■あらすじ
世界中で、人間が異形の怪人と化す現象が広まった時代。
日本の片隅で暮らす山川兄弟にも、その有り触れた非日常はやってきた。
兄・真太郎の視点から怪人への変身を運命づけられた弟・なぎとに2種類の薬を飲ませながら、その結末を看取ろう。
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ゲームポイント
プレイ時間:1周15分程度
エンディング:4種類
エンディング4種類全部見ました。
プレイ時間は30分くらいかな?
R12なので、多少の残酷なシーンや、目を覆いたくなるような描写がありましたし、
少し怖いのもあったのですが、内容が内容なだけに、頑張ってプレイしました。
毎日、どの薬を飲ませるかという選択肢を迫られる兄の視点で書かれてましたが、
正直、どう言葉にして良いか分かりません・・・
でも、自分が同じ状況だったら、ホント、どうするんだろ???
最初に見たエンディングは、青い薬だけを飲ませたエンディングでしたけど、あんな状態になってもなぎとはつらいそぶりを見せなかった・・・そういう描写が凄く心に残っています。
ルートによっては、憎まれるのとか…見ていてつらかった・・・
だけど、二人には生きて欲しいって思いながらプレイしてましたし、
自分が兄だったらなぎとが死んだとしてもなぎとの分まで生きようと思うし、
なぎとだったら、仮に助からなくても、最後にもし何か言うなら、兄につらくても生きて欲しいって伝えると思います・・・と、そんな事を思いながらプレイしていました。
でも、正直な事を言うと、可能性が僅かでもあるなら、自分がなぎとなら兄と生きる道を選び、他の道は絶対に選ばない・・・と、そんな事も思いました。
グラフィックは、なぎとを初めて見たときに、可愛い!!!って思いました。
ゲームの説明を見た時、怪人化を知ったけれど、それでも嫌いとかそういうのは思わなかった…
というか不謹慎かもですが、それでも凄く可愛いと思った・・・
でも、触れられないのは凄くつらいだろうな・・・
グラフィックはいろんなのがあって良かったと思います。
中でも、一番好きなのは、なぎとをなでてあげるシーン。
あれ、正直言うと、見て泣いたもんな・・・
サウンドは、それぞれのシーンに凄く合ってて良かったです。
悲しいシーンの方が、凄く雰囲気とかが伝わってきて良かったと思いました。
システムは、操作しやすくて良かったです。
独創性は、部分的にですが、何かに似てるあるいはたまに聞くタイプの話かも・・・と思う箇所があったように思えましたので、この評価を。
総評は5点なのは、
短い話ながらも、伝えたい事をなるべく分かりやすく伝えられていると思いましたので・・・
多少の分かりにくさはあったのですが、何でも分かりやすさだけがあれば良いというものではないと思います、少しはプレイヤーが、これはどういう意味か考えるように話を作るのも制作者側のやるべき事だと思いますので、そういう面でも良く制作できていると感じ、高い評価をつけました。
有難う御座いました。