妖に触れるおとぎ話。記憶を旅する後浄め。
「和風伝奇ファンタジー」のアドベンチャーゲーム。
体験版の総プレイ時間は1時間程度。完成版は8時間程度です。
各ヒロインへルートへ、選択肢によって分岐していきます。
一部に暴力的・性的な描写が含まれますのでご注意ください。
都会の厳しさに揉まれ、心を痛めた生駒一月(いこまいつき)は、昔住んでいた町にあてもなく戻ってきた。
記憶の中の景色と、何一つ変わらない町。そこで彼は、死んだはずの少女、霧島千春(きりしまちはる)を見る。
千春は突如一月に刀を突きたてるが、殺す直前になって逃げるように去っていく。
思う。
「俺は、遠い昔の思い出に戻ってきてしまったのだろうか――――」
住む場所のない一月は、幸いにも居候させてくれるという人を見つける。住まうことになったのは大層な屋敷で、住んでいるのは家主と少女だった。
一月は居候の代わりにバイトを命じられる。それはこの町に現れる「妖(あやかし)」に関する事件を解決していくものだった。家主は「陰陽師」だったのだ。
また、一月は家主の計らいで町の高校に編入させてもらえることになった。高校2年の編入生として、新たな学園生活が始まる。