晴れた空、焼けつく太陽。
梅雨だというのに、夏の予告編のような天気。
オレは今日も、いつものように学校へと向かう。
いつもの毎日は、いつものまま何の変化もない。
退屈な高校生活。
そんな日々にうんざりしながらも、
オレはどこかで、もうあきらめてしまっていた。
そんな時、ふとある考えが頭をよぎる。
「このまま、どっか行くか......」
あの夏。
オレはそうしてあの人に出逢った。
――ハートウォーミングな青春恋愛ストーリー

タイトル画面

いつもの朝、いつもの風景、単調な毎日。

最初の決断が物語を大きく変えることに。

初めての場所で見せる、意外な素顔。
ゲームポイント
プレイ時間30分~1時間程度。
登場するヒロインは4人。
4つのストーリーと18種類の結末。
爽やかなハートウォーミングストーリー。
おまけも、いろいろあります。
[Beyond the summer]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
98 Me 2000 XP Vista
- 制作者
- あいはらまひろ
- 本体サイズ
- 11.3MB
- Version
- 1.20
- 最終更新日
- 2005年8月20日
- お気に入り
- 票1票
なんだか今更な感じもする名作ですがちょうど季節もあっているので。
爽やかさと甘やかさがぴったりと調和しているストーリー
エンディング数は多いが分岐も難しくなくヒントもあるのでプレイしやすい
それは、今日の太陽みたいにまぶしく輝いているのだから。
シナリオ
センチメンタルハートウォーミングストーリー。
日常に飽き、面白いことを求める受身型の主人公。
ボーイミーツガールな青春恋物語。
四人のヒロインはどれも特殊な設定はないが、嫌な部分は感じられず、良い部分で構成されている。
退屈な日常から抜け出して冒険してみたいという感覚に共感出来るかも掴みのポイントでしょうか。
それが恋物語に繋がるのは前提です。
グラフィック
キャラグラはなし。
背景は写真素材を使っているようです。
サウンド
フリゲでは見掛ける作曲さんでしょうか。
聞き覚えのある曲が幾つか。
最初に聴いた作品のイメージが強いです。
システム
周回する要素はあるので、既読スキップは便利。
ホイールバックログも便利。
おまけの充実も光ります。
オリジナリティー
制作当時の状況ではこのような話はなかったそうで、そういう背景も考慮すると珍しさはあるのかもしれません。
トータル
くすぐったいような恋物語が好きな方にオススメ。
裏も表も描くような文学的な作品が好きな方、変則的なものが好きな方は物足りないかもしれません。
季節的に梅雨の時季に合わせてプレイするのもオツかもしれません。
誰かと知り合うENDに到達できませんでしたが、背景が独創的で面白いなと思いました。電車を写した写真など、誰でも馴染みがある景色ですがノベルゲームではなかなか見かけないですよね。