ドワンゴ主催第1回電ファミニコゲームマガジン新人賞にて「特別賞」受賞作品
90年代末…ドット絵最盛期の頃の王道RPGの最新作を作るというコンセプトにより制作。
今の時代としては、もはやマニア向けとも言える。
20代後半~30代の、かつてのドット絵RPGにハマった世代には特に伝わるかと思われる、あの頃のRPG感をイメージ。
近未来を舞台としたRPG。
戦闘はサイドビュー形式のアクティブタイムバトル。
戦闘中の行動選択により、ステータスの上昇値が変化する。
物語冒頭のステータスでは、敵味方ともに低いステータスに設定されており、ゆったりとしたバトル感となっていますが、
ステータスの上昇に従いバトルのスピードも上昇していき、終盤ではとてもテンポ良いバトルが楽しめるようになります。
まだ途中なので評価はしないでおきます…
開始直後の「あなたの名前を入力してください」という部分で、グラなど一切分からないまま名前の入力を求められ、頭の中に?が渦巻きながら入力しました。
どこまで進めたら出番あるんだあの名前と思いつつプレイしていたら……
はい、先ほど、あのキャラの名前として出てきました……
女性名に、しちゃったんですよね…………orz
SFC末期を思わせる細やかさで、320×240の画面中を動き回るドットキャラ。
90年代後半に漂っていたような、少しダウナー系の雰囲気。
操作やルールこそシンプルではあるが、中々に殺意たっぷりな自作戦闘。
数年越しにやっと日の目を見た、懐かしさ満点のRPGです。
ロッカーやトイレが開閉できたりと、マップを歩き回るのも楽しい。
また、場面や敵に合わせて戦闘曲がかなり変化するため、耳も目も飽きません。
最近の大解像度ゲームとちょっと違う作品を遊びたい、ちょっと昔風のゲームを腰据えてやりたい。そんな人に、お勧めです。
これから遊ぶ方に少しヒントを。
プレイを始めて、中々ボスが倒せない場合、アイテムをうまく使ってみましょう。
中盤は敵がぐっと強くなります。回復ポイントと撤退をうまく使って、能力値のポイントを何とか稼ぐなどすれば、きっと突破口が開けます。このゲームは撤退しても経験値が入ります。
途中から異常付加の技が出てきますが、その内の「ス」と「ゲ」は、他RPGで言う沈黙と行動ゲージ減少の効果です。他の「麻」や「毒」は分かりやすいとはいえ、早めに治療しましょう。
スキルは使用するのにLP(HP)を消費します。また、それとは別にスキル使用に必要なLPは別途存在するため、スキルを習得したのに使用できない時には、体力を回復するか、LPを強化してみると良いです。
それと、お金は大事に。金の稼ぎどころが少ないゲームなので、無計画に使うとステータス強化やアイテム購入に支障をきたします。
お勧めのステータスはLP(HP)とSPD(行動の速さに関わる)です。攻撃面はキャラに合わせて。