思います。
プレイ頂きありがとうございます!
ノベル初作品という事もあってまだまだ勝手が分からないため、慎重な推理や探索を必要とするシステムは導入せず、ひたすら読み進めていくだけで解決に辿り着ける様にと製作しましたね。
キャラの個性付けはかなり極端過ぎたかも知れません。この辺りは「やりすぎない様」を心がけつつ次回作への課題としたいと思います!
※最後にネタバレ要素あり
総じて言えば、エンターテイメントとしては面白かった。
ただ、ミステリーとして所々矛盾点・疑問点があり、少し残念ではあった。
あと、万象の立ち絵。身体のバランスがおかしい…。肩幅に対しての腕の長さ・腰の位置・おそらく身長が気持ち悪い…。もし機会があれば直してあげて欲しい…。
※ネタバレ注意
【疑問点】最後の推理の際、万象の血を用いて推理をしたはずだが、後日談ですでに何度も万象の血を飲んでいた、という描写があった。なぜ主人公は最後の推理に血の能力を使えたのか?
例え血を飲んだとしても、自身の五感を鋭くしなければセーフ?
>匿名さま
最後までプレイ頂きありがとうございました!
立ち絵のバランスについて、私自身絵心が無いためバランス等の不自然さ等がよく分からず申し訳無いです。。ただ今回ご依頼させていただいた絵師さまもプロの方というわけでは無いので、フリゲらしさとして何卒大目に見てくだされば恐縮です(汗)。
続編が出来る頃までは私ももう少し絵心を磨ける様、頑張りたいと思います。
疑問点につきましてはご指摘の通りです。能力発動は口に含んでから「任意」で可能という設定ですので、力を使わなければただの嗜好扱いとなります。
ストーリーは面白いし、絵も綺麗。
最後まで楽しめたので内容について文句なし。
ただ、ツクール以外でノベルゲームを作って欲しい。動作が重くて時々BGMが遅れて再生されていた。
>xiaoさま
プレイありがとうございます!
お恥ずかしながらツクールMV以外での製作歴がほぼ無い事と、ツクール以外のツールでは規約で使えないBGM素材を導入していたため、本ツールを使用して製作する運びとなりました。
なるべく負荷軽減など対策を入れたのですが、軽快な動作を保証できず誠に申し訳無いです。
最終章の犯人の動機など一部謎は残るものの、ミステリゲームとして申しぶんない傑作だった
ストーリーとキャラクターは最高に良かった
>匿名さま
プレイ頂きありがとうございます。
未解決の動機などは公式サイトの「攻略・解説」に、あくまで可能性の一つとして解説しておりますので、(読んでも決してすっきりはしませんが)ご参考までに是非…!
ゲーム復帰おめでとうございます。RPGはもう作られないとの事でしたが、ノベルゲームも大好きです。推理系はあまりプレイ経験はありませんが、土曜ワイドとか好きな世代なので(笑)
100%ネタバレます。
この作者さんのゲームのクオリティーの高さはもう言うまでもないでしょう。RPGがノベルゲームになってもその勢いは健在です。
ただ今回の作品について率直な印象を一つ述べさせてもらいますとですね、この方、発想が相当にブッ飛んでいます。いや良い意味でですよ。ストーリー中「ええーー!!」って何度も声に出してしまいましたよ。これ二時間ドラマで見てみたいです。
紅の洋館で経験した一連の出来事は、古き良きミステリを愛してやまない黒幕がノックスの十戒に沿ってシナリオを書き、刹那の探偵に解かせたかった挑戦状でした。
でも探偵である彼女は、十戒の外側に居る存在で、超自然能力を使って真実にたどり着く事が出来てしまうんです。
王道vs邪道、十戒vsタブー、過去vs未来。犯人の正体やトリックを推理する事よりも、そういった対比がこの作品の最大のエンタテイメント性だったといえます。まさにオセロの白と黒の応酬を見ている様で、華麗でした。
そして二週目をプレイしてみると印象が全然変わります。本当に登場人物全員でお芝居している風にしか見えなくなります。特にバシラ刑事さんの白々しさときたら・・・。一週目では絶対この人が犯人だと思ってしまいましたよ。
私が一番好きなキャラクターは刹那の探偵です。反則的な能力を持ってはいますがメンタルがとても弱い女の子なんですね。
あんなに犯人に対して凄んでたのに、動機を告白された途端に自殺を決めるほど心を痛めてしまう所とか(でも他人の自殺は全力で止めるかっこよさ)、特別編ではメイドさんに対して強く言えず弱味を見せる所とか、まあ何ともかわいらしい萌えキャラではありませんか。血を吸われるのは嫌ですけど、気遣いは出来る優しい子なのでいいお嫁さんにはなれそうですよね!
シリーズという事は、続編を予定されているんでしょうか?楽しみです。
>ちぃさま
いつもレビューありがとうございます。
そして今回も非常に丁寧なメールをくださり嬉しいです。
ネタバレ的なお返事になりそうなので、そちらの方で改めてご回答させて頂きますね。
一世風靡したRPG『ラハと魔法の園』の作者様によるサウンドノベルゲームという事で、読書好きな私は今回の公開をとても心待ちにしておりまして公開当日すぐにクリアしました。
まずは素敵な作品をありがとうございました。
ネタバレは避けます。とにかく色々とインパクトのある作品でした。
最初は洋館の中で事件が起こって、主人公とヒロインが謎解きするありふれたミステリーなのかな~と思っていましたが、後半で見事にやられました。確かに過去作品で色々とプレイヤーをあっと言わせてきたこの作者様がそんな単純な物語を書くはずが無かった事に気付くべきでした(笑)
欲を言えば選択肢がもう少し欲しかったかな?
選んだ結果で直後の展開が大きく変わるわけでは無いので、もっと途中で色々遊べると嬉しいかも。
あとこれからプレイされる方へ。スキップ機能は分かりにくい場所にありましたが、キーボードの「S」キーです。未読の文章もスキップ出来てしまうのでご注意。
人を魅きつける文章力の高さもさることながら、今回は特にビジュアルに力が入っていましたね。有料作品でもおかしくないクオリティーの高さだと感じました。
特に主人公の正体・・個人的にはめっちゃ好みです(笑)。
>達吉さま
プレイ頂きありがとうございました!
私自身も選択肢については改善の余地があると思いました。
次回作の参考にさせて頂きます。
既読スキップ機能も実装予定でしたが、動作確認の段階で固まってしまう事があり、実装出来ず申し訳無いですm(__)m
スチルが好みだったのでプレイさせて頂きました。
最初の犯人探しは1発で正解でしたが、2度目のは端から順に総当りのつもりでやってしまいました。
身に着けていたものが何だかわからなかった…
ピアスホールは小さいピアスをつけているものだと思って見ていたし、階段上の血痕の大きさが不明で何が転がった跡なのか、ピアスだといわれるまで気がつかない始末。
フフフ…頭の固いおバカさんはこんなもんです。
しかし面白かったのは間違いないので続編希望!
>匿名さま
プレイ頂きありがとうございました!
最初の犯人当てを一発正解とは流石です。
続編はいつになるかは分かりませんが期待せずお待ち頂ければと思います。