――と、言う感じの後付け理由を付けた。
今、振り返ってみれば、当時(2011年)自分が、この作品に込めたのは、
自己表現、自分の感性、悩み苦しみ、……それは、言ってみれば「精神世界」そのものだったのでは
――そう思い、タイトルを分かりやすく、そうした。
ちなみに翠風《すいふう》さんという方が実況プレイ動画を投稿なさってくださっております。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30313701
〓〓〓 以前の紹介文 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
――混沌とした退廃的世界の虚無的物語――
■基本紹介文
「閉じた現実」、「仮想現実」、「夢の中」。
それぞれの世界を行き来して、物語は進んでゆく。
――混沌とした退廃的世界の虚無的物語――
AzDesignADVで制作
■動作環境【注意】
動作環境以外(Windows Vista/7等)では、起動できても、途中でフリーズする場合があります。
■注意文
・人によっては、不快に思う内容であり、人を選ぶ物語かもしれません。
・そもそも不快な人間がたくさん登場する物語です。
それは、不快な人間、愚かな人間を罰してゆく、という面がある物語だからです。
・ドット絵ですが、死体か、それに近い表現が含まれております。
以下、蛇足。
■半分紹介文 VerB
ある人間の、怒りの物語。
悪が悪である事にも気づかず、色んな人間が細かな悪を繰り返す世界の中で。
何が悪で、何が悪で無いのか......
悪は、はっきり悪だと断定し、断罪する人物が描かれる物語。
■ぼんやりとした内面文
意思も無く、ただ見知らぬ先があるから進んでいく......。
憂鬱な風景ばかりが眼に入るばかり――改善されない世界。
立ち止まりたくなかった。だから見知らぬ先、新しい場所へ進みたかった。
■非凡(非平凡)駄作
一部の人しか、良い思われない内容かもしれません。反面、個性が強いと仰る方が、数人だけはおられました。
なので! ありきたりな作品、よくある作品に辟易《へきえき》している方には......どうでしょう。合ったりするのでしょうか。少なくとも娯楽作品(エンターテイメント)では無さそうです。
軽率な行動による覚悟の不足
混沌なタイトル画面
サイケデリック・シティでの一場面
最後の言動。
軽はずみな言葉
冤罪 尋問
ゲームポイント
・プレイ時間:1時間半くらい。
・ゲームでは無く、芸術に近い物と考えている。
・冗長性を省き、平凡で無い事を信念とした。
・ありきたりな物では無い物を求める人に向くかもしれない。
・さ迷う内容。ゲームの目的は無い。
・虚無、風刺。憂鬱。ハードボイルド。
最も注目してほしい点、力を入れた点
言葉では表現できないモノを込めた。
自分だからこそ、自分にしか作れないモノを、作った…つもり。
それがたとえ、大多数にチンプンカンプンであっても、私は、自ら作ると判断したものを、作る。
それが、フリーゲームの一角であってほしい。商業作品では不可能なことを、やれる。
説明しない作品も、作ることができる。
更新履歴
※現在は開発終了しています。
2018.2.9
この記事でのみ、タイトルを分かりやすく変更。
2013/01/13 Ver2.00
大規模修正。
・全体的に文章修正。
・オープニングを、シーン群「始まりの心象」へ変更し、腐市_屋内から見れるように変更。
・一度見たシーンへは【済】と表示。
・バグイベントの時間を若干短くした。予めDボタン押下で大幅省略可能。
・ゲーム開始時に操作説明を加えた。
・どこかへ「呟木」という木を配置。
・ワープメモリ保存装置の説明書きを配置。
・自室PC、隠した。代わりに張り紙を配置。
・壊夢から禁止洞窟へ行って戻ると、虚夢へ行くところが、システム上は壊夢の扱いになっていたバグを修正。
・TRUE END?後、再び、自宅や無空間(自宅周辺)マップへ行くと、自動的にイベントが発生してしまうのを修正。
・ゲームクリア後も、アイテム使用で、ゲーム機を起動できるようにした。
・ワープメモリ返却可能に。
・マップ「水増し夢」追加。
・腐市で、人物が一瞬映り込んでいたものを修正。
・スタッフロール、一部の文字を薄くしてみた。
・・エトセトラ...その他細部諸々修正。
※作者の環境(OS等)も動作環境外になり、私もこのソフトを完全には正常動作させられなくなりました……。なので今後、修正不可能な場合もちらほら出てきそうです。
2012/07/23 Ver1.02
