AI の街で、あなたは滞在許可証を失くした。
この街で人間は少数派だ。許可証を持たない人間は違法滞在者として扱われ、用意されている刑はひとつしかない。 ポケットを何度さぐっても、カードは出てこなかった。
領事館の窓口で、領事は書類を一瞥して言った。 「再発行には、あなたが人間であることの証明が要ります」 証明。どうやって。 領事は一枚の紹介状を差し出した。宛先は、人間認定局。
人間認定局は、本来、人間の街へ移住したい AI のための役所だ。 教本で人間の常識を学び、試験に通った AI だけが、人間として街を出ていくことを許される。 人間が受ける場所ではない。だが、ほかに証明の方法はなかった。
試験室には先客がいた。 教本を膝に置き、背筋を伸ばして席につく AI 候補たち。彼らは本気で人間になりたがっている。 まじめで、礼儀正しく、人間の常識を暗記してきた。そして、その常識は、ときどき妙にずれている。
審査官が入室する。あなたの事情を知らない。知る必要もない。 名簿の上では、あなたは受験者の一人にすぎない。
問題は全部で十問。人間なら誰でも知っている、暮らしの常識。 人間なら、わかるはず。 わかるはず、だ。
――人間であることを、証明せよ。

タイトル画面

試験中の画面
ゲームポイント
- 1回のプレイ時間は5-10分程度
[人間認定試験]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS

- 制作者
- nibura2002
- SNS
- X(Twitter)
- Version
- 1.0
- 最終更新日
- 2026年10月16日
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