選択肢などが無い一話完結型のサウンドノベルです。
所要時間はおよそ2時間ほどになるかと思います。
高校生の主人公たちが、一年前に起きた友人の死にまつわる噂を聞きつけ、真相を解明して行くうちに様々な怪異を体験してゆくお話です。
全画面テキスト表示形式のサウンドノベルです
タイトル画面です
ゲームポイント
・クリア時間二時間ほどになります
・右クリックでゲーム中セーブ画面を呼び出せます
・音声なし。効果音のみとなります。あまり激しい効果音は使用しておりません
[放課後の住人たち]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 95 98 Me 2000 XP Vista NT
- 制作者
- Malugo
- 本体サイズ
- 39MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2011年1月16日
- お気に入り
- 票1票
キャラクターの描写が丁寧で、どんな性格なのかということが自然とわかりやすかったです。
また、個性もあり、やりとりがたのしい。
台詞のみでなく地の文で動作を通して感情を表している点が印象的でした。
夏の学生の日常とミステリー、ホラーという雰囲気も感じられてよかったです。
ラストのオチや締めかたも手堅かったとおもいます。
背景もキャラも暖かみのあるタッチでホラーとのコントラストが効いていた気がします。
気になったところとしては、読んでいてもうすこし引きの強さがほしいかなとおもいました。
展開自体は遅くはないと思うのですが、割と淡々としているというか、丁寧な地の文の長さもあり、間延びというかホラーとしての掴みが弱いかなという印象。ただ、敢えて派手な演出を控えて現実的な日常の空気を意図されているのかもしれません。
BGM、効果音に関しては、ホラーゲームにおいてウェイトを占める割合が大きいとおもうので、概ね他のかたと同意見。
無音も音がある状態との対比で活きてくるとおもうのでもうすこし通常シーンの音があってもいいかとおもいました。一部効果音に関してもミスマッチな感じもありましたが、どこかシュールさが恐怖を感じるから不思議です。
年数経ってますが、続編は出ていないようですね。掴みや新キャラのインパクトもありそうで、ぜひやってみたかったのですが......。
丁寧な人間描写によりホラーにリアリティーを与えている作品。
割と短めですし、季節も丁度いいかとおもいます。比較的マイルドなホラーなので、苦手なかたもぜひプレイしてみてください。
ルナビビってる?・・・。ルナ:ビ、ビビってなんかないよ今は・・・。
画力を鍛えて下さい。
三人組のホラー譚、怖いけれども切ない話、ということで、夕闇通り探検隊やトワイライトシンドロームを思い出させる内容でした。
とにかくストーリーが良かったです。
怖いところは怖く、効果音が中々雰囲気があり、思わずヘッドフォンを外したくなったこともしばしば。
でも、主人公たちのやり取りが、さっぱりとしながら仲間を思いやったものが多く、小気味良い感じで最後まで読めました。
キャラクターは、どの人物もキャラが立っていましたが、特に優希は、心優しいながらも行動的で、共感しやすかったです。彼女と既にいない少女との、夕闇でのやり取りは、胸に来ました。
ラストは切なくも救いがあるもので、読後感は心地よかったです。
良い作品をありがとうございました。
次回作もできたなら、ぜひ読んでみたいです。
ストーリーが非常に面白い!一気に読めました。ラストも意表を突かれた。次回作も期待してます。
シナリオはオーソドックスながらに捻りがあり、
なおかつ綺麗にまとまっていて好感が持てるサスペンスホラー。
しかし若干地の文の説明や演出が足りなかったりする部分がある。
グラフィックは、まぁフリーゲームなら及第点レベル。
作品の雰囲気は壊していなかったと思う。
サウンドはBGM無しだが、無音演出もサスペンスホラーなら割とアリだと思うので
そこはいいとして、SEがチープ。BGMが無いのだからもっと頑張ってほしい。
後、システムがヘボい。せめてフルスクリーンモードは搭載して欲しかった。
総評としてはシナリオも面白かったし、割と満足した。
エピソード2もあるらしいので期待したい。