シリアス系ノベルのシリーズ2作目となります。
(前作の1も同梱しております)
特に笑ったり泣いたりするようなのではありませんが、
見て頂けるとうれしいです。
※携帯版は1・2をベースにしております。
MFJ文庫小説と月刊コミックアライブは1がベースとなります。
他国語版につきましては、英・中・韓・仏語までは把握しています。
セツミ 中学生の頃
基本的にゲーム画面は横ワイドとなります
ナルキ1 7Fにて
銀のクーペ
ゲームポイント
プレイ時間は1が2時間弱、2が3時間強くらいかと思います。
プレイ順は1→2→1が理想かも知れません。
[ナルキッソス2]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 95 98 Me 2000 XP Vista
- 制作者
- ステージなな
- 本体サイズ
- 280MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2007年5月15日
- お気に入り
- 票9票
ナルキッソスを読み終えて、考えさせられた方、心に響いた方、「Narcissu 10th Anniversary Anthology Project」という有料作品ですが姫子エピローグが読めますので、おすすめします。
とても面白かったですね。
まず死生観をテーマにした作品はたくさんありますけど、感情移入しづらいように書かれているというのが良かったですね。ある意味で「お涙ちょうだい」的な要素をわざと消しているような印象も受けたのですが、そのおかげでメッセージが感じられて心動かされます。
感動するためにプレイするというより、考えるためにプレイするという感じでした。しいて言うなら、いろんな立場で考えてしまうから泣けるんです。
プレイ順としては1-2-1とプレイするのがお勧めです。
シリーズ順にプレイして、改めておさらいという感じで。
しかも驚くべきことにフルボイス。本当に「無料でいいんですか」って感じですね。
・シナリオ
商用ゲーではよくあるがフリゲでは少ない死生観がテーマの作品です。
序盤のテンポが悪いのは仕方無いです。エピローグで前作主人公が出てきた時は号泣しました。
シナリオについてはたくさんの人が語っているし、今更私が言わなくてもいいかなあ…。
・グラフィック
儚げな雰囲気のグラフィック。立ち絵が無いのがいいですね。OPムービーが凄く綺麗。
ナルキッソス1~3で全部絵が違います。私は2が一番好み。繊細な塗りが素晴らしい。
・サウンド
シリアスなやなせなつみが聴けるのはナルキッソスだけ!(主観)ついでに後藤邑子、能登麻美子というフリーかと疑いたくなる声優陣。
BGMも全て自作、OPもEDもボーカル曲という気合の入りっぷりが凄い。
・総評
シナリオライターが片岡とも、プロ声優起用、グラフィックBGMも素材一切無しの反則的な作品。
ステージななという名の実質ねこねこソフト作品みたいなもん。
この作品は十分評価されているしレビューの必要もないと思ったんですが、フリゲ屈指の高クオリティ作品ですしもっと評価されてもいいじゃないかと思った次第です。
このゲームに会わなかった事を素直に後悔した。どうしてこのゲームをもっと早くやってなかったのだろうと思った。ゲーム途中は、BGMとストーリーで何度か涙が出そうになった。どうして僕はこのゲームをすぐにやらなかったのだろうと何度も悔いた。それほどこのゲームは人を感動させる何かがある。特に1がやるせなかった。主人公と共にドライブするヒロイン、最後に彼女は自殺するのだけどそれはしょうがない。もう自分の死ぬ時期も近いと分かっているのだから。そして彼女は最後に自殺する場所に海を選んだ。そしてそれを見守る主人公も正直辛いと思った。けどどうしようもない。もう彼女を助ける術はないのだから。見守るしかなかったのだろう。2ndもよかった。何故なら8歳の少女は7階の住人と言う事はもう死ぬ事を覚悟していたんだろうし、それをヒロインに魔法の言葉、聖書の言葉だけど。唱えてあげるのもよかった。とても感動させてもらった。この作品に巡り合えてよかった。
『やはり すごい作品です』 一月の寒い朝 高い空を見上げながら 呟く。
すごい 物語 シナリオと 言わないことが大事なとこですよ^^
(もちろんシナリオもすごいです)
あとがきは 必ず読むことを お勧めします。
色々 納得できると 思います。
一月の朝 透き通った空と見上げると 歌が聞こえます。
幻聴ですが・・・ それくらい心に響く歌声でした。
毎年 この時期になると聞こえます。
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フリーノベルを読み始めたころ この作品らに出合い フリーノベルに嵌りました。
久々に 再読しました。(とてもすごい物語なのですが 心に壁ができてたので それを乗り越えるのが大変だった^^;)
この物語 シナリオを 人はどうとらえるだろう。人によって様々でしょうが・・・
私自身でさえも 初読(ボイスなし)と再読(ボイスあり) そして今回の再読で違うと思う。
特に今回は CMLの告知受けた後だし・・・(一昔ちょっと前ならほぼ確実に7F行)
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本 デジタルノベル サウンドノベル ビジュアルノベル のこと いろいろ 考えさせる作品でした。
今は評価4以上はなるべくつけないようにと思っているのですが この作品には5つけたくなりますねえ。
昔 フリーノベルを僕の心に刷り込んでくれた作品だから まあ いいか^^;
ちょい評価 解説
グラフィックは余計なもの入れないというので高得点です。
サウンドはもちろん場に合い盛り上げていた(リアルには流れるはずのないBGMは音の魔法なので是非はあるが^^;)
ボイスは そこでしか出せない 間というものを 再認識させてくれた。
個人的には1含めて至高の読み物です。
ゲームというもののあり方に一石を投じているというか、「ゲームとはプレイしていて楽しいもの、『ゲーム性』のあるものであるべき」とか、「プレイしている『自分がその作品にあたかも存在する』ような、没入できるもの」とか、「キャラクターを綿密な計画で育成いたり、操作技術を磨いて対戦し、『友人と比べあうことの楽しさ』」とか、さまざまなものがあるかと思います。
片岡氏に反する意見ですが、ナルキに関してはゲームというジャンルに当てはまらないものだと個人的には思うところです。
しかしながら、全てにおいてハイクオリティで、詳細な感想は語る術がないほどのシナリオからすると、フリーどころか商業用の作品を超えて心に残る作品だと思います。泣きゲではないですが、続編等に収録されている姫子エピローグは涙が止まりませんでした。
1よりも2の方が個人的には好きだった。
BGMが場面とマッチしていて感動できたのが好評価。
泣くことはなかったが、フリーゲームとは思えないほどシナリオが良かった。
1のストーリーが暗くやめたくなってしまうかもしれないが出来れば2までやってほしい。