女性の失踪事件と、とある女性の物語。
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前半はストーリーを読み進めていくパート、
後半は考察パートがあります。
数々の女性失踪事件を解決するために
それまで見た情報を思い出しながら
犯人にたどり着きましょう。

暗がりに誰かがいます

物語の始まりです
最も注目してほしい点、力を入れた点
イラストを多めに入れて、視覚的に楽しめるようにしました。
更新履歴
2015/3/21 ver.1.00 公開
2015/3/22 ver.1.01 誤字訂正
2015/3/26 ver.1.02 誤表記訂正(おまけ選択アイコンの訂正)
2015/4/07 ver.1.03 誤字訂正、おまけミニゲーム難易度調整
2015/4/22 ver.1.04 誤字訂正
2015/6/24 ver.1.05 データ一部訂正
2015/7/17 ver.1.06 誤字訂正、アーカイブ1点追加、それに伴うシナリオをごく一部追加
2015/11/11 ver.1.07 データ修正
[雨雲]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- R-15指定
- 対応OS
XP Vista 7 8
- 制作者
- サム
- 本体サイズ
- 83MB
- Version
- 1.07
- 最終更新日
- 2015年11月11日
- お気に入り
- 票1票
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推理とホラーって感じだけど推理があるのは最後だけ、
バランスは悪いがクオリティは高かった
ただコンビニ編の青年の就職話とか、なんか必要あったのか?って感じ
その後も一切登場しないし
推理小説かスリラーかで評価が割れそうな作品。
コンビニ編?(w)までは、ミステリー感が強く、推理小説としての期待値は高かったのではないだろうか。
早々に犯人が分かるので、もともとスリラーとして描かれた作品かもしれない。
女性キャラが夜中家に帰る度にビクビクし、無事朝を迎えられた安堵感といったらw
推理シーンも難しいものではなく、馴れた方は不満、初心者には解りやすいといった風。
キャラデザに関しては、コミカルなキャラクターを上手く表現出来ていたかと。
それ故、シリアス時のギャップとか。
なんか、妙に人間臭いというか、感情が出てた気がします。
推理要素はバッサリ切って、スリラーに特化した方が完成度は上がるかな?と思いました。
おもしろい
シナリオ
ネタバレになるので控えますが、一人の自分の狂気が生み出した連続殺人事件。本筋自体はありがち。
序盤から事件の底が見えている状態なので、サスペンスとしてはあまり楽しめなかった。各章分けしてありキャラの掘り下げは十分なんだけど、刑事が真相にたどり着くまでの展開がサックリしすぎている。
キャラクター
犯人の狂気はよく描写できていたと思う。ただこれだけ短絡的な犯行を重ねていたのにここまで捕まらなかった理由が弱い。行方不明になったら洗われ易いであろうポイントがスルーされているのはなんかねぇ。逆に4章でぽっとでの刑事がサクっと解決してしまうのも物足りない。後は各章こまごまとキャラクターは出ていたが特に印象はなし。
刑事チームにおっさん達は魅力的だったので、今後サスペンスをやるのであれば出てきたらうれしいかも。
グラフィック
上手い下手はわからないけど好感が持てる絵。一枚絵もシナリオを盛りたててくれていた。見やすい人物グラフィック。○○さん七変化の微妙な差は見所の一つ。ただ、サイコスリラーにしてはちょっとコミカルかな、と思いました。
サウンド
特に印象になく、盛り上げすぎず邪魔をせずといった感じ。
システム
せっかくの推理場面も推理する余地もなく、謎を解き明かしているダイナミズムもなく勿体無い。各章分け展開がわかってしまっている状態ではあんまり意味はないかなぁと思いました。あと終盤の避けゲーは不要かな。某BLゲームの○剣先輩のアゴが飛んでくる場面を思い出してせっかくの一番サイコなシーンなのに笑ってしまった。おまけをちゃんと作ってくれたのは好印象。
オリジナリティ
ありがちなジャンル、ありがちなシナリオだが、実際こういう形で出してくるのは中々新鮮だった。
総評
サスペンスとしてはイマイチだけど読み物としては十分面白かった。推理要素をしっかり組む骨太サスペンスの方がこの手のサイコスリラーより面白そうなものが作れそうな気もするけどそこは私の好みかな。
限りなく4に近い3ということでよろしくおねがいします。
シナリオ、演出が良く面白かった。BGMも良かった。足音の効果音だけ、イメージと違った。
選択肢に時間制限があるものがあり、それがまた緊迫した感じでよかった。
・シナリオ
このゲーム最大の売りは、クリア後に感じる"日常の裏に潜む狂気"ではなかろうか。
私がインタビューを受けたならこう答えるであろう。
「あんな事をする人に見えなかった」
さて、話自体はコンパクトに纏まったサスペンスで文章も読みやすい。
大風呂敷を広げて回収しないゲームが多い中でここは評価したいところ。
(大風呂敷を広げて回収してくれた方が嬉しいけどね!)
欠点はゲーム部分だろうか。流行り神を意識した作りでそれ自体は良い。
ただ、事実確認程度しか出来ず推理も考察も無い。
この時点でプレーヤーはほぼ真相を把握しているので
後は犯人に殺されないよう選択肢を選ぶだけのゲーム。
このままの構成で行くなら蛇足と言って良いかもしれない。
逆に、ゲーム部分に主眼を置くなら構成を大きく変える必要がある。
次作では是非そこら辺の拾捨選択をして欲しいところ。
・グラフィック
各章の選択画面が素晴らしい!
