がっこわオマージュのノベルゲーム
怖さ控え目なのでノンホラーアドベンチャーノベルゲームと銘打つ
登場人物数、シナリオ分岐数、キャラクター性、シナリオ、文章力、恐怖度・・・
などなど、すべての面においてグレードダウンの作品
学校で聞いた怖かったり怖くなかったりする話
集まったのは4人の男女と一人の男子新聞部員
誰の話を聞く?
少ないシナリオ分岐
怖そうなシーン
バッドエンド
ゲームポイント
プレイ時間が全周回をするとだいたい5時間くらい掛かる
1話1話は短かったり、時たま長かったり
更新履歴
ver1.00 新規
ver1.01 バグ修正 一部テキスト修正
ver1.02 バグ修正 一部テキスト修正 おまけシナリオ追加
[学校で聞いた怖かったり怖くなかったりする話]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 7 10
- 制作者
- presented by fun
- 本体サイズ
- 189MB
- Version
- 1.02
- 最終更新日
- 2017年4月15日
- お気に入り
- 票2票
本家の大ファンですが、めっちゃくちゃ面白かったです。
2016年作品ですか…いま2024年なので、8年越しに遊ばせていただきました。本家の風味を取り入れつつ、かまいたちやら他のゲームの風味も取り入れつつ、オリジナリティもあってすごく良かったです。
作者の方きっと同年代ですね…がっこわで100時間くらい溶かしたんでしょうね…
地図付きの探索パートとか、ラストに話が一つにまとまるところとかは、正直本家よりも感動してしまいました…。地図は最初は1時間くらい迷いましたが、やり方さえ分かった後は開始から5分で全部終わりました。迷った方、ただ道を進むだけではなく、周囲の確認をしてください…。
今おまけやってますが、彼女をどうにかできる気がしません…本編は総当たりしてでも頑張りましたが、ちょっとこれだけは心が折れてしまいそうです。
バグはコンフィグを何もいじらずにやったせいか、1度も遭遇しませんでした。たまにログが見れなかったくらい?まぁ困ったことはないです。
女の子もちゃんと今っぽいし、可愛いし、もっと話のボリュームが増えたらなんか製品化できちゃいそうなくらいすごいと個人的には思いました。たまにAI画像みたいになるのはご愛敬で…女の子全員かわいいですが、エリ&マリ姉妹、存在感すごくてスキです。
主人公が新聞部の部活動で怪談を聞いて回るノベルゲー
話し手の順番と会話中の選択肢によって怪談の内容が変わるので、ボリュームがあった
小学校の図書館にある怪談話のようなトンデモ展開から、オチのついたお笑い系まで揃っている
ホラーが苦手な人にはちょうどいいかもしれない
最終的に一つのエンドに向かって収束していくのが気持ちいい
最終エンドにも分岐があり、大団円のGOOD ENDも微妙な部分が凝っていたBAD ENDも楽しめた
どの周回も四話目のクリアが面倒だが、GOODに拘りがなければスキップできるようにもなっているようだ
オマージュ元を知らないので、オリジナリティは不明
失敗してもエンド画面でヒントが出るようになっていて親切
タイトル画面からエンド回収率も見られるようになっている
グラフィックは今ひとつに見えるが、表情の差分など多く作ってあって凝っていると思う
音楽も緊張感があってよかった
バグがいくつかあったのでシステム評価は低めだが、プレイするのに特に問題はなかった
・バグ報告
文章表示スピードを最速にすると動かなくなる
一度最終エンドを見た後、もう一度一周目からやろうとするとメッセージ履歴が反映されない
一周目でも答えを知っていると最終エンドに突入した
バグ報告訂正
× 一度最終エンドを見た後、もう一度一周目からやろうとするとメッセージ履歴が反映されない
○ 初めから→タイトルへ戻る→初めからでメッセージ履歴が反映されない
良質なパロディ作品。
全く期待してなかったのに想像以上のクオリティで驚きました。
本家が好きな方なら間違いなくおすすめです。
シナリオの構成が特に素晴らしい。
非常に面白い作品だと思いました。(以下若干ネタバレありで感想を書いていきます)
個性豊かな語り部たちが語ってくれる話(心霊系、人間の狂気、ギャグ等)はどれも面白くて、更に分岐の量もそこそこあり、それだけでも中々楽しめる作品なのですが、個人的に特に素晴らしいと感じた部分は、メインストーリーとなる、プロローグ+4話目の話です。
このゲームのメインストーリーは最低4週しないと全体像が見えてこない構成になっており、最初の1~3週目は本当に謎ばかり出てきます。(あの人の主人公への問いかけの意味、周回するたびに内容が変わるプロローグ、何故1週目のプロローグがプロローグ1ではなくプロローグ4なのか、突然先輩達にため口で話し出す主人公、2週目に謎の人物からかかってくる電話、4週目のプロローグで主人公が感じた視線の正体等々...)ですが、4周し、とあるシナリオに進むことによって、すべての謎が一気に解け、パラレルだと思っていた4つの話が一つにつながります。正直、自分の予想よりも遥かに話の出来が良くてビビりました。あと、学怖好きな私にとっては、ちょくちょく挟まれる学怖ネタやそれとの繋がりを示唆する描写もツボにはまりました。続編か似たようなゲームを再び出してくれるのなら、ぜひ、プレイしたいです。
良かった点
・怖い話と面白い話の配分が良い。ギャグも怖い話もどちらとも面白い。
・ささが可愛い
・探索パートが面白かった。クリアの満足感高い。
気になった点
・主人公と静流のキャラが変わるのが気になりました。主人公は一人称が僕で控えめになったり、一人称が俺で粗暴になったり・・・。
・怖い場面のコラ画像で笑ってしまう。面白い。