旅の途中、立ち寄った村で 巫女 の案内を託されたあなた。
物静かであなたを頼りにする巫女の少女 ニエ と、世話好きでお調子者な妖精の女の子 リル 。
三人の道行きは、回り道をしていくうちに、思ってもみなかった冒険になっていく──。
戦闘中心でもイベント中心でもキャラクターが成長できるRPGです。
RPGツクール製ですが、スクリプト部分をフルスクラッチして、オリジナルな要素をたくさん盛り込んでいます。
【自由なステ振り】
レベルアップ・イベント・探索で得られるアイテムを女神に渡し、自分が選んだ能力を強化します。
一度 強化した分も手軽に振り直すことができるので、チャレンジングなステ振りをしても詰むことはありません。
<こんな遊び方も>
・防御ガン積み、殴られても平気な安全プレイ
・攻撃特化でタフな敵もワンパンチ、でも先に殴られるとピンチ
・妖精に あえて秘術(魔法)を持たせずに 殴りを極め 敵を蹴散らす
【工夫すると有利になる戦闘】
行動順序や敵の行動が見えるタイプの戦闘システムです。
レベルを上げてシンプルなスキルを連打して進めることもできますし、特徴的な性能のスキルを入手して効果的に戦うこともできるようになっています。
【進行のガイド】
行き先に迷うこともあるかもしれませんが、そんなとき助けになるシステムも用意されています。
<たとえば>
・イベントが発生する箇所に近づくと「!」アイコンが表示され、見つけやすくなっています
・旅の途中に起こったことや、重要な情報は、「覚書き」に記録されます(あらすじ機能)
◆自動セーブと手動セーブ
ゲームを終了する際に、自動で一時データを作成します(Alt+F4・×ボタン含む)。
次回の起動時やソフトリセット(F12)時には、一時データから再開されます。
次の方法で、手動でセーブすることもできます。
・メニューから「追思帳」を選ぶ
・1キーでクイックセーブ(5キーでクイックロード)
★まちがえてクイックロードしたときは★
ソフトリセット(F12)で、ロード前の状態に戻れます。
(クイックロード前に自動セーブを行っています。自動セーブは、メニューやゲーム終了で上書きされるので、その前にF12を押してください。)

