あの夕陽が沈む刻
海で出会った精神疾患と闘う人との一日だけの恋の話
投票受付中
主人公の正義(まさよし)が、久しぶりの里帰りの時に、海に立ち寄った時の物語。
そこで出会った一人の女性との、恋の物語です。
物語を進める上で、選択肢を選び、選んだ選択肢で、物語の展開が少し変わります。
精神疾患の描写がありますが、全年齢向けです。
タイトルの読み方:あのゆうひがしずむとき
ジャンル:精神疾患描写のある恋愛アドベンチャー
「2016フリゲ展!theFinal 夏」というコンテストに出品した作品のひとつで、
テーマは、「おばけ」を選びました。
注意点としては、
精神疾患描写がある事と、
登場人物の台詞に、いじめに関する内容もあるので、
苦手な方は注意が必要かもしれません。
- ゲーム開始直後に注意書きが表示されます

- ゲーム序盤

- 選んだ選択肢で少しだけ展開が変わる

- 選択肢は、主人公のと、相手の女性のとが、ある

- 女性が名前を教えてくれる

- 海の家の前でのシーン

- 海ではトラブルもつきもの?

- スケッチブックの中を見せて貰えるシーンも・・・

- ゲーム終盤

このゲームのポイント
プレイ時間は30分くらいから1時間くらい
プレイするには、RPGツクールVXのRTPが必要です
セーブデータが16個あります
制作者メッセージ
注意事項は同梱の取扱説明書に記載しています。
どんなに厳しい評価や意見でも歓迎します。
この作品は、9年前に制作したもので、自分が患っているのがパニック障害だと言われていた時に制作したものなのですが、今は、9年前とは別の病院で強迫性障害との診断を受けて治療をしています。なので、もしかしたら9年前もパニック障害ではなく強迫性障害の方が正しい診断だったかもしれないので、この作品に描かれている事がどれだけ参考になるかは分かりませんが、こういう病気が世の中に存在するという事だけを、ご理解して下されば幸いです。
病気の症状は、制作者自らが体験したものです。
あの夕陽が沈む刻
- 対応OS
Vista 7 8 10 11
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 制作者
- ムトト
- 制作サイト
- ムトトとルナの王国
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 5.82MB
- Version
- 1.0
- 最終更新日
- 2016年7月28日
- DL回数
- お気に入り
- 票0票
このゲームはパソコン用のファイルも提供しています。
ゲームを遊びたい場合は、パソコンからアクセスしてください。
プレイ時間約30分でクリア。
久しぶりに里帰りした主人公・正義とパニック障害を抱える女性・和夏(のどか)の恋を描いたノベルゲーム。
ムトト氏の作品の主人公といえばううとかたっぎとかジジババの印象があるので、
若い男女が主役というのはそれだけで新鮮味がありましたね。
ストーリーは若干ファンタジー色があり、正義は既に死亡している幽霊であること、
そして兵士として従軍していた正義は、劣勢の中で敵に最後の総攻撃を仕掛けて玉砕したことが語られており、
じゃあ正義は80年前の太平洋戦争時代の人間か?と思いきやエピローグで彼の母親が出てきており、そこで少々混乱してしまいました。
……まあ、現実の歴史を当てはめようとするのが間違っているということでw
(大変失礼ながら)作画はムトト氏にしては頑張っていると思いますが、キスシーンなど厳しい部分もあるので視覚は2点。
音楽では波のSEが大きく、BGMより目立っているのが気になりました。操作性は普通。
独創性では和夏の症状はムトト氏自身のそれが元になっているということで、これ以上説得力に勝るものはないでしょう。
目の前に飛んできたボールを拾わないのは、飛ばした相手に嫌がらせしたい訳じゃなく、
拾いたくても拾えない可能性があることを相手に理解して欲しい…。胸に沁みました。
メッセージ性の強い作品として、総合評価は高めに。
ありがとうございました。
レビュー有難う御座います。
この作品は、2016年の作品ですので、今から9年前の作品になります。
正義の母親に関しましては、71年前に戦死した兵士の母という事になりますので、自分の中のイメージとしては、90以上の老婆という事になりますので、現実の歴史を当てはめる事も出来ます・・・が、多分どこにも書いてないと思いますが、正義が戦った戦争というのは、架空のものでありますが、ただ、やはり、太平洋戦争を基に考えた事は確かです。
やはり、あのキスシーンは、まだまだ・・・というか、お世辞にもうまくないです・・・自分でも分かっています。どうも、そういうシーンは上手く描けない・・・けれど、そういう部分もきちんと評価してくださった事に感謝すると同時に、それはそれで、今後の自分の課題でもあります・・・でも、まぁ、描くか分かりませんけど・・・
波の音が・・・ですか。
