【ジャンル】 ホラーノベル
【あらすじ】
教室に閉じ込められた少年少女たち。
その原因は・・・・・・ある『いじめ』にあった。
『ゾンビ』と呼ばれたいじめられていた少年・・・・・・、
その少年に関係する復讐劇に『飼育委員』あるボクは巻き込まれてしまう。
本当の『ゾンビ』と化してしまった少年の世話をするために・・・・・・。
【使用ツール】 Nscripter
【プレイ時間】 30分程度
ゲームポイント
・容赦の無い選択肢
・裏表のあるキャラクター
・ストーリー分岐(3つ)
[6年2組ゾンビ飼育委員]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 95 98 Me 2000 XP Vista NT 7
- 制作者
- 黒猫銀次
- 本体サイズ
- 9.9MB
- Version
- 1.02
- 最終更新日
- 2013年8月18日
- お気に入り
- 票1票
説明の文章が貧弱すぎるため、シーンがよく分からないことになっている(分かることは分かるのだが、非常に把握しづらい)。情景描写に頭を使わせるのはどうなのだろうと思う。それにテンポを重視するにしても、もう少し書き込めたような気が……。上記すべてを子供視点だからという言い訳もできなくはないが、詳しく描写されている場面とされていない場面の隔たりが大きいので、作者の力量不足感が否めない。
上記の理由から展開や描写があまりに唐突で、後半ではどこからか武器が湧き出てくる始末。読者の想像補完ありきが過ぎる。
初期の山田悠介作品を下手にしたっぽさがあって、小学生から少し上くらいにはウケがいいだろうという印象。ゲームとしてはスカッとするので、非常にいいと思った。しっかりと面白い。
あまり見られないタイプですね。もちょっと殺せる人が多いといいな~
発想が面白いしあっさりドライで良かったと思います。
グラフィックも影絵で、萌え系同人っぽいタッチの絵は苦手なんで影絵使用は嬉しい。
短いけどシステム周りも快適でスキップ機能やいつでもセーブなど親切。
あと文章の大きさも見やすくて良いです。
オシャレにしようとしてかえって文字が見づらいゲームも多いので…。
作り手が特定の自キャラ贔屓が透けて見える作品や、「これ泣けるでしょ?感動するでしょ?」「このキャラ萌えるでしょ?」みたいな押し付け系にウンザリしてる人はけっこういるもので、これくらい淡々としたドライな方が今の時代は逆に良いのでは。
このドライさのまま登場人物を増やし、主人公が絶対にエサに選びたくない相手を一名か二名ほど用意してるとさらに面白かった。
あともう少し選択肢があるともっと良かった。
選択肢は一箇所あるのみで、読み進めるだけのノベルですな。
しかし、シナリオとキャラクターの面白さに引っ張られて一気に結末まで読ませてもらいました。
どのエンドルートもブラックな展開で良かったです。
最近は無駄にキャラクターを愛でるだけのゲームも多いですが、たまには容赦なくばんばん死んでいくこういうゲームもいいですね。
まあ、結構あっさり終わるので愛でる暇もなかったというのが正しい気もしますが。
テキストのゲームとしては選択肢によってキャラクターの役目すら変わってしまったり笑いがあったりしていて遊んでる人をしっかりと楽しませることを考えられていると思いますよ。
感動だ切ないだので起伏もない話が冗長と続くだけのゲームが評価される時代なのである意味こういうゲームは貴重ですね。