少年と少女の冒険RPG

冒険者にアイテムを持ち込んでレア装備と交換

町の住人たちにも小ネタが色々

握り締めた拳で思いっきりぶんなぐる

寄り道も旅の一コマ

水辺の敵には雷を撃ちたくなるのが人情

強化した武器を装備

あやしげな雰囲気の場所
ゲームポイント
少年と少女が旅をするRPG
【プレイ時間】15~25時間
【制作期間】2年ほど
【入力方法】キーボード・マウス・ゲームパッドに対応
最も注目してほしい点、力を入れた点
ツクール製ですが、ゲームロジック(スクリプト)は自前で一から実装しています。
それによって独自の遊び応えを実現しました。
物語全体のストーリーや、町の人々との会話など、シナリオも作り込みました。
ぜひエンディングまで辿り着いてください。
更新履歴
ver.1.08 (build.2024-04-16):
- 「ドレインタッチ」に吸収効果が付いていなかったのを修正しました。
ver.1.07 (build.2024-04-07):
- キーボードの割り当てを変更できるようにしました。
ver.1.06 (build.2024-04-01):
- 「祓えの詞」が戦闘不能の味方に適用されないことがあるのを修正しました。それに伴い、戦闘不能の回復効果が、戦闘不能でない味方に適用されないように修正しました。
- 「妖精の道標」の説明に、戦闘時の使用効果を明記しました。
- 「かんしゃく玉」の名称を「妖精の玉手箱」に変更しました。
- 一部のイベントを調整しました。
ver.1.05 (build.2024-03-28):
- 一部のイベントを調整しました。
- 戦闘で敗北した後、F12(ソフトリセット)で自動セーブをロードできることを通知するようにしました。
ver.1.04 (build.2024-03-26): 不具合の修正を行いました
- アザレアの東岸事務所に特殊なタイミングで話しかけると進行不能になるイベントがあったのを修正しました。
ver.1.03 (build.2024-03-21): 不具合の修正を行いました
- エルクの村はずれで進行がおかしくなるイベントがあったのを修正しました。
- クイックロード後の通知を「F12でクイックロード前の自動セーブに戻れます」に変更しました。
ver.1.02 (build.2024-03-19): 不具合の修正を行いました
- テナンの酒場に進行がおかしくなるイベントがあったのを修正しました。
- キーボード操作の「決定」にZ、「キャンセル」にX, Num 0を割り当てました。
- 初回ゲーム開始時に、自動でクイックセーブ枠にデータを作成していたのを、作成しないようにしました。自発的にクイックセーブしていない場合、クイックロードを実行すると「ロードするデータがない」旨が通知され、ロードが行われないようになりました。
ver.1.01 (build.2024-03-17): 誤って「起動にRTPが必要」と表示される不具合を修正しました
ver.1.00 (build.2024-03-06): リリース
[Nie]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
XP Vista 7 8 10 11
- DL回数
- 制作者
- Five Rings
- 制作サイト
- Five Rings
- 本体サイズ
- 200MB
- Version
- 1.08
- 最終更新日
- 2024年4月17日
- お気に入り
- 票5票
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ダッシュやロードの仕様の癖が強かったですがシナリオとバトルが面白い作品でした
いたずら妖精で持久戦や命中特化で銃撃して楽しみました
階段の位置を見えているのに隠し階段に気が付かずに戦った水精霊が激戦で面白かった
一番苦労したのは火精霊と戦うために上からダッシュで飛び込む必要がある事に気が付くことでした
面白い作品をありがとうございました
細部に至るまで世界観の作り込みが素晴らしく、どっぷりハマることができました。
ストーリーは王道の風味がありますがここにも細かくオリジナリティが発揮される部分や、より大きな謎が提示してあるなど、深く興味を惹く仕掛けがしてあって、大衆性と巧妙さとが感じられました。
戦闘やシステムを楽しみ、ライトにクリアまでたどり着いても楽しめますし、この世界観が気に入ったのならディープに考え込んでみてもきちんとそれに応えてくれるだけの懐の深さがあると思います。
操作性やシステムには独自要素の面白さの反面、とっつきにくさはあるかもしれませんが、個人的には大変な良作だと感じました。
Nie ver.1.08を遊ばせていただきました。
誤字脱字と思われるものを報告しておきます。ゲームの進行に問題はないので無視してもらって構いません。
・エルキアの森1のかかし
「しっかり相手を観察しみてごらんよ」→「観察してみて」
・ツバメのねぐら亭で常連客の冒険者について訊いた時
「あんまり近づかないないほうがいいわよ」→「近づかないほうが」
・「ウォルフェの爪」の説明文、エルクではなくテナンの街で交換できる
・テナンのマーケットの剣術師から「しぐれ」習得時
「相手の強烈な一撃を連続で与える」→「相手に強烈な一撃を」
・アザレアで東岸に渡った若者
「やあ、また会ましたね」→「やあ、また会いましたね」
・同上
「長年の謎が解けて、すっきりました」→「すっきりしました」
・ユベシア湖畔の泉
「(星見草の花を)泉に投げれ入れた」→「投げ入れた」
密林で装備品あさりをしたあと、灯台のスライム婆を倒し、そのまま出発点から
橋を強行突破、目標地点へ到達した。路程がのびるほど、主人公に対するニエの
思いが強まり、これではまずいと思ったからだ。
灯台にかかわる話からも、ニエの役割は想像がつく。そして、火の精霊をどうし
ようが火山活動にはほとんど影響しないことも。例えば、密林から土の精霊を排
除したとして、木々が枯れたりするだろうか。あのボス化した精霊たちは、自ら
に適した環境に居ついているだけの存在なのだろう。
そのことをニエに宣告しても意味がない。スサノオやペルセウスのように、もと
もとあった掟ごと、すべてを破壊するような力も、主人公にはない。
イレギュラーな形でニエ個人を救ったとして、彼女は二度と村には帰れなくなる。
火の精霊の存在と火山活動は別物だ。しかし、大災害が発生すれば、掟を破った
せいではないかと考え、ニエはひどく苦しむだろう。もし、そうならなければ、
「次の巫女」が火山に送られる時期がやってくる。そのときニエはどうするのか。
そして何よりも、おそらくは主人公自身が、もっと大規模な掟の中で、ニエと同
じ立場にあるように思える。
主人公は行く先々で、野ざらしの人骨を前に「旅路の先を行く者の冥福を祈る」。
つまり、自身もまた、行く先で野に朽ちることを覚悟しているようなのだ。
最初のマップで横たわっている追思帳をもった骸骨は、主人公ではないのか。
その追思帳を見ればわかるように、ほとんど全ての記憶・経験が、屍となった
人物から抜きとられている。
追思帳を手にできる者は、おそらく限られている。そして、追思帳を持つ者に
しか認識できない事物がある。最初の場面で、追思帳を手にしたとたん女神像
が見えるようになるのは、その一例だ。
女神リリアは、主人公にいろいろなものを提供する。けれども、それは「投資」
ではないのか。もしそうなら、その先には「回収」が待ち構えている。
だから、ニエには自らの役割を果たさせることにした。別れの場面でも、彼女は
何も語らない。その気持ちが、同じく死を覚悟する主人公には、よくわかるだろ
う。彼もまた、同伴者の妖精に多くを語っていないのだ。