※遅ればせながら攻略のヒント(ややネタバレあり)を公開しました。
Ci-en→ https://ci-en.net/creator/33362/article/1629941
※エンディング分岐についての攻略情報(ネタバレたっぷり)を公開しました。
Ci-en→ https://ci-en.net/creator/33362/article/1630830
11/3更新情報(詳細は下記参照)
エンカウント率の再調整(前回の調整で変更できていなかった、あるいは逆に出現率が増えてしまっていた箇所の修正)
すでにダウンロードしていただいた皆様には大変恐縮ですが、最新版を遊んでいただけると幸いです。
■ ゲームの概要
『魔忍英雄伝説-Keyaki-』は1990年代の和風RPGにインスパイアされたゲームです。
8bit風のサウンド、モノクロを基本としたドット絵、哀愁のあるシナリオと、シンプルかつスピード感のある戦闘が特徴です。
物語の舞台は江戸時代の日本をモデルにした架空の国「ヒノモトのくに」です。
主人公は若くして忍びの里の当主となった少年「けやきまる」。18歳になった彼は、幼い頃に行方不明になった父親「きりんまる」を探すため、同い年の幼馴染「せつな」と共に冒険の旅に出発します。
■ 懐かしさを感じるグラフィックとサウンド
各種グラフィックは基本的にモノクロ4階調のドット絵で描かれており、ノイズ+3音で表現された8bit風のサウンドと併せて、1990年代の小型ゲーム機の雰囲気を感じるものとなっております。
なお、作中で使用されているBGMは、作者が各種動画サイトでBGM集として公開中です。
■ 一筋縄ではいかない、悲しさと暖かさを感じる物語
物語の舞台である「ヒノモトのくに」には、人間とは別に「妖魔」とよばれる生き物が存在しています。
主人公たちは旅の中で様々な人間や妖魔と出会い、時には手を取り合い、時には刃を交えることもあります。
やるせなさ・無力さを感じる瞬間と、それを乗り越えるための暖かな物語をお楽しみください。
また、本作品はマルチエンディング方式を採用しており、4つの結末が用意されています。
■ シンプルかつスピード感のある戦闘
戦闘はシンプルなターン制バトルです。
装備する武器によって変化する「通常攻撃」、精神力を消費して放つ「術」、気力を最大まで溜めると使用できる個性豊かな「必殺技」を使い分け、強敵に立ち向かいましょう。
主人公が一定以上の強さになると、格下の相手との戦闘を一瞬で終わらせることができる「一閃」が発動します。道具や素材、お金を集めたいときに便利です。
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YouTubeで魔忍英雄伝説-Keyaki-を見る
ゲームポイント
・クリア時間目安:8時間
※本作品には直接的ではない性的ほのめかし要素が含まれます。苦手な方はご注意ください。
最も注目してほしい点、力を入れた点
サウンド、キャラクターグラフィックは全てこのゲームのオリジナルです
更新履歴
※更新履歴
Ver 1.02
・エンカウントの率の再調整(前回の調整で変更できていなかった、あるいは逆に出現率が増えてしまっていた箇所の修正)
Ver 1.01
・エンカウントの調整(エンカウント歩数を前バージョンの半分に設定)→Ver 1.02で再調整しました。
・一部の敵が使用する『しょうき』攻撃の調整(速度補正の緩和、および状態異常の継続ターンを短縮)
・3章(過去編)にスキップするための選択肢を設置、それに伴うセリフの変更および追加
・上記に関連して3章開始直前のセーブデータを同梱
・装備アイテム『まっかなめがね』の命中補正値を変更(+10%→+75%)し、2章シノミヤのまちで購入できるように変更
・年齢制限について、ゲーム内の一部の表現を一般商用ゲームと比較し、R-12に変更
[魔忍英雄伝説-Keyaki-]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- R-12指定(12歳未満禁止)
- 対応OS
