■作品
クリック(Enterキー)で読み進めていきます(自動再生推奨)
主に主人公視点で展開される、分岐ルート無しの作品です。
前作を知らなくても、楽しめるように構成されています。
■ストーリー
脱獄をしたルシアとフィルフィーナの二人は、追手達から逃避行を続けていた。
漂着した駅には都市間急行が来ている、と彼女は云うが、こんな危険地帯に?
可能性を信じて、駅舎があるという電波塔を目指す。
しかし、追手達から逃げのびるには、情報が圧倒的に不足していた・・・
■前作
ファルシアン1
https://freegame-mugen.jp/adventure/game_10104.html
ファルシアン2
https://freegame-mugen.jp/adventure/game_10156.html
ファルシアン3
https://freegame-mugen.jp/adventure/game_10323.html
主人公と命運を共にすることになった謎のヒロイン。発言がややイタイかも。
「Start Play」で開始。「Story Flow」は目次です。ゲーム終了はWindowの×ボタンとか(汗)
線路を追って電波塔を目指す二人。
主人公は記憶を失っていたのだが・・・
電波塔がみえる目的地の駅舎に近づく。
とりあえず乗車券をゲット。本作はカットインが多用されています。
二人で記憶を共有するというアイテムがあるらしい。
部屋内にある謎の紋章はいったい・・・
謎の女性に銃をつきつけられるが・・・
書類上と扉のマークが一致する。この扉の中には・・・
ゲームポイント
【鑑賞時間】 約210分 (自動再生を使った測定時)
【年齢区分】 全年齢対象(12歳以上推奨)
【操作方法】 ポインタの移動と左クリック(Enterキー)のみ
【導入方法】 インストール等の特別な作業は必要無し(解凍後に falsian04.exeを実行)
【削除方法】 フォルダごと消去
【開発環境】 吉里吉里2/KAG3
最も注目してほしい点、力を入れた点
読後感というか、読破した余韻を味わっていただければ幸いです。
[ファルシアン4]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 2000 XP Vista 7 8 10 11
- DL回数
- 制作者
- なっき
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 576MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2023年8月30日
- お気に入り
- 票1票
全て終わってから書いたほうがいいのかな…と思いましたが、ちょうど前編が終わるところなのですね。
せっかくなので、ここまでの感想を書かせていただきます。
1話目をスタートした時からの印象ですが…没入感がすごいですね。
映画のようなクレジットの導入の仕方…
そして映し出される、退廃的な色合いの背景、揺れる主人公目線の視点、次から次に浮かんでくる謎、謎、謎…。
主人公が本当に手探りな状態から活動しなければならないのが、よく伝わってきました。
ルビがふられた、作中独特の用語たちも、得体の知れない世界を旅しているんだ、という気持ちにさせられます。"術式"、"LCBM"…ファンタジーと化学が融合したような、COOLな世界感なんだな、と想像させてくれます。
それらを一つひとつ、主人公と一緒になって考察しながら、"もしかして真相はこうなのでは?"と予想できつつも、核心に触れないギリギリのラインでシナリオが進んでいくので、引き込まれます。
私も趣味でお話は書いたりするのですが、謎を指先でなぞっていく演出は得意ではないので、良いなぁって思います。
そして恥ずかしながら小説などは読むのが苦手な人間なのですが、そうしたシナリオの妙もありますし、何よりさすが"動的ノベルゲーム"、背景が動く動く。そのおかげで飽きなく読んでいけます。
3話の港の、無機質ながら複雑、巨大な機械が立ち並ぶ威圧感と、静けさ。
4話の、地下の不気味さ。嫌な沈黙の中で、端末情報を見ながら進む緊張感。
実際にその場にいるような雰囲気で、繰り返しになっちゃいますが没入感があります。
気になったのは、私が気付いていないだけかもしれませんが、バックログ機能はないのでしょうか?
内容がよく練られているだけに、たまにふと見返したくなるので、触りやすい位置からアクセスできたら、嬉しいな、と思いました。
それから、蘇撃銃を浴びて記憶を見ている時の視点は、記憶を失っている、現在のルシア君の目線、という解釈で大丈夫なのかな?と思いました。
4話で出会った女性のことも覚えていないし、記憶障害を持ったままのルシア君の目線で合っているのでしょうが、オサに任務を説明されている時、「なんでもいいからこの国の役に立ちたい」、とどこか記憶障害が起きる前の情報を持っているようなセリフもルシア君が言っていたので、"ん? これは記憶を持っている時の目線なのかな?"とこんがらがってしまいました(゜-゜) 理解力がなくて申し訳ない…。
それにしてもヒロインが頼りになってカッコいいですね。強い女性は好きです。
潮の満ち引きとか、グラスの反射とか。ファンタジー増し増しな作品では見られない、現実的なトリックも飛び出てきて楽しいです。
次回の舞台は、名前的に中華っぽい舞台なんでしょうかね?
予告にもありましたが、今回のビュッフェみたいに、女の子らしい彼女の姿が見られたら、嬉しいな、と思います。
ほんとにアニメーションが凝ってらして、作成が大変でしょうが…。ひっそりと応援しております。
プレイさせていただき、ありがとうございました!