誤字修正。readme修正
2012/06/06 Ver1.01
・サイケデリックシティの前景(フォグ)ON/OFFを、分かりやすい所に配置。マップを移動しても設定は保持される。しかし、実行するイベント等によっては、また前景が表示される
(あくまでサイケデリックシティのみ。「疑心暗鬼大学2階」は無関係。)
・readmeに[Ctrl]キーによるすり抜けについて記載
2011/06/05 Ver1.00
正式版 公開
添付文章の内容を一部変更
2011/05/29 Ver0.10
STG時、使う効果音を一時的にシステム効果音にする。これにより、効果音を鳴らす度にファイルを読み込まずにすむ。速度も多少は改善されるはず
注意文付加
シーン『レッドパス vs ノロ』を見ても、見たと判定されていなかったのを修正
スタッフロール追加:テストプレイ
2011/05/12 Ver0.09
ベータ版 公開
[これは作者の精神世界【旧題:非現実都市]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 98 Me 2000 XP
- DL回数
- 制作者
- ワイヤー・パンサー
- 制作サイト
- wpMakeList
- 本体サイズ
- 0.8MB
- Version
- 2.00
- 最終更新日
- 2013年1月13日
- お気に入り
- 票0票
私が今までやったフリーゲームの中でも5本の指に入る傑作です。
作者のワイヤー・パンサーさんとどうしてもお話がしたいのですがその手段がありません。
日々方法を探してはうちひしがれております。
人々と交流を持たないその理由は重々理解しているのですが哀しすぎます。
そうだなァ……
私の作品は全て、遺作として見て欲しい……のかな。
別の言い方で言うと、このワイヤー・パンサーという異端者の、プロファイリング用か。
そういう人間が、かつていたのだと、存在したのだという、軌跡、手掛かり。
私が作るもの全て、自らの精神世界の滲み出し、のようなもの、か。
人間に向かないのに、人間として、誕生させられてしまった、そんな人間のサンプルデータのようなもの、だ。
もっと、もっと、不適合なら、さっさと死亡していたが……。
幸か不幸かといったところ、死ねずにいる。
死ねずに10年以上過ぎている。
長く、苦しみ過ぎだ……
いつも苦しでいるわけでは…………苦しんでいるわけでは………………
…………
……・……
最近は動画、マイクラ動画を作っている、作ろうと思っている。
そういうプレイ動画でさえ、打ち出す言葉には、自分の人生観がにじみ出るから、私のデータになるだろう。プロファイリング・データか。……
さて、今日も、遺作を作るか。
非凡人にも、凡人にも、なりそこねた人間の、サンプリング・データを、残してゆこう。
そしてムンホイシリーズ。こちらかの影響が最も大きいが、精神的な影響なので、プレイヤーが気付けることは、ないだろう。
ムンホイの作者は神無月サスケさん。その方が言っておられた、「アマチュアゲームに禁じ手はないと思っている」というような発言。
すなわち、市販ゲームでは、できないような表現も、アマチュアゲームになら、出来る、そこが強みだ、というように、自分は受け取った。
その言葉を信じたこと、今でも後悔しない。
だから、私は、自分らしく、自分にしか出来ない、自分にしか作れない、……そういうようなものを作った。
それは、自己表現を突き詰めることでもあった。思考・思想を、グチャグチャに何度も何度も巡らせて、苦しんだ様でもあった。
それは、もっと古い自作「ゆうがた」にも現れている。
そっちもそっちで、やはり傍から見れば、ただの稚拙な、どうしようもない作品だったのか、話題になることは……なかった。
…………いいや! 思い出した! あるとき突然のメールが来たのだった。その方は、ポーンさん。フリゲに詳しければご存じでしょう多分。そのポーンさんが、衝撃を受けたと言ってくださったのか、イラストを描いて送ってくださった。
ごく一部の方だけど……評価してくださった方もおられた。ほんの一部、ごく一部にだけ、伝わる……。
あれから数年たち、この夢現《ゆめうつつ》さんサイトでは、雑談も次々書けるらしいので、書いていこうと思う。
この作品、時代が早すぎたのか、あるいは一回りして、時代が遅すぎたのか……
もっと、他の作品のように普通にすれば良かったのか?
それは、私の場合、根底から大きく捻じ曲げることだ。
そうして作ったものが、だからこそ評価されたのなら……辛すぎる!