8 10 11
- DL回数
- 制作者
- y_7lz↓(わいななえるぜっと)
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 171MB
- Version
- 1.02
- 最終更新日
- 2025年11月 3日
- お気に入り
- 票2票
作者様がインスパイアされたという和風RPGは、おそらく私も大好きなシリーズです。
そのため同好の士として贔屓目なレビューとなりますが、お許しください。
まず作風が素晴らしいです。
作者様手ずからのグラフィックとサウンドはオリジナルでありながら、かつての携帯ゲーム機の雰囲気もよく再現しており、遊びながら非常に懐かしい気分に浸れました。
特にサウンドは心地よく記憶に残り、クリア後は思わずBGM集のリンクを辿ってしまいました。
ゲーム難易度も調度よいと思います。ストーリーを進めながら適切にレベル上げをしていれば、ボスを倒すのに十分な強さになりました。
エンカウント率の偏りは少々気になりましたが(ツクールの特徴でしょうか)、その点もある意味で昔のゲームらしく、気分的にはマイナスにはなりませんでした。
特にこちらの戦力が優位な時に敵を一掃できるシステムが良かったです。マップ探索中のエンカウントでも時間の浪費や回復の必要が無く、確実に資金と経験値が溜まっていくのでかなりストレス緩和になりました。
他方、戦闘中に敵がかけてくるあるステータス異常にはとても悩まされました。ほぼ先制で使われるので、無効化できないキャラは長く動きを封じられて理不尽を感じました。
その点は既にアップデートで改善されているので、後からプレイされる方は問題ないかと思いますが。
シナリオについて。
全体として、とても良かったと思います。人と妖魔の間で揺れ動く主人公たちの心、過酷な経験を乗り越えて立ち上がるキャラクター達の姿は胸を打ちます。
過去編や時間経過といった要素も私としては好みです。長い年月に渡る物語、シナリオの奥深さが実感できました。
ただやはり良くも悪くも記憶に残ったのが、おそらく年齢制限に関わるであろう描写です。
これは登場人物にとっての悲劇であると同時にプレイヤーの倫理観を揺さぶる内容なので、ショックを受けるのが正しい反応なのかも知れません。
しかしもう少し別の表現だった方が私は受け入れやすかったと思います。あくまで私の感性の話ですね。
総評として、とても私好みのゲームでした。
最初に贔屓目と言いましたが、作者様が自ら創作したグラフィックとサウンドによって往年のゲームらしさを表現していることは、高く評価されるべきと思います。
シナリオは件の描写を別にしても、燃えと笑い、感動を織り込んだボリュームある内容だと思います。キャラクターたちの運命を見届けながら、最後まで十分に楽しめました。
ちなみに登場人物の中では、話の苦手な人が好きです。
素晴らしいゲームを楽しませて頂き、ありがとうございました。もし続編があるのであれば、お待ちしております。
シナリオが個人的に重く苦手で合いませんでした
他の要素は探索も戦闘なども楽しかったです
公開されて割とすぐに遊び始めたが、エンカが辛くて放置
ちらっと覗いたらアップデートされてたので再挑戦
攻略情報も公開されていたので、見ながらクリア。取り逃がしたアイテムがあったので、できれば最初から公開してほしかったところ
シナリオ重視のRPGで、ところどころに伏線あり
かわいらしい絵柄とハードな展開にギャップがあった
心を動かされる何かがあったのは確かです
エンディングも良かった
総じて、懐かしい雰囲気を味わったり、共感するためのゲームだなぁと感じました
作中に登場する単語やイベントの節々から、「あ、ここはあのゲームに影響されたんだな」とか「この術の名前はもしかして・・・!」みたいに、複数のレトロゲームが頭をよぎってニヤニヤしてしまいました
音楽やグラフィックは雰囲気にマッチしていてgoodです
システム周りについては、昔のゲームに比べればやや親切、今のゲームとしては不便という感じ
それでも目立ったバグもなく最後まで遊べたので及第点ではないでしょうか
