【あらすじ】
冷えた心が寒かった。
だから、温もりをくれるだれかを求めた。
理解してもらえないのがつらかった。
だから、私をわかってくれるだれかを求めた。
ひたれるほどの思い出がないのは寂しかった。
だから、それをくれるだれかを求めた。
自分がまるで、どこにもいないような気がしていた。
だから、居場所になってくれるだれかを求めた。
ひとりぼっちはもうイヤだった。
だから、私は友だちを求めた。
【ジャンル】
ホラー風短編ノベル
【使用ツール】
ティラノスクリプト
少女の孤独
禁断の儀式
妙なことに
謎の声
最後のワガママ
ゲームポイント
選択肢なしの一本道
プレイ時間は大体１時間ほど
更新履歴
2017/12/12 文章・回想モード関連のミス修正等
2017/12/14 文章修正
2017/12/15 演出追加修正等
2017/12/16 演出追加・文章修正等
2017/12/18 演出追加・文章修正等
2017/12/20 演出・文章他全体的な調整
［呪夜の鬼ごっこ］の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
10
- 制作者
- めろん味のすいか
- 本体サイズ
- 99.2MB
- Version
- 1.06
- 最終更新日
- 2017年12月20日
- お気に入り
- 票0票
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「強がることの強さ、それをいまからあなたに教えてあげるわ！」
●シナリオ
ホラー「風味」です。
それを通して描かれるテーマがあるように思えました。
文章は読み手によっては、ややクドく感じられるかもしれませんが、感情をそのまま言葉にして吐き出したように感じる文章も、作中キャラの不器用さを表しているかのように感じられて好印象でした。
個人的には、こういうホラーもアリだと思います。
いったいこれは誰が何のために始めたのか、サイトの筆者は誰なのか、想像する謎も楽しく、蛇足だろうと続編が観たいと思えるキャラ、設定でした。
●グラフィック
右下にちょこんといるアレですよ。ただの飾りと思ってましたが、まるで主人公を見ているかのように思えてからは、演出として素晴らしいと思いました。
背景は場所のイメージを伝える上で問題なく。ただ、バックログの背景はポップで少し浮いてるかもと思いました。
キャラの絵がないのが残念ですが、読み手のイメージとのズレが生じないという利点もあるかもしれません。
そのせいか、個人的には絵が描きたくなりました(笑)
●サウンド
右下にちょこんといるアレですよ。クリックすると……ニクイ演出です。
全体的にホラーとしての統一感よりも場面、主人公の心情に合わせた曲調といった感。
そういう意味ではマッチして盛り上げてくれたと思います。
ビックリした時の効果音でシンバルっぽい音がすごいシュールに感じました。吹いた(笑)
●システム
対応ＯＳでないＸＰＳＰ３でのプレイでしたので、適切な感想ではありませんが、参考までに。
解像度の問題なのか、フォントが荒かったり、綺麗になったり条件は不明ですが、不安定でした。
バックログの改行がやたら句読点になってたり、他にも分からないヵ所でなってたり。文字が薄くて白背景で読みにくかったです。
ノヘゲだから他の人はそうでもないと思いますが、セーブ６ヵ所は個人的には少なく感じます。
●オリジナリティー
エンドロールでも表記されてましたが、割と見掛ける有名なものです。
しかし、本作にはテーマ性のある(と個人的に思ってる)ストーリーや、(おそらく)作者さんのアレンジ設定が入っていて、飽きずに楽しめました。
●トータル
ホラーとはこういうもの、と考える方には合わないかもしれませんが、ホラーを通して描かれるテーマはとても胸を打つものがありました。
ぜひ、孤独なお姫様の物語を最後まで見届けてみてください。