ならば、評価されずとも、自分らしくありたい。
そして無理解に苛まれる。
基本の型を理解せず外してしまったと、言われたりする。
私は、私自身が、歪《いびつ》すぎたのだ。
その型では表現しきれないし、一般人の感じる「型をあえてやぶっている」程度のものでも、推し測れないほど、私の感性は、異端だと…………、そうレビューから、断定されたように感じ、ショックだった……
本気の作品ほど、一生懸命な作品ほど、かえって、その一生懸命さが、その人の生き様を、強く滲み出すがゆえに、無理解や曲解を招くの……か。だとしたら、ホント、哀しい。
魂さらけだせば、叩かれる、砕ける。参ってしまった……
……この作品より後では、プレイしやすいもの、易しい、遊びやすいものを作るよう、移っていった。私自身、本来イージーなゲームを好むからでもある。
それと……、自分が魂を作品に込めすぎれば、無理解やら曲解に合うばかりで……、
もう、いっそのこと、私の創作とは、「遺作」を作り続けることだ、と、考えたほうが良いかもしれない。
私は……生きている間の年月では、評価されないような気がして、ならない。
もっっと…………、未来に……、生まれたかった………………
結局は この作品も
苦しみのために作り出されたが
この作品から 苦しみが生まれてしまった
…… もう なんとも 言えないね …… 哀しすぎて ……
マ …… その気持ちは 他人には 理解されない、察することができない と 思えるの だが……
それが また 辛い。
死ぬまで、 墓場まで、 自分は、 苦しみを押し込み、 押し黙り、 …… そういうことだろう。
人に理解されない苦しみを 言ったところで、 始末が悪いの だから。
でも、最近は、 押し込み過ぎたものが、漏れてしまっている。だから愚痴っぽい。
すまない。もう、ムリなのだ、一人で抱えるのは。
この種のフリゲ中では最高傑作の1つだと思います。システムについては不調不良が内容と噛み合わないわけでもないのでわかりませんが、あとは「個人的に」なんて前置きもいらないのじゃなかろうか……すごいです。
当時、嬉しかった。
そして、その後、ブログのコメント欄で、話し合った。
しかし、この方は討論好きな方だったようで、とても、話がすれ違った。
やはり、自分は曲解されるばかりで、伝わらないと悟り、私は、謝罪した。
そのこともキッカケで、人間不信深まり、かつてのブログは削除し、あれから数年、人との交流を避けるようになった。
それからは、私の作品を評価してくださる相手でさえ、警戒するようになった。
もう…………、思考を対話することは止めよう。
人間とは、当たり障りない、会話だけを、することにしようと、思った。
だから、自らの思想や発想は、作品内だけで語るようにした。
バージョン2.00でプレイ。
・良かった点:全編通して見られる高い独自性。
ゲームのビジュアル、設定、ストーリーに至るまでが特異な世界観の元に統一された作風は大きな特徴です。マップチップを意図的に欠落させる等して生み出されたビジュアル、不協和音を多用して不安を掻き立てるようなBGMといった各々の要素が合わさって、退廃的で幻覚じみた世界観を生み出しています。
また、こうした他にはない作風は新鮮なプレイ感覚も生み出しており、娯楽作品ではないと謳う本作のプレイを続ける大きな原動力となっています。
・不満だった点:汲み取れない内容。荒い作り。
作品を通して「何か」を表現しようという意図は感じられるものの、内容が抽象的かつ散文的にすぎてそれが何であるかを汲み取る事が困難です。プレイヤーができるのは、その「何か」が分かっていると思しき作者の手によって自己完結的に進められるストーリーを傍観する事のみです。
ゲーム部分については、アイテム取得やNPCとの会話の実行済/未実効といった基本的なフラグすら管理できていなかったり、オブジェクトに向かって移動キーを数秒間押し続けるといったおよそ一般的ではない解法をノーヒントで求めたりと、作りが粗いと言わざるを得ません。
・全体を通して
良くも悪くも「非凡」な作品ですが、ゲームとしての作りやストーリーテリングの粗さによって残念ながら悪い部分が目立ってしまっています。
平凡、言い方を変えれば王道やテンプレは、それなりの利点や必然性に基いて築かれます。本作には、シナリオ作りやゲーム作りの基礎となる要素のいくらかを踏まえずに作ったと思われる箇所が散見されますが、「理解した上であえて外している」と「理解していなくて外してしまった」との間には大きな差があり、この場合は残念ながら後者に近いように見受けられます。
私は本作に対して心苦しくも低評価を付けましたが、それは本作が王道から外れいてるからではなく、「非凡」である事による利点を欠点が大きく上回ってるからです。またいつか、その強い個性がクオリティアップに繋がる方向で発揮された作品が見られる事を願っています。
哀しかった。
もう5年も前のコメントになるが……、また、無理解に哀しむことになった。
その思い、こちらにも少し書いた。
http://notpanther.exblog.jp/28541210/
批評で言われたことも含め、大抵の作りは、そうあるべきして意図して作っている……ということ。
そして、それは言葉で汲み取れるものなんかじゃ、ないということ。
ストーリーから見た目、システムの粗さに見えるものも、ほぼ、意図的であること。
いくら心を詰め込もうとも、……、あまりに異端な自分では、人間に伝わらず、自らを苦しめるばかりであった……、そのように思う。
そう思うと、そう実感すると、創作意欲は激減してしまい、……、あれから、本気で、気持ちを、作品に注ぎ込みにくくなった……
だって……、自分は、この現代の世の中に、受け入れられないのだ……という思いを、つくづく実感するだけの、すごく…………すごく、虚しいの、だもの……
そういう、虚無の吐露も、このゲーム作品の側面だったのに、そのゲーム作品を作ったせいで、また、人間の無理解に合うなんて……哀しい。
……そういえば、自分は不遇だと、言われたこともあったが、そういうことなのだろうか……
めぐり合わせが、ことごとく、悪い方へ向かっているのだろうか。
今日もまた哀しく曲解されたことがあって、過去の悲しい出来事も重ねて思い出して、それで、この文章を書きました。