Cresteaju
独自システムの3DファンタジーRPG
81.2点
ロールプレイングはこの三つで決まる、システム・ストーリー・音楽と、どれをとっても素晴らしい出来のCresteaju。
奥行きがある3Dのバトルシステムはかっこよく、フィールドの背景や、魔法のグラフィック・エフェクトも綺麗で迫力があります。
おもしろいシステムとして特に挙げておきたいのは魔法修得の仕方。戦闘時に自動的に覚えるのでもなく、お店で購入するのでもない。
レベルアップ時に取得する「魔法修得値」を使い、なんと自分の好きな魔法を選んで覚えることが出来ます。
また、魔法を唱えるのに必要な力、MCは戦闘ターンごとに徐々に回復するのも目新しい。
さらに戦闘で重要度を占めるのは隊列、この隊列をちょっと考えて配置替えすると戦闘の難易度がかなり違ってきます。
個性的なキャラクター達によるストーリーの舞台演出により、イベントをこなすことによって徐々に明かされていくキャラクター達の過去や心理が、我々を夢中にさせてくれるはず。
- パーティ画面
- 攻撃する敵、範囲を決めよう
- 戦闘画面
このゲームのポイント
ゲームパッド対応
綺麗な背景や魔法エフェクト
3Dバトルフィールドによる高い戦略性の戦闘システム
魔法修得値で好きな魔法を覚えることができる
Cresteaju
- 対応OS
- 98 Me 2000 XP
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 制作者
- Shou
- 本体サイズ
- 6MB
- Version
- 1.26
- 最終更新日
- 2009年1月 3日
- お気に入り
- 票6票
このゲームはパソコン用のファイルも提供しています。
ゲームを遊びたい場合は、パソコンからアクセスしてください。
クレスティーユ、クレスティーユじゃないか!
フリゲRPGに名を残す名作。
私事ですが私がフリゲにどっぷりハマるキッカケを作ったゲームでもあります。
ストーリーや戦闘などゲームとして基本的な部分は今でも通用するクオリティ。
サウンドなどは特に素晴らしい。魔法習得やレアアイテム入手などの遊びの要素もある
よくグラフィックがーという声を聞きますが、
フリゲっぽくて顔グラを始めとした独自グラが個人的にはむしろ高評価だったりします
RPGの普遍的な面白さを味わえる不朽の名作。
名作。名作の名作ど名作です。
ファンタジー枠なのですが、軽率に王様お姫様魔王などが出てこない、オリジナリティあふれるお話で、伏線も素晴らしい。全てのキャラクターが立ちつつ、壮大なスケールの話に上手く溶け込んでいます。
前作のアメルブロートも大好きで10回以上やって、こちらのクレスは7回やりました(アメルとは段違いにストーリーが長いのでね……)。
貧乏な子供のころ、ゲームも買ってもらえずフリゲで育ったわたしも社会人。スマホや3DSで当時焦がれていた有料ゲームをしていますが、それでもふと思い出すのはこのアメクレ作品……。
スマホ版で出たらいくら払ってでもインストールしたいです。こんな面白いゲームをフリーで作ってくれた作者様に感謝。
ひまだからやってみた
みなさん評価高い中で低評価のレビューを投稿するのは少し気が引けますが、こういうプレイヤーもいるということで感想のひとつとして受け止めて頂ければと思います。
軒並み高評価なのでプレイしてみたのですが、正直、この作品はゲームが大好きで多くの作品をプレイしているヘビーゲーマーさん向けだと思いました。
私のような、コンシューマーゲームもフリーゲームも、たまにプレイする程度のライトゲーマーには、わくわく感がなく辛かったです。
まず、魔法習得システムが面倒でした。レベルアップと同時に勝手に覚えていくシステムに慣れていたので、煩わしさを感じました。
そしてグラフィック面は古い作品なのでしょうがないのですが、マップや町を探索する楽しみが無かったです。
ストーリーは王道ですが、何よりキャラクターを好きになれなかったのが残念。好きなキャラもいますが、主人公や変なキャラ設定の男の子に好感を持てませんでした。
ただ、この作品が公開された当時にプレイすれば面白いと感じたかもしれません。
今は音楽・システム・グラフィックなど全て自作のフリゲも珍しくないので、どうしても比べてしまうのかもしれません。
ゲームにおいてグラフィックはおまけみたいなものということを感じられる作品かと思います。
何よりすべて自作というサウンド、卓越したシナリオ、隅々にまで妥協を許さない徹底的なゲームへのこだわりを表現した傑作かと思います。
昨今はコンシューマでも面白くないゲームが山のようにありますが、そうしたゲームに大切なことを教えてくれる1本なのではないでしょうか。
相当昔のゲームでありながら未だにフリーRPGとして人気が高いと思います。
シナリオ、グラフィック、サウンドすべて作者一人で作っているためかどうしてもグラフィック部分が弱くなっていますが、そこさえ気にせずプレイできるならばこれ以上ないほど素晴らしい作品です。
アイテムや敵のオリジナリティも強く、サブイベントも豊富です。