フルボイス超短編ノベルゲームです。
プレイ時間5分です。
選択肢はひとつあり、エンディングはふたつです。
小学校5年生、内気で料理が得意な、ごく普通の女の子。
そんなあたしはアサリアレルギーです。
アサリを一粒食べただけで何日にもわたって胃の中で人工のシチューをこしらえてお口から出し続けます。
アサリ本体を食べなくても味噌汁やクラムチャウダーなどアサリエキスが含まれたものを口にしただけでというかなりの重症です。
そんなあたしにピンチが襲ってきました。
給食にアサリ味噌汁が出たのです。
担任のハタノ先生は給食を残すことを異常なほど嫌う給食完食主義者です。
果たして、あたしはどうなるのでしょうか?
あたしとハタノ先生
タイトル画面
最も注目してほしい点、力を入れた点
どことなく懐かしくほっこりした気持ちになるゲームです!
[あたしはアサリアレルギーなのっ!]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- Me 2000 XP Vista NT 7 8 10
- DL回数
- 制作者
- きみりんこ。
- 制作サイト
- きみりんこ。
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 37MB
- Version
- 1.0
- 最終更新日
- 2017年4月23日
- お気に入り
- 票0票
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この作品をプレイして、学校の中における問題というか、
そういうのをいろいろ考えさせられました。
自分はアレルギーはありませんが、持病があるので、それを上手く言えずに苦労した事がありますし、他の言うべきことも教師が怖くて言えなかったりと、学生時代は苦労しました。
この作品は、アレルギーをテーマにしていますが、この作品は、
教育機関に見せるべき内容だと思いました。
教師がこれを見て、生徒を少しでも理解する・・・理解できなくても、理解しようとする・・・
そういうのにつながれば、こんな生徒を出すことが少しでも減るのかなって・・・
教師が怖そうで生徒が大事な事を言いづらくなるというのは、最悪、命に関わってしまうかも知れない・・・
だけど、子供の時って、意外とそういうの言えない。
言えない方が悪いと言う人もいるでしょうが、そういう大事な事をどうやって伝えたらいいのか、それをうまく言葉にできない人も居ると思います。
だけど、このゲームは選択肢があって、言うか黙って飲むか・・・
後者は自殺行為です、あと、教師側も親や家族も、気を使ってあげるべきです。
教師は教師で食べられない物が無いかと気遣う事が出来ると思いますし、
親だって教師に伝えてあげる…そりゃ、勿論、本人が言うのが良いのでしょうが、
自分の経験上、本人が言っても教師になめてかかられ聞いてもらえないけど、
親が伝えたらきちんと聞いてくれるという教師までいたので、
この作品の主人公は悪くない・・・むしろ、自分に似ていると思い、
何かいろいろ考えさせられました。
でも、勇気を出して言うシーンは凄く良かった。
でもその後の教師の反応はふざけんなよって思いました。ただ、飲むの回避できたならとりあえず安心だけど・・・とも思いました。
あと、教室の他の生徒の反応、あれもどうかと思いました。
もう少しみんなが気遣ってくれれば・・・とも。
何かいろいろ、主人公の心情が伝わってきて、読んでいると少しつらかったけど、
この作品を通して、改めて、いろいろ考えさせられて、
本当にプレイしてよかったです。
あと、エンディングの歌と、各キャラクターのボイス付きが良かったです。
アサリを落とした主人公を他の生徒が責めなかったシーンも良いと思いました。
もしかしたら中には事情を知ってた生徒がいたのでは?と、思いました。
この作品は、人によっては描写がきついかも知れませんが、短い物語の中で、いろいろな感情とかが描かれていて、凄いと思うので、沢山の人にプレイして欲しい作品だなと、思いました。