ウテラスタ
禁欲の楽園でお姫様を目指す少女たちのADV。
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少女が連れてこられたのは、禁欲の楽園「ウテラスタ」。
彼女たちはこの場所で「お姫様」になるための修行をすることを強いられています。
楽園で日々を過ごしていく中で少しずつ明らかになっていく、
少女たちの悲惨な過去、お姫様見習い達の格差、楽園に潜む闇と陰……
そして、最大の禁忌とされている「お姫様見習い同士の恋愛行為」。
情欲、憧憬、劣等、悪意。
各々の思惑が入り混じる舞踏会の果てに、幸せを掴みとるのは誰か──
「長い長い、楽園の夜。」
「その呪いは、少女たちを蝕んでいく。」
このゲームのポイント
▼取扱説明書 全文はこちら▼
https://note.com/marinba_game/n/n55d2763c5e6f
●作品名 :ウテラスタ/Uterustar
●バージョン :1.30
●ゲームジャンル :アドベンチャーゲーム
●プレイ所要時間 :4~5時間程度
注目してほしい点
本作品は2000~2010年代のフリーゲームを意識した作品となっております。
可愛らしいドット絵のグラフィックとやや重めのシナリオで
あの頃の鬱ゲーっぽい雰囲気を残しながらも、
極端な露悪的表現は避けた児童文学のような作品に仕上げました。
制作者メッセージ
・本作品には、一部のシーンで軽度の性表現が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
また、上記の理由により、本作品は12歳未満の方のプレイをご遠慮いただいております。
・本作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件とは一切関係なく、
特定の思想や価値観を肯定するものでもありません。
・本作品の実況、感想、ファンアートには
特に制限を設けておりません。ご自由にどうぞ。
・ブラウザ版では一部シーンで処理落ちなどが発生することがあります。
パソコンで遊ぶ場合は、ダウンロード版でのプレイを推奨します。
・ブラウザ版でプレイする際にエラー画面が表示される場合、
以下のサイトで開くことで改善する場合があります。
→https://plicy.net/GamePlay/211708
更新履歴
2025/08/22:1.00版公開
2025/08/24:1.10版公開 / かんたんモードを追加しました。
/ その他、軽微な修正を行いました。
2025/08/25:1.20版公開 / かんたんモードの難易度を下げました。
/ ゲーム開始時に難易度選択画面が表示されるようにしました。
2025/09/05:1.21版公開 / 軽微な修正を行いました。
2025/09/09:1.30版公開 / おたすけモードの仕様変更を行いました。
/ その他、軽微な修正を行いました。
「あの頃」のディープでちょっとサイコで、でもどこか温かみのある名作ツクールゲームたちを思い出させてくれる雰囲気がたまらない。
ツクールってやっぱりこういうゲームだよねって私は思う。どこか懐かしいグラフィックはなんと自作!ツクール2000やフェスを彷彿とさせるマップがたまらない。選曲もバッチリハマるものばかりでセンスの良さを感じる。最後の方に歌物もあり、何度も聴いたメインテーマのアレンジに驚いた。
物語もテンポよく進み、先の展開に目が離せず、登場人物たちの心情にも考えさせられるものがあった。そしてみんな可愛い。
戦闘は中盤までは必勝法を確立できたが、終盤はかなり難しくなる。特に実質的なラスボスには何度も再挑戦を余儀なくされた。が、複雑なシステムがない分、かえって物語に注視することができ、程よいアクセントになっていた。
「性」というテーマと、残酷な大人向けおとぎ話のような雰囲気がマッチしながら、どこか優しさのある作風から、多くの人に薦めたい。
ご評価いただきありがとうございます!
仰るとおり、本作は数世代前のツクール製のフリーゲームを意識した作品となっております。
物語の展開は早すぎず、かといって描写が浅くなりすぎないようにしつつも
大事なシーンでは盛り上げられるように心がけたつもりですので、
ご満足いただけのであれば何よりです!
すばらしい作品でした。
普段はあまりレビューを書かないのですが、とっても良い作品だった&まだレビューが来てないので感想を書かせて頂きます
先に気になったところから。2つです。
・通常モードの難易度が高い
私はそこそこPCゲーム慣れしている方なのですが、ブトウカイ(アクションシーン)で終盤はかなり苦戦させられました。アクションゲームが苦手な人や、スマホ操作であればなおのこと苦戦するかと思います。
作品自体が「ストーリーを楽しむ、どちらかといえばノベル寄りゲーム」なせいで、シナリオを楽しみたい人間の負担になっている気がします。
もっとも、この点はアップデートで難易度設定の機能が追加されたので今は気にならないかと思われます
(私はアップデート前にしかプレイしていないのであくまで推測ですが)
・グラフィック周りのクオリティのばらつき
グラフィックのクオリテイにやや差がある思われました。
良いところは良いので悪いところが余計に目立つというのもあります。
とはいえ、それでもフリーゲームとして及第点のクオリティではありますし、オリジナル(だと思われます)のマップの雰囲気の良さを加味すれば
決してグラフィックがおざなりになっている作品ではないとは思います。
評価点については、とにかく演出・シナリオ含めたストーリーが良いところに尽きます。
ネタバレを避けた範囲で書きます。
・文章が読みやすいです。
フリーゲームではやや軽視されがちな箇所ですが、けっこう大事だと思います。
・伏線回収が本当に素晴らしい
ネタバレを避けたぼんやりとした書き方になりますが、
序盤で登場する「お姫様」「王子様」「禁忌行為」「魔法」「マギアの蜜」あたりの用語は、中盤ごろから世界観的・シナリオ的な都合でそこまで重要ではなくなるのですが、その後の展開での扱い方が本当に上手いです。
「ああ、そこでそれが出てくるのか!」的なシーンがいっぱいあります。
”「…………なら、私は……」
「……あなたを ■■に戻してみせる」”
のくだりで「お姫様」「王子様」と、セリフでたびたび出てくる「呪い」という言葉をおとぎ話のモチーフに落とし込みつつ
「お姫様になる」という(プレイヤーも忘れつつあった)当初の目的を持ってくるあたりで
これシナリオめっちゃいいな……となって、
ラスボス戦で音楽が流れてきたあたりでああこれ神ゲーだな?となりました。
人を選ぶ作品なのは間違いないと思いますが、私はめちゃくちゃ刺さりました。
知る人ぞ知る名作ギャルゲー、みたいな雰囲気の作品です。記憶を消してまた遊びたい。
キャラはフィブリナちゃんが一番好きでした。
ウテラスタをプレイしていただき誠にありがとうございます!
お褒め頂いた終盤のシナリオに関しては仰るとおりです。
途中でストーリーをひっくり返してしまう作品なので、
積み重ねてきたものは無意味にしないためにも
このようなストーリー展開になっています。。
せっかくご評価をいただいたところなので
内容について語りたいこともたくさんあるのですが、
作品の外であれこれ言うのも野暮なのでまたの機会とさせていただきますね。
改めまして、この度はすてきなレビューをありがとうございました!