風来譚 第四話 栃木編

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  ムトト|2024年6月26日 17:18| 返信

  • 5
  • 5点
  • 4点
  • 4点
  • 4点
  • 4点

  今作は栃木県ですか…
  正直言うと、栃木県は、行った事があるかどうかすら良く分からない地です・・・
  そんな栃木県の、名所や名物みたいなものを短い時間の中で教えてくれるのがこの作品の魅力。

  那須与一は知っていますが、栃木の人だったのか・・・
  これは、歴史の勉強にもなるから良いですね・・・
  ただ、あの女学生、少しふざけ過ぎだなぁ・・・とも。
  楽しく教えてくれるのは良いんだけど・・・
  でも、多少、おふざけ要素があるにもかかわらず、分かりやすく教えていただいた事には感謝。
  本当に理解しているという事なのかも知れない。
  そういう人間と、強くなるという事を自分なりに求める青年が出会う・・・という内容も、なかなか、良く考えてあって面白みがある。
  温泉のシーンも、本当に温泉に入ってるみたいで少し楽しかった・・・かも。
  でも一番好きなのは岩に挟まっちゃった蛇さんを助けてあげたシーン。
  本当は少し怖いけど、何とかして助けてあげたいっていうのが良かった。
  あと、昔話を聞いて少し不思議な感想を言う主人公も良かった。やっぱり、この人には優しさがある・・・と、感じた。

  グラフィックは、各地の写真、特に、那須の辺りの道路標識が一番良かった、何ていうか、本当にそこにバイクで行ってるみたいな感じがして。
  分かりやすいが多少ふざけているのでは？と思わせる紙芝居も実は結構好きかも。
  楽しく教えたい為に女学生が奮闘して制作したのだろう・・・なら、多少は目を瞑る事にしましょう・・・

  サウンドは、結構、それぞれのシーンで合っていて良いと思います。
  ただ、紙芝居の時が・・・少し違和感がありました。

  システムは、普通といえば普通ですが、結構、感覚的に読めるとも思ったので、４点。

  独創性は、各地の写真も評価したいですが、一番凄いと思ったのは紙芝居。
  もしかして、これが今作の最重要の見所だったり？

  総評は５点。
  正直、４点をつけてましたが、感想を書く際、そういえばこのシーンも良かったかな・・・みたいなのがいっぱいあると気付き、４点ではいけないと判断。
  不思議な場所に行った時にいろいろな不思議な体験をするという描写って、いろいろな作品にある気がしますが、この作品のは少し特別な気もしました。

  有難う御座いました。

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