RPGツクール2000製ADV。
操作可能になってすぐ、遠い星の植物層まで伝わる作り込みの凄い森のマップでお出迎えする本作。
可愛らしい街、美しく荘厳な城、そして不思議な異界まで……「歩き回る」ことの楽しさが大ボリュームの中にはちきれんばかりに詰まっている作品です。
同作者の「END ROLL」も「ミノニヨクシティ」も、傾向は違っても自作マップの楽しさを堪能できる作品でとてもオススメ。
WOLF RPGエディター製ADV。
神社、商店街、桜、紅葉……様々な「日本的なもの」を美しくデフォルメして独特の味付けでまとめているドットのグラフィックはまさに芸術。隅から隅まで歩き回れる芸術作品です。
RPGツクール2000製ACTRPG。
我が儘な王子とそうそうやられっぱなしでもない秘書官の二人が駆け抜ける、自分の城、敵の城、街、下水道、寺院がリアルなタッチで描写されています。
この作品のドット絵に特有なのは「生活感」が匂い立つ作風。抑えめの色調と細かい描き込みが、そこで生活する人々の息遣いまでをも感じさせてくれます。
RPGツクール2000製ADV。
言わずと知れた名作ホラー。
全てドット絵で作り上げられた広大な美術館をある時は追いかけられ、ある時は探索しながら歩き回る凄まじいゲーム。
RPGツクール2000製RPG。
自作ドット絵のフリゲを語るうえでは外せない名作。
全編を構成するリアル系のドット絵はおどろおどろしくも繊細で美麗。キャラチップも頭身が高いリアル系なんですが、歩かせても動きがぎくしゃくしていないのが凄い。
自作プログラム製ACTRPG。
街やダンジョンを構成する、癖のないすっきりと整った正統派の2D自作グラフィック。
グラフィックはマップチップ以外もフル自作な上に、敵も動くし味方も動く。エフェクトも爽快。
RPGツクール2000製ADV(ACT要素あり)。
冒頭の白黒マップで、もうセンスの塊で殴りつけられるような衝撃を感じるはず。
メカニカルから幻想までカバー範囲が広すぎる、しかもどれも筆致が繊細で丁寧!
WOLF RPGエディター製RPG。
8つの扉の向こうにそれぞれ異なった世界。
それがすべて繊細な色遣いとほのぼのしたドット絵で作り上げられています。
RPGツクール2000製RPG。
荒廃したスラム、大都市、サイバーな研究所などの近未来の風景を描くマップチップはほどよくデフォルメされているところに無機質な不気味さが加わって世界観にぴったり合致しています。前作の「E.」もあわせてオススメ。
RPGツクール2000製ADV。
鮮やかで楽しそうな遊園地の設備の数々が、明るい色彩なのに見れば見るほど細かく描かれたドット絵で完璧に作り上げられています。美しくて、きれいで、楽しそうで、だからこそぞっとするほど不気味です。
なお、あくまで「自作チップを使用したマップ」であり、「全てのマップを自作チップのみで構成している」作品ばかりではないことにはご留意ください。