確かにそれはあるかも知れません・・・これも今後の課題です・・・波の音だけでも良かった気もしますが、当時の自分は、今では考えられない程、演出等も下手で(今も上手かどうかは不明ですが上手というほどでもないと思いますし)BGMなしという設定はおかしいくらいに考えていて、波の音だけにすれば良いものを、必ず、どのシーンにもBGMをみたいな変なこだわりがありました。
これも、今後の課題ですね・・・
操作性は、普通との事で、正直な話、この作品は文章表示がゆっくりなので、そう言って貰えると有難いですが、多分、これは、他の精神疾患者の事は詳しく分かりませんので上手く言えませんが、自分の場合は、喋るのが非常に遅いので、多分、それに合わせたみたいな感じなのかな・・・と、今では思いますが、9年前の作品ですので、真相は不明です・・・
ですが、操作性が悪くなかったのであれば、幸いです。
少しでも精神疾患の事が誰かに伝われば・・・自分が願う事はそれだけです。
ですが、それが少しでも伝わったのであれば、制作して良かったです。有難う御座います。
今回いただきました貴重なご意見は、今後の制作の参考にさせていただきます。
有難う御座いました。
返信ありがとうございます。
本作が2016年の作品であることは把握していましたが、仮に正義の年齢を20歳と仮定すると
彼は1925年生まれということになり、その母親なので若くても1905~7年前後の生まれで、
2016年となると110歳にもなるのでリアリティとしてちょっと苦しいかなと…(現在国内最高齢の方が114歳)
時代設定を1975年頃にして、年老いた2016年の和夏の回想という形で始めれば良かったかもしれません。
操作性ではテキストの読点(、)が少し多いと感じましたが、その辺の感覚は人それぞれですし、
この作品では問題ないと思ったのでw
コメント有難う御座います。
先程、返信した際に書いた事には、自分の計算ミスがあったようで、わざわざ、計算の説明までいただいて、感謝です。
戦争の事を参考にして制作しましたが、フィクションですので、リアリティとしては苦しい部分もありますでしょうが、こういう物語もある・・・程度の事で考えていただければ、幸いです。
ただ、どうしてもリアリティを追求するなら、母親が110だと苦しいのであれば、少し考え方を変えてみたらどうでしょうか・・・というのも、どう言葉にして良いか分かりませんが・・・自分は、自分なりにですが、以下のように考えてみました。
ゲームは2016年の作品ですが、精神疾患の主な症状での推測で、和夏の症状自体、自分の症状を基にしているなら、作中の西暦は2012~13年くらい。
ゲームには出してませんが、正義は18くらいの年齢設定なので、105くらいの年齢でしたら、人によって感覚は違うと思いますが、自分からしたら、十分有り得る年齢です・・・
太平洋戦争からヒントを得たとは言いましたが、架空であり、作中に国名を出した覚えは無いので、
地球での話だと現実味が無いとも捉えられますが、自分が普段から描いている異世界の話だとすれば、105~110という年齢は普通にいますので、やっぱり、普段からファンタジーとかばかり描いている自分が歴史上に実在した戦争の事をヒントに描くみたいなのは、ムリがあったのかも知れません・・・
それから、時代設定の案ですが、成程、こんな考え方もあるのですね・・・と、勉強になりました。有難う御座います。
ただ、年齢が和夏も、作中には出してませんが18くらいなので、75年に恋愛をして2016年に年老いてるとなると、60くらいでは、年老いてるという表現は合わないと思います・・・
自分の感覚ですと、80とかでも年老いているという表現は、チョッと分からないです・・・
これは経験にもよるのでしょうが・・・
それから、75年の時点で、世間でどれくらい、精神疾患への認知度や理解があったかは自分には分かりません。病名なども・・・です。
それに、周囲の理解度も、今よりも状況は悪いと思います。
ですが、この作品の中では、正義以外の人からの、精神疾患に理解があるとも取れる描写もあるので、上手く言えませんが、作品作りが如何に難しい事であるかを思い知らされました。
ですので、結局のところ、いろいろな意見を出していただいた側としては、こういう言い方はあまり好きではありませんが、一種のファンタジーみたいに思って下されば・・・と、そう思いました・・・とも言いたいですが、やはり、精神疾患描写に関しては、体験を基にしていますので、何とも言えないのが現状・・・悪い言葉で言うなら、制作者である自分の勉強不足なところもあります・・・というか、勉強不足でしかないので、まだまだ、表現や設定に関しても、しっかり勉強しないといけないです・・・
操作性の件ですが、自分の作品というか、文章、読点が多すぎるのは何となく理解しています。
自分は文章を制作するのがあまり上手ではない・・・これは理由というよりは言い訳になるのでしょうが・・・上手く言えませんが、区切る所が少ないと読みにくい・・・みたいな事を感じる事は良くあります。
作品によっては、問題無かったり有ったりと、いろいろ模索して、いろいろな文章を制作してみるのも良いのかも知れませんね・・・上手く言えませんが勉強になりました。
今回も、いろいろ学ぶ事が出来ました。
有難う御座いました。