ストーリーは2章までは良かったです。
危ういところがある主人公、気が利く幼馴染み、変わったところがありながらも頼りになる大人たち……と、キャラクターが魅力的な分、胸糞要素やハードな展開が尚の事重くのしかかります。
エンカウントの高さ・地図の見にくさという欠点もそれで相殺されていました……が、3章開始と同時にギブアップ。
3章は例えるなら『DQ4本編に、大昔エスタークを封印したとされる勇者リバストと導かれしものたちの足取りを追う操作パートがある』ようなもので、プレイヤー目線だと『作中で名前がちょくちょく出てくる程度の全く思い入れのないキャラ』を操作することになるので、そこに嫌気が差しました。
シナリオはすごく気になるので、3章がスキップできるなら再プレイしたい。
あと気になったのは、なぎの使い勝手が悪すぎること。
『攻撃の命中率が著しく低い代わりに常に2回行動できる』という性能で、アイテムを使ったサポート役に向いているのですが、ザコ相手だと戦闘中にアイテムを使う機会が少ないので自ずと攻撃要員として使うことに。→結果、イライラが募るという……。
2章でも低命中率のまま加入し、話を進めてもスキルの性能は変わらずでガッカリしました(もしかしたら4章では変わるかもですが、3章の仕様が受け入れられなかったので……)。
父親のスキルが優秀な分、なおのこと無能ぶりが際立ってしまっています。
・攻略関連
一部の敵が使う『しょうき』は主人公&幼馴染みには無効で、それ以外のキャラに必中なのは仕様です(理由は1章終盤で明らかに。からくり関係のイベントにも伏線があります)。
なので無効役が不在な状況でエンカウントしたら逃げましょう。
申し訳ありません。
レトロな見た目と当初の紹介(全年齢対象)で勘違いしていましたが、「そういう」要素は無いものだと思っていました。
(仮にあっても桃伝の女湯覗きとか、DQのぱふぱふやリンダキューブのエロ要素みたいなギャグ要素程度のものだと……)
けやきまる以外の異性と関わったせつなの反応があまりにも重すぎて疑問だったのですが、後からR12指定に修正されたことに気づいて「これ絶対『未遂で終わりました』な展開じゃないじゃん……しかも二度も……」となって一気にプレイ意欲が消滅。不意打ちな形で年齢制限詐欺はやめてほしかったです……orz
けやきまる&せつなの1章コンビがこれでもかと酷い目に遭う一方で、2章コンビは人間の子供というのもあってか会う人がみな親切で(※1章の某村除く)時にはそれがメリットにもなる――と、1章終盤の種明かしを知った上でもシナリオに都合よく守られている感があって「なんとも……」でした。
・シナリオ
序盤からあちこち移動するため、今どの辺にいるのかが分かりにくい。
アイテムとしての地図はあるが、現在地が表示されないので尚更。
物語としては悪くないと思った。
・グラフィック
絵柄は決して美麗ではないものの、味があるといった雰囲気。
演出面では、戦闘時のエフェクトが一切ない(効果音はある)のが気になった。
・サウンド
白黒の世界に合っていていいなと思った。
初代ゲームボーイやファミコンで遊んでた世代の人には刺さると思う。自分もそうだった。
・システム
エンカウントが極端。そのままだとガンガン戦闘が発生する。こんなとこまでインスパイアしなくてもいいのに…
かといってアイテムを使うと全くエンカウントしなくなる。それはそれで寂しい。
とあるダンジョン?の敵が先制で状態異常を撒いてきて鬱陶しかった。しかも肝心な時にエンカウント抑制アイテムが使えないし…
逃げればいいと開き直ってからは何とか進めたが、これが正攻法ならちょっといじわるだと思う。
レトロ感を出すためか、文字がほぼ全部ひらがな。ちょっと読みづらい。
戦闘以外のシステムは良く言えばシンプル、悪く言えば味気ないといったところ。
・オリジナリティ
令和の時代に遊べるゲームとしては独創的だとは思う。
ただ、昔のゲームを遊んだことがある人にとっては、懐かしくはあるが新鮮さはないと思った。
総評
気になる点はあるものの、普通に遊べる範囲に収まっているゲームだと感じた。