主人公のらんたんは、しあわせの森で仲間達と平和に暮らしていた。
しかし、とある日の夜らんたん達はばけものに襲われてしまう。
らんたん達は教室に集められ、森の神様にこれから無数のばけものに襲われるという事、この森で生き残れるのは一人だけだという事、自分達の正体が人間だという事が明かされる。
らんたん達はばけものから逃げながら、この森の真実、本当の自分を思い出していく…。
ゲームポイント
プレイ時間 約2~3時間
エンディング 2種類
最も注目してほしい点、力を入れた点
かわいい動物キャラクター、シリアスで重いストーリー
[のろいの森]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- R-15指定(15歳未満禁止)
- 対応OS
- 8 10
- DL回数
- 制作者
- しとう
- 制作サイト
- のろいの森
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 163MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2024年9月19日
- お気に入り
- 票3票
「しあわせの森」という名の森で平和に暮らしていたマスコット的な動物たちが、
ある日突然理不尽なデスゲームに巻き込まれ、その中でかつて人間だった頃の忌まわしい記憶を思い出していく物語。
クソッタレなゲームに参加させられた実はクソッタレな登場人物たち。
プレイしていて「ゆるふわアウトレイジ」という言葉が思いつきましたが、多分大体合ってると思います←
可愛いキャラたちがバタバタと死んでいき、あるいは真実を知って次々と闇堕ちしていく。
このゲームを陰鬱たらしめているのは、キャラたちの悲惨な過去がいじめ、殺人、SNS炎上といった
リアルに闇の深いテーマを描いているからなのでしょう。
最終盤で主人公らんたんが大親友のはーぴぃを殺害し、
横たわるはーぴぃの身体を抱いて激しく慟哭するシーンは涙腺崩壊でした(存在しない記憶
ゲーム内で詰まるような場面は少ないですが、逃走パートでばけものに隣接されると
その時点で一発ゲームオーバーなので、ステージによってはちょっと厳しいと感じることも。
また最終ステージでは、らんたんと他キャラの会話中にばけものに距離を詰められ、
会話が終わると同時に食われてゲームオーバー…となったケースがままあったので、
ここはもうばけもの無しでもいいんじゃないかと思いました。
鬱に鬱を重ねた重いテーマを描いているため人を選びますが、
可愛いキャラが好きで鬱耐性のある方にはオススメできる作品です。
作中で集められる「蛍石」など石系のアイテムは、集めることでエンディングに変化があったりしますか?
また、「蛍石」「碧玉」「猫目石」「癒しの石」以外に集められる石系のアイテムはあるでしょうか?もしあれば入手条件などご教示願います。
プレイ&コメントありがとうございます。
おまけ要素なので特にエンディングに変化はありません。
三章をノーミスでクリアすると楔石を手に入れる事ができますが、ストーリーに変化はほぼありません。
「シリアスで重いストーリー」とある通り、内容がかなり鬱です。鬱耐性のない方はプレイを控えたほうがいいと思います。ですがキャラがとてもかわいいので、「かわいい絵柄でダークな感じの作品が好き!」と言う方にはおすすめです。
逃げゲーパートなどがあり最初は難しく感じましたが、がんばればクリアできます。個人的に二度目の逃げゲーパートがかなり難しかったです。道を歩くことにこだわっていて上にある森を使っていなかったので時間がかかってしまいました…汗
以下ストーリーのネタバレあり
・らっくるさんとありすくんの関係いいですね…いつも落ち着いている理想の大人ならっくるさんに憧れていたありすくんが、記憶を思い出して森に来る前の人格に戻ったらっくるさんを見てしまって引くところ好きです。
・らんたんくんが本当にかわいそうだった…らんたんくんが記憶を思い出すところのスチルの背景にぱいだーちゃん、きゃどるさん、ネットアイドル時代のはにびぃさんの裏垢っぽいアカウントを見つけてしんどくなってしまいました…「イカくん」ももしかしてくらけおさんの歌い手垢だったり?とプレイ後に考えました。
・ぱいだーちゃんが最期までクズでよかったです。らんたんくんに殺されそうになっても反省しないと言い続けるのは逆に尊敬する。
かわいい絵柄とは裏腹にかなりダークな鬱ゲーです。ストーリーは人を選ぶような闇の深い話ですので鬱耐性がない方とかは気を付けた方が良いかもしれません。ただキャラクターの可愛いさで絶妙に鬱やホラー要素が緩和されていてやっててとても面白かったです。
プレイ時間も2時間程で難易度も(一部を除いて)難しいって程でもないのでこの手のジャンルが苦手な方でもクリア出来ると思います。
鬱なストーリーが好きな人にはハマると思いますのでお勧めします