主人公は、島原の乱の中心人物だった天草四郎です。前半は史実と同じ内容、
後半はオリジナルストーリーとなります。

島原の乱~天草物語~

島原の乱~天草物語~
ゲームポイント
3時間程度でクリア可。SRPG初心者でも可。
最も注目してほしい点、力を入れた点
やはり後半のオリジナルストーリーでしょう。
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- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- シミュレーションゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
8 10
- DL回数
- 制作者
- ゴリラ
- Version
- 1.0
- 最終更新日
- 2020年8月19日
- お気に入り
- 票1票
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【いいと思った点】
ステージ開始時の「情報収集」イベントが無いのは、良い。
中学校・高校の社会科の歴史ですでに習っていることを、さらに情報収集したくないので。
・盾の入手後、主人公が盾を自動装備してるところ
いちいち、誰が装備可能とかを調べなくて良いので。
「そもそも江戸時代の日本で盾装備とかあったのか?」って疑問もわきましたが、
まあきっと、盾に使えそうな金属板を天草一行が発見したんでしょうな。そう脳内補完します。
で、天草は西洋かぶれなので、西洋剣術なのでしょう。
・敵兵が槍メインのところ。
戦国時代、兵士のメインの武器は槍でした。このゲームでも、敵サイドには槍兵がたくさんですので、RPGの槍マニアには溜飲が下がるかと思います。
そのため、三すくみが無いのも、システムの加点ポイント。
【悪いと思った点】
天草が少々、アーマーナイトで鉄壁すぎる。一部のボス敵将以外、ノーダメージで無双しすぎ。
しかも、天草のアーマーっぷりを活用しないと、クリア困難そう。
なので、ノーダメ連発なので、緊張感が無い。
そう設計するんだったら、いっそ天草のHPを多くする代わりに防御力は少し下げるとか、他のキャラの守備力をもうちっと上げたほうが良いんでは?と思ったり。
その事に気づいて、プレイがきつくなって、第7章でプレイ中断。ヤマダエモン(実在の人物。猫型ロボットじゃないよ)が初登場のステージをクリアまで。
あ、ヤマダエモンは実在の人物なので、ネタバレ指定はしません。
なので戦闘は、序盤のほうが面白かった。3~5面あたりが、いちばん戦闘が面白かったと思う。
【採点の根拠】
グラフィックは、そもそもSRPGスタジオの公式素材が西洋ファンタジー風なので、和風ゲームに合わないですが、素材の都合で仕方無いので問わないことにします。
天草一行が西洋風なのは西洋かぶれなので仕方無いとして、敵将も少々、西洋風の風貌というアレ。
オリジナリティは、歴史そのものを元にSPPG化するのは珍しいので、加点しました。
商業SLGなら、いくらでも歴史モノはありますが(つうか、商業SLGには歴史モノばかりしかないが)。
サウンドは、可もなく不可もなく。とはいえ、特に不満も無いし、余計なことをされるくらいなら、SRPGスタジオのデフォルトのままのほうがマシなので、ニュアンス的には4点に近い3点です。
シナリオは、私はあんまり歴史に詳しくないですが、パッと見では歴史考証の深刻な矛盾は見つからなかったので、シナリオはしっかりとしているのだろうと思います。
まあまあ途中までなら、多くのプレイヤーが実験的に面白く遊べると思います。
あ、「途中まで」ってのは皮肉じゃなくって、私は他の人気SRPG作家の作品でも、よく途中で詰んだり飽きたりして、途中で投げ出したりしますんで。
私には合わなかったみたいなので、総評は2点ですが、試みは良いと思います。
また何か作ってよ!
すごく壮大だった