謎とは向き合わないが、仲間のココロと向き合うSF風ファンタジーノベル
時は2009年。
場所は、あるかもしれないし、無いかも知れない日本。
この地では数年前から、集団失踪事件が
何度も起こっていた。
繰り返される事件に慣れていき
大切な友を失った悲しみにさえ慣れてしまった
主人公、時丘 華菜。
彼女はそんな自分の人間性を、誰より自分が疑っていた。
ある日、自分も事件に巻き込まれそうになるのだが...?
もちろん友達とも再会できるし、
流れで新しい友達も出来ちゃう、ただのサクセスストーリー!
ゲームポイント
・プレイ時間は最短1時間半ほど、ゆっくり読んでも3~4時間ほどです。
・友情と恋の物語です。
・1本道シナリオです。
[白き時を越えて]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 98 Me 2000 XP Vista
- DL回数
- 制作者
- 夏野 蒼子
- 制作サイト
- 白き時を越えて
- 本体サイズ
- 32.4MB
- Version
- 1.01
- 最終更新日
- 2015年6月 5日
- お気に入り
- 票0票
私は……。
私はこの交代の時間が好きだ。
みんなが揃う、この時間が。
シナリオ
SF青春ストーリー。
キャラクター主導型の話で、SF設定は、おそらく舞台装置の役割であると思われる。
雰囲気も出ていて、状況を感じられた。
細かいことを言えば、期間を考えると、日常生活の描写が足りないと感じた。例えば、食事などはどうしていたのだろう?テーマ上、技術的な説明は必須ではないのかも知れないが、世界のリアリティーに繋がると思うし、テーマ的にも、基本的かつ効果的なコミュニケーションではないだろうか?まあ、向き合って食べるのは状況的に難しいが、場に揃って会話することは出来る筈。てゆうか、そのシーンが個人的に見たかったんですけどねw
雑談は任意たが、世界とキャラクター、そして作品のテーマでもあるので、ぜひ全て観て欲しい。
一人一人のキャラクターが、自己を持ち、考え、様々な想いを抱え、誰かと関わりながら生きているということがよく伝わってくる。含蓄のある台詞が味わい深いです。
謎は確かに明かされないが、とあるキャラの考えを聴くと、それもありだと受け入れられる。気になっていた要素も後日談で回収されて、綺麗に終わる。
それでも続きが観たいと思えるのは、やはりキャラクター達が魅力的だからだろう。
個人的には、空山と千春がお気に入り。
グラフィック
最初は違和感があった(w)立ち絵も、終わってみれば魅力だと思う不思議。
某フレンズっぽかったからだろうかw
動きや仕草の種類は多く、生き生きと感じた。
只やはり、会話中心であったことも含め、文章表示形式は全画面より三行程度のウインドウタイプの方がよりビジュアルを堪能出来たかと思った。
背景は、違和感なく世界観を表していたと思う。
EDで、本編ではどうしても見付けられなかったスチルが一枚ありましたが、ただの努力不足でしょうか?w
後日談のラストスチルが、アングルというか構図的になんかすごい好きです。切なくて暖かい気持ちになれます。
サウンド
時折、聞き入れる曲もあり、場面を盛り上げていたと思う。
OP、EDがあるのも気分盛り上がりますね。
システム
ツールの仕様らしいですが、バックログがないのは、個人的には、やはり不便でした。
クリア特典は割と充実してましたが、出来ればBGM鑑賞もあれば。
CGも表示順が決まっているのか、特定のものをすぐに見られないのは使いにくかったです。
雑談システムは、選択の自由を優先した結果だと思いますが、項目が多いので、全部観るのが大変w
読んだ項目の色変え、ページ数があれば、あれ?これ読んだっけ、これで全部?というのが分かりやすくて助かりますというわがままw
オリジナリティー
他メディアや商業も含めれば、割とありふれた題材なのかも知れないが、個人的には経験が少ないので、特に既視感なくプレイ出来ました。
トータル
切なさを感じながらも、暖かみを感じる物語なので、悲劇的な展開はちょっと……という方も安心してプレイ出来ると思います。
キャラクターの魅力が最大のお勧めポイントなので、雑談必須ですw 割と大人でも読める会話してると思うんですが、僕だけ?w
短めなので、割と気軽にプレイ出来ると思います。
まあ合う合わないもありますが、DL数見ると、確かにもっと知ってもらいたいなと思いますね。
まさしく、友情と恋の物語でした!
ハッピーエンドにならないのではと
ヒヤヒヤしながら読みましたが、
無事ハッピーエンドになって安心しました!
この作品も不思議とアクセス数少ないよなあ と おもってたら ふと トップ画面のフリーゲームアップデート情報に 名前が載ってた。どうアップデートしたのか とても気になった。
*
たしか 短い時間で作られた作品だと記憶してます。 結構 面白かったという イメージの記憶がある。
SF! と 思って読むと・・・
ああ 最初に書かれてましたね。
「謎とは向き合わないが、仲間のココロと向き合うSF風ファンタジーノベル」
うん そう思って読むと とても 良い物語です。
ああ アップデートで どう変わったんだろう・・・気になる・・・
問題は 自分は記憶力がないので どう変わったか わからないだろうなあって・・・こと・・・^^; まあ 新鮮な気持ちで 再読できると言う メリット?! でも あるんだが・・・