たくさんご感想を書いてくださって、本当にありがとうございます。
どれも好意的かつ建設的ななコメントで心から感謝しています。
返信までに時間が経ってしまい大変申し訳ございませんでした。
いただいたメッセージは私の大事な宝物とさせていただきますね(多謝!)。
いただきましたメッセージへの私なりのお返事を書かせていただきました。
もしよかったら、お手すきの際にでも読んで頂ければ嬉しいです。
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>映画のようなクレジットの導入の仕方
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各作品の開始時に、まず最初にお世話になったクリエイター皆様へ感謝を表したかったので、クレジットを入れさせていただいてます。
素晴らしい素材を使用させていただき、それらがファルシアンの世界の肉となり血となり、没入感が表現できたのだと思っています。
そのような拙作の最大の醍醐味について、まずご感想いただけたのは本当に喜ばしいです!
また「退廃的な色合い」と評していただけたところ、色設計にはすごく気を遣いエフェクト等かけて、まさに退廃的な統一感を持つ背景が醸し出せるコダワリましたので、とても嬉しいです。
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>ルビがふられた、作中独特の用語たち・・・
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できるだけ読みにくい漢字や用語にはルビを振っていますが、拙作固有の特殊用語、COOLな世界感と評していただき冥利に尽きます。
ただ、SF(サイエンス&ファンタジー)のフレーバーな謎めいた呼称にしたかったので、そこは読みにくかったかもしれません、すみません。
ちゃんと作中で謎が解けて説明されるように設計していますので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
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>"もしかして真相はこうなのでは?"と予想できつつ・・・
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主人公のルシアとヒロインのフィルフィーナと一緒になって謎を考察する旅をお楽しみ頂けて嬉しい限りです。
確かにギリギリのラインで謎をしかけ、ロジカルに考えればわかってしまうように仕組みました。
なので、もう謎はバレちゃってるかも、とドキドキしています。
また絵が動く、動的ノベルゲームとしても、楽しんで頂きありがとうございます。
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>バックログ機能はないのでしょうか?
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ご要望の”バックログ機能”は申し訳ございませんが、作品の性質とシステム設計上、搭載は断念しました。
そのかわり、タイトル画面から読み終えた場面に飛べる目次っぽいものを(ファルシアン4からは「STORY FLOW」)を搭載しています。
ただ、ご指摘の通り、もう少し細かい分け方がよかったかもしれません。検討してみたいと思います。
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>蘇撃銃を浴びて記憶を見ている時の視点は、記憶を失っている、現在のルシア君の目線、という解釈で大丈夫なのかな?
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答えから言うと、大丈夫です!流石です!!
蘇撃銃で記憶(ユメ)をみているシーンの解釈について、こんなに細かく考察いただき、ホント感謝に堪えません。
記憶を失ったルシアが、記憶を失う前のルシアの言動や心の動き(思ったこと)を、ユメを通じてみている(追体験している)、ということになります。
作中でフィルフィーナが推察しているように、ルシアは記憶障害(何度も記憶を失っている)のため、ユメの中でも記憶を失っており、少しずつそのことに気が付いていきます。
さらにルシア達は記憶を復元しようと試みて、蘇撃銃でユメを見続けていき、過去を遡っていきます。
その際に、ユメに鍵がかかっていてみれなかったり、途切れていたり等のギミックがあったので、それで混乱させてしまったかもしれません。
ややこしいシーンなので何度も推敲して書き直した場所ですが、まだ改善の余地があるかもしれませんので、ご意見を参考に再度見直してみます。
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>それにしてもヒロインが頼りになってカッコいいですね。強い女性は好きです。
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そう言っていただいて、本当に、とても嬉しいです。
強いスーパーヒロインを描きたい!というのも、強い制作モチベーションのひとつになってます。
ありがとうございます。
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>潮の満ち引きとか、グラスの反射とか。ファンタジー増し増しな作品では見られない、現実的なトリックも・・・
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細かすぎてわからないような、そんな点も拾っていただき、ホントありがとうございます。
ファンタジー的なド派手ギミックに、地味だけど現実の法則原理を、カップリングさせるのが好きなんです。
ファンタジー要素はできるだけ抑えるようにして(拙作では「光学流体(ルミナクア)」というシステムのみ)、後は現実の法則原理に従うように設計したつもりです。
ご慧眼、恐れ入りました。
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>次回の舞台は、名前的に中華っぽい舞台なんでしょうかね?
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地名の漢字は中国っぽい(アジア風)「州」制で、呼び方は欧米風で、折衷を狙いました。
いろいろ理由・背景があるのですが、ファルシアンの世界観は、ほとんど折衷風になってます。
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>女の子らしい彼女の姿が見られたら、嬉しいな、と思います。
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ふふふ、はい、もう、ありがとうございます。
フィルフィーナは大人びたキャラや戦闘力のわりに童顔なので、そういうところでもしっかり活躍してもらわないと・・・って思いで作ってます。
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さいごに
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大変元気になるご感想や参考になるコメントを残していただき、心から感謝しています。
本当に、本当に、誠に、ありがとうございました!!