あらすじ:
新入生の九条玲一は、学内掲示板で部活動を探していた。
そこで都市探究会という部に興味を惹かれ、見学に行くと、
流されるまま入部する事になってしまう。
活動内容は都市研究だが、実際は単なるオカルトサークルだった。
手始めに心霊スポット調査に向かうことになるのだが、
それをきっかけとし、都市探究会は様々な事件に巻き込まれていく...。
ツクール2003製のため、RTP2003が必要です。
考察・推理要素のあるアドベンチャーゲームです。
前半に若干のホラー要素がありますが、あとはほぼありません。
ホラー要素は薄めですので、ご了承ください。
ツクール製ですが、アイテムを集めるより選択肢による分岐が主です。
物語主体の、考察・情報集めゲームという感じになります。
ツクールとしては、文章が少し多めです。ご注意ください。
ゲームポイント
・コンティニュー機能あり
・推理要素あり
・プレイ時間は4時間ほど
・詰まったときのヒント機能あり
[都市探究会]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 2000 XP Vista 7
- 制作者
- 裏束
- 本体サイズ
- 29.7MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2012年10月 7日
- お気に入り
- 票2票
おもしろかった
追いかけられる系などの要素や初見殺しに頼るホラーゲームにウンザリしている人はこのゲームをプレイしない方が良いでしょう。
情報集めゲームと銘打っている割には、唐突に「同じNPCから聞き出せる情報には制限があります」という要素が登場し、情報が集まらなくなりました。
これが事前に告知されているのならまだ許容はできたのですが、予告なくこの要素が出てきたせいで情報を取りこぼしてしまい、一気にやる気を削がれてしまいました。
考察・推理はこのゲームのメインには据えられていないらしく、推理する暇も無く勝手にゲームが流れていくため、あまり推理要素を楽しめませんでした。
個人的には流されるだけの主人公にほとんど共感できなかったこともマイナスポイントでした。
流○り神みたいのを期待してダウンロードしました。
結果違いましたが、面白かったです。
しかし、ループはちょっとありがちだと思いました。
推理部分が面白くて、主人公達の頭良い感じも伝わってきて良かったです。
ラストの感じも良かったです。
センチメルタルオカルトミステリアスストーリー。
オカルトとつく時点でミステリーではないという論はあるでしょう。
不思議な話とリアルが混ざっています。
個人的には、こういうどちらか分からない作りは楽しめます。
展開も好みはあるでしょうが、感情移入出来る流れが先を見たいと思わせてくれます。
人物も飾りすぎず、いそうな感じがオカルトとの対比としてリアリティーを出していると思いました。
グラは恒例の2003。
もはや作者さんの世界観という感覚さえ覚えます。
キャラデザが、クセもなく親しみやすく、すんなり物語に入っていけるのは魅力と思います。
音楽は、7DAYSと比べるとシーンに合わせた曲が多くなってきた感じで、より没入感を高めるのに貢献していると思います。
エンディングも良い感じです。
システムは、プレイアビリティーの高さを感じました。プレイヤーが遊びやすいようにとの配慮が好印象。ヒントコーナーもあり、難易度はやさしめです。
ゲームシステムとしても、探索要素が攻略に影響する作りはアドベンチャーというに相応しく、それを面倒と感じるか楽しいと思うかは好き嫌いはあると思いますが、ジャンルとしては良いのではないかと思います。
総評として、オカルト要素が受け入れられるなら、物語や、アドベンチャーゲームとしてのゲーム性もある程度楽しめると思います。
逆に、本格ミステリーを求めるなら、やさしめの難易度も相まって合わないかも。
個人的には、村雨の方が物語としては完成度が高かった気がしますが、こちらの方が好きなテイストです。
星は普通ですが、魅力のある作品だと思います。
近年ゲームに全く触れず、又フリーゲームというものもほぼ初めてだったのですが休む事なく一気にエンディングまでプレイできました。
最後の追跡以外全部死にましたがwそれぞれの事件解決方法がなかなか楽しくて
とっても面白かったです!背後をちゃんと見ろとか、なるほどな~!
唯一あった暗号解読も、私の頭でも解決できる内容でよかったです;
ほんとに楽しかったです^^
キャラを直接操作して情報を集めていくうちに事件の全容が見えて、
ストーリーに没入したままスムーズに推理に入れる、という裏束さんの
直感的なゲームの作りが好きなので、前2作と同様に面白かったです。
特に時系列と証言の矛盾を見つけて論破するのは毎回楽しいです。
総当りの聞き込みはマップが広いので面倒でしたが、
操作キャラを変えるとリアクションや得られる情報が変わるシステムは
友人2人や部長のキャラの魅力がわかるいいアイデアだと思いました。
ただストーリーは「やりなおし」のファンタジーや幽霊などのオカルト要素なしで
事件解決に絞った方がすっきりしたと思います。
主人公の心の成長は他のキャラとの関りだけでも十分に描かれていたし
やりなおしによって犯人救済や事件の根本的解決になるわけでもないので…。
あと(前2作もそうですが)真犯人の人物造詣が作中であまり描写されないので、
動機も唐突で現実味がなく、キャラ豹変も取ってつけたようで浮いた感じなのが残念でした。
エンディングはホラーやミステリならハッピーエンドより
因果応報のビターな方が後味がいいので、今回のトゥルーエンドも
納得のいく好みのものでした
続きが気になり、サクサクとプレイできました。
もう少し事件や謎解き・アクションが欲しかったです。