12月24日、クリスマス・イブ。
どこかにいそうな人たちの、どこかで起きていそうな4つの平凡なお話。
※2021年12月ティラノスクリプトへ移植しました。
*Story 1* 「おやすみ、サンタ」
「ねえ、パパ。サンタさんって本当にいるの?」
イブの朝、幼い娘の一言に熊田哲夫は言葉を失った。
ここは父として、なんと答えるべきだろう。
しかし、いい考えがあるわけでもなく......。
*Story 2* 「サンタの約束」
高校受験を来春に控える後藤春生は、生まれて初めて他人の為にクリスマスプレゼントを買った。贈りたい相手は、同じ塾に通う女の子。
ところが、その肝心のプレゼントをどこかに落としてきたらしい。あれだけ迷って、何度もためらって、なけなしの勇気を出してやっと買ったものなのに!
*story 3* 「サンタ・コール」
モテない男にクリスマスなんて関係ない! 男同士で集まって酒を飲んだ帰り道、大学生の城川一樹は駅のホームで同じゼミの女の子に声をかけられる。
話してみると、お互い似たような境遇らしい。淡い期待を抱いていると、彼女は声をひそめて言った。
「彼女が欲しいなーとか言ってると、彼女できないよ」
*story 4* 「風邪をひいたサンタ」
せっかくのクリスマスに風邪を引いてしまい、中森憲太はひどく落ち込んでいた。
半年前からクリスマスデートの計画を練ってきたのに。まさか、よりによって自分からデートをドタキャンするハメになるなんて。
ところが彼女は、意外にも嬉しそうで......。
タイトル画面
少しずつ関わりあう4つのお話
幼い娘の質問に父はなんと答えるのか。
ゲームポイント
選択肢はありません。
プレイ時間 10分~×4話
クリスマスをテーマにしたほんわかストーリー
[今宵サンタは街角で]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- Vista 7 8 10 11
- 制作者
- あいはらまひろ
- 本体サイズ
- 99.4MB
- Version
- 1.01
- 最終更新日
- 2021年12月12日
- お気に入り
- 票0票
『うい しんぐるべる しんぐる・・・^^;』 今年も一人・・・
『一年の この時期に』 時期ものですよ
『読みたくなる』 そう 読みたくなる
『奥底より 発掘してきました』 アクセス数30・・・
『なんにもおきない へいぼんなはなし』 作者談 作者本人が言ってたのよ!
12月24日まで あと半月。
ちょっと早いですが また 読みました。
毎年 読んでる ような 記憶がある・・・
僕の好きな作風です。 ファンなのです。
たぶん私がフリーノベル好きなのは 根底にこのような作品があるからなのだと思います。
(フリーノベルではあまり見かけない作風といえば作風ですが・・・)
もし よろしければ あなたも 読んでみてください。なにか 心に残ること 期待します。
すこし はやいですが めりーくりすます。
当日は忙しくて読めないという リア中向けに・・・2015/12/11記
プレイさせて頂きました.
良かった
・4つの話が少しずつ繋がっているところ.
・「現実を醒めた目で語るのは誰でもできる」という文
・全体的に夢や希望について肯定的な(でも夢見がちではない)ところ.
うーん
・登場人物が不意に詩的なことを語るところ.普通のときに短い日常的な会話が続いているので余計に違和感を感じるのかも.
トップ画面のギミックもいいですね.
変わったものがたくさん降ってきたときはちょっと笑ってしまいました.
人によってはこの作品をみて「なんてフツーな話なんだ・・・」とか、「夢みたいな話いってんなぁ」って思われるかもしれないですが、私はこの作品を読ませていただき、とってもあたたかいきもちになりました。
人が人を思う気持ちを、大人になってなぜか恥ずかしくなったりばかばかしくなってしまってやらなくなっただけで、だれもが経験していてうれしく思っているはずです。今度はそれをそのまま大切に思う人にやってみてはいかがでしょうか?この作品を読んで深く考えさせられ、以外に単純なことなんだと思いさせられました。