【あらすじ】
少年と少女は夜明けまで、二人だけの演奏会を開く――。
少年、ミシェル・ダランベールはどこかへ向かっていた。
あて先のないどこか。
...辿り着いたのはとある有名な音楽家の住む、呪われた館だった。
【ジャンル】 探索ホラーアドベンチャー
【エンディング】 4種類
【予想プレイ時間】 3時間~5時間
【バージョン】 1.14
【公開日】 2013/10/2
【制作ツール】 RPGツクールVX
*注意
このゲームには暴力シーンや一部グロテスクな表現が含まれています。
苦手な方はプレイしないで下さい。
*このゲームをプレイするためにはRPGツクールVX RTPが必要です。
タイトル画面。
主人公のミシェル。
少女クロエに自分を救ってほしいと頼まれる。
真夜中の演奏。
館に隠された謎。
音楽に関する豆知識。
テーブルマナー。
ミシェルの過去とは。
ゲームポイント
【クラシック音楽がテーマ】
【プレイ時間3~5時間程度】
【ストーリー重視なゴシックホラー】
[クロエのレクイエム]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 2000 XP Vista 7
- 制作者
- ブリキの時計
- 本体サイズ
- 85.5MB
- Version
- 1.14
- 最終更新日
- 2014年1月 5日
- お気に入り
- 票1票
初回プレイで”余った”アイテムがあったので、トゥルーエンドは二周目に到達できた。
個々の立ち絵はいいのだが、男子と女子が並んだときの縮尺感の違いが気になった。
「ピアノのクロエ」と「剣のクロエ」がいて、「剣」のほうが「呪い」とされているのではあるが、
あれはクロエの生存本能のように思える。翌朝までの命どころか、そう簡単には死にそうにない。
自己嫌悪におちいって、自分自身を憎んでいる「ピアノのクロエ」のほうが、呪いの実体だろう。
生存本能を否定すれば死を意味する。自分自身を呪っているかぎり救いはない。
それが解決できなければ、あのエンディングしかないことになる。
クロエを死なせないためには、彼女に生きる意欲を取り戻させ、暴走する本能を治めるほかない。
しかし、それはとても困難だろう。
ホラーゲームですが、そこまで怖くないので初心者でもプレイできると思います。
行き詰った時も、公式サイトや実況動画などで、確認ができるので程よい難易度だと思います。
世界観がしっかりしているのでそこもおすすめです。
すごく面白かった。
エンディングで思わず泣いてしまったほどだ
プレイしていて神ゲーだと実感した
キャラクターがすごく良くできていてストーリーや展開を気にしながらプレイできる
とにかく素晴らしい作品でした
すごく感謝しています
【良かったところ】
ストーリーが面白かったのと、BGMの挿入のしかたが好きです。
あと、人物の立ち絵など、イラストがきれいです。
メインキャラ達の過去など、しっかり作りこまれているように感じました。
【気になったところ】
マップ一つ一つが、広さの割にオブジェクトが少なく無駄な空間が多いように感じます。
アイテムの装備が少々めんどくさかったです。
※ネタバレ注意
クロエちゃんに感情移入しすぎてしまい、どうしても救えないのが悲しかったです。仕方ないとは思いますが。
最初にこのゲームをインストールしたのは、ゲームが話題になりはじめたぐらいのころだったと思う。そういう過度な期待があったからなのか、「いまいちに肌に合わないな」という感想を抱き、アンインストールした。
そして、数年が経ち、創作者の制作秘話の様なものを聞いた後で興味を持ち、もう一度プレイしてみることにした。
不思議なことに、最初に受けた印象とはだいぶ違って感じられた。
「ああ、ここが記事になっていた後付けの設定なのか」とか、そんな別の楽しみを見いだしてしまったからなのかもしれない。
最後までプレイしてみると、間違いなくおもしろかったと思える。しかし、色眼鏡をかけていたことには違いないように自分自身でも思う。その色眼鏡がなければ、前半部分をプレイして、後半のおもしろい部分に到達することはなかっただろうからだ。
おもしろかったのだが、そのおもしろさに至るまでに、『女子高生が休暇期間を利用して制作したゲーム』という色眼鏡をかけていなければ、引き込まれることがなかったのでは……なんて思ってしまう。
だが、おもしろいことには違いがない。
いっそのこと、そういう偏見込みで楽しめる作品ということにしておけばいいのではないだろうか。
とにかく、エンドには感動させられたし、その感動を是非味わっていただきたいと思う。終盤に迫る部分では、制作者が誰であったのかなんていうことは完全に忘れているはずだ。