章が解放されて選ぶだけでワクワクする感じは久しぶりかも。
キャラグラも力が入っている・・・のだが正直ミスマッチ。
ギャグ漫画向けのデザインで内容がシリアスになればなるほど違和感が隠せない。
ゲームを作る上で絵を描くのも楽しみの一つだとは思うが正直ちょっと勿体ない。
・サウンド
雰囲気を壊さないってのは重要。
・システム、オリジナリティ
この手のゲームで取沙汰する要素じゃなし。
ミニゲーム搭載だがあくまでオマケ。
・総評
サクっとプレイできるサスペンスとして完成度が高くオススメ。
ただ、推理や考察を重ねて事件の真相を暴くようなゲームではないのでそこは要注意。
まるで火曜サスペンス劇場のようなサスペンスADV。
章やシーンによって語り部が異なる群像劇になっています。
サウンドノベルとしてみれば高い評価を出したいのですが、サスペンスとしては頷けない点がありました。
ネタばれゆえ多くは語れませんが、主なものを述べるなら、
1.必然性のない、隣人を殺す動機
(引っ越せばいいだけの話なんですが……)
2.まず結論ありきの推理
(推理が説得力がない&強引すぎます)
3.現実には実在しない「情報課」の存在
(例えるなら野球ゲームなのにフィクションだからルールが違うと言っているのと同じ)
4.知的ではない人物が安楽椅子探偵
(刑事役の人物には荷が重過ぎます。頭の悪い奴は現場百遍と相場が決まっているのです)
などがどうしても納得できませんでした。
またそれ以外だと、
まったくの運頼みになってしまった、時間制限の選択肢
考察ではなくただの穴埋めクイズな考察パート
にガッカリさせられました。
第1章のフリーターの話がやけにリアルティーのあるものだっただけに、なぜこんな形になったのか理解いたしかねます。
全体的にうまくまとまった、テレビの刑事物のようなサイコ・サスペンス。しかしただ読み進めるだけでなく、色々選択肢もあり飽きさせない工夫も良い。ただ、序盤で犯行のプロットが丸分かりだったので、もう一ひねりしてクライマックスまでバレを引っ張れると文句無しだった。あと絵がちょっとギャグマンガタッチなのが・・・後半慣れたけどねw
今作は序章・終章を含めた5つの章からなる推理ADV。
前半はある日の日常の一コマや、ある女性の過去の物語を読み進め、後半では新社会人の女性主人公となり、世間を賑わす連続女性失踪事件の真相へと迫っていくこととなります。
基本的にプレイヤーは文章を読むことがメインのサウンドノベルゲームなのですが、後半では簡単な推理パートや、瞬間的に選択肢を選ぶアクションパートもあり、しっかりとゲーム性を確立していると言えるでしょう。特に終盤の怒涛の展開ではなかなかスリリングな気分を味わうことが出来てよかったです。
登場人物たちもそれぞれ個性豊かで魅力的。キャラ同士の会話も楽しく読めました。この話は続編等ないのですが、ぜひ同じ登場人物の別の作品も読んでみたくなります。
ストーリーは王道の刑事もののような流れで誰でも楽しめるものだと思います。なんとかサスペンスさながらの明るいながらも哀愁のある終わり方がいいですね。
ちなみにクリア後のお楽しみ要素もありまして、これが蛇足的な要素ではなく、キャラクター紹介やCGスチル開放など、ゲームをクリアした人が楽しめるものとなっているのがうれしいですね。
ストーリーもキャラクターもシステムもどれをとってもしっかりしていてとても面白かったです。
エンディング後のボーナスもとても楽しめました。
考察をしていくことで自分の中でも点と点が線でつながっていく感じでとても気持ち良かったです。
サスペンスの要素の強いADVですが、非常に面白かったです。
序盤はストーリーを叙述することに専念し、後半に考察パートを持ってきているのが最も著しい特徴であり、ストーリー展開もそのシステムが非常に活きるものとなっています。
序盤のストーリー展開はスムーズで、口語体で読みやすいため、普段ノベルゲームに苦手意識を持っている方でも読み進められるものとなっていると思われます。
また、部外者の目線でストーリーが進み、程よい不穏さを含みつつも真相が分からない描写は非常に好みです。
後半の考察パートは、グラフィカルな選択肢・エフェクトが楽しいですね。
推理するというより既に知っている情報を思い出すことがメインのため、考察に苦手意識を持っている方でも詰まることは無いでしょう。
サスペンス要素はかなり演出・グラフィックともに効果的で、個人的にはかなり怖かったです。
序章にショッキングな場面が出てきており、プレイ早々、改めて注意書きの意味を噛みしめる結果となりました……。なかなか辛い場面は後々も登場するので、苦手な方はご注意を。
刑事の抜けっぷりの描写に若干くどさを感じ、また犯人の初犯に唐突感はあったものの、立ち絵や表情は非常に可愛らしく豊富で、ユニークさに溢れるミニゲームにも癒されました。
作者さんの他のゲームも是非プレイしたいと思う作品でした。
小気味の良い演出の数々に凝ったアングルなど見せ方がとにかく巧い。後半に推理要素を持ってくる点も非常にユニークで最初から最後まで一気に遊んでしまいました。面白い作品をありがとう。
ストーリーは普通に楽しめて、まるでテレビドラマやミステリー小説のようだと思いました。
ミニゲームやボーナスCG等のおまけ要素もあって、クオリティが高いと思いました。