エアコンが壊れて避暑に来た神官と、鍵をなくした青年との、夏の昼下がりの一時。
プレイ時間10分程度、エンディング分岐なしの探索ADVです。
フリゲ展！theFinal夏 に参加した作品で、作中の季節は夏ですが季節感は薄めです。
ホラーゲームと思って制作しておらず、恐怖感をあおるような演出もしていませんが、
ある程度読解できると怖いという感想も少なくなかったため、敏感な方はご注意ください。
タイトル画面。ステンドグラス風です。
オープニング。さてこの二人の関係は？
エンディング。恋愛モノとは違います。
ゲームポイント
・プレイヤーだけが違和感を覚える非感情移入ゲー
・10分程度の超短編、クリアできないことはまずない低難易度
・何も起こらないが、明るいか暗いかで言えば暗い話
最も注目してほしい点、力を入れた点
不自然さにどれほど気づくかで全く評価の変わってしまう内容なので、ちょっと露骨なくらい要点を目立たせました。
一見謎な画面サイズも、ゲーム的に意味があります。
更新履歴
2017/01/02 フリーゲーム夢現に登録(Ver1.01)
2016/09/27 若干の表記修正、イベント閉幕に伴い一般公開(Ver1.01)
2016/08/15 2016フリゲ展！theFINAL 夏 に参加(Ver1.00)
［誤認の上にて］の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
XP Vista 7 8 10
- 制作者
- 献科(正午の夜)
- SNS
- X（Twitter）
- 本体サイズ
- 27MB
- Version
- 1.01
- 最終更新日
- 2016年9月27日
- お気に入り
- 票0票
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この作品、2016年に一度プレイしてますが、
またネットで見掛けて、気になったのでもう一度プレイしてみる事にしました。
自分から見れば、ホラーとは思えなかったです。
ただ、様々な見方が出来てしまうので、一言で作品の内容を表す事は自分にはできません。
他には、全年齢向けで大丈夫なのだろうかという事が少し頭をよぎりましたが、
でも、これも、人によって見解が違うと思うのでどう言って良いか、正直、分かりませんが、
こういった内容の作品は自分的にはアリです。
これをプレイする事で、この作品の内容的な事を考えてみるキッカケにもなるのでしょうから。
以前プレイした時はどう見たかよく覚えてませんが、チョッと怖いなぁと思ってた事は覚えてますが、初回プレイ時から7年も経っていると、あの時と比べ、様々な知識もついてますので、
この作品をプレイして、怖いとは思ったりもしましたが、その一言で終わらせられる内容ではないとも思いました。
神官の言動見て思いましたが、本当に誤認してるのだろうか？と。
青年のカウンセリング（またはそれ以外の何らかの目的？）の為にわざとあのような行動を取っているのかな？と感じました。
台詞からも、青年は罪を認めているみたいでしたが、神官は、「それは違う…」みたいな言い方をする。
考えれば考え込むほど頭がこんがらがってしまいますが・・・
上手く表現できませんが、哲学的なものを感じました。
今回は3回くらいプレイしましたが、何度もプレイして分かったのが、同じところを何度も調べると台詞が違うのか・・・こういう作り込まれてる所は凄いなぁと思いました。
エンディングで、神官が青年を抱きしめるシーンが良いですね。
ただ、そう思ったのと同時に、青年が罪を犯す前にそうしていたら罪を犯す事は無かったのだろうか？と、そう考えてしまいます。
だから、そういう場面を見た上で、いろいろ考えさせられるのです。
画面の大きさが、工夫されてて良いと思いました。
曲はそんな違和感とか無かったですね。悪くも無いといったところです。
登場人物とタイトルのグラフィックが良いです。
セーブ画面が工夫されてて良いと思ったのと、ゲーム中で操作方法が出るところが良いです。
ただ、プレイ時間が短いせいか、セーブはしませんでした。
他に、感じたことは、コンテストに出品するだけはある・・・と、感じました。
最後までプレイしても良く分からない部分が多すぎて、プレイした側が自分で考え、判断しろという事なのでしょう・・・人によっては正確に答えを一つに絞れないでしょうが。
あと最後にもう一つ、青年の事ですが、もしかして本当は女性？だったり？？？
これは作品をプレイして自分が感じた事です。
神官は青年に男の子だと言ってたと記憶してますが・・・
この話はプレイ時間が短いですが、考えれば考えるほど謎が深まるというのが、この作品を評価する上で、一番凄い点だと思いました。