現代版「賽の河原」が舞台の奇妙な空想物語
「ここは賽ノ河原。死んだ子供が落ちる地獄。例の書類にも書いてあるし、窓口でもそう言われなかった?」
記憶も曖昧なまま地獄に落ちたボクを待っていたのは、鬼を名乗る少女キキと真っ赤な倉庫に鎮座した膨大なダンボールの山だった。どうやら、そのダンボール(此処ではそれを小石と呼ぶらしい)を天に向かって百八個積み上げることが出来れば、魂が浄土へと運ばれるらしい。ボクは規則に従い、幼稚な鬼と噺好きの閻魔に見守られ、ダンボールの塔を作り始めるのだが......。
大人と子供と理不尽と。様々な規則が作り出す奇妙な空想物語。
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すごく面白かったです!
個人的には、「販売していてもおかしくない」ってくらい楽しめました!
主人公が前髪隠れて顔がみえないタイプだが、できれば終盤の演出くらいは目の輝きなどの為にみえた方が良かったのではと思った。
エンディングは2つだが、トゥルー?は急展開すぎる気がするし、ノーマル?は何も印象に残らない感じなのでいらない気がした。
あと、大人と子供についての描写がやや甘いので、もう少し作者が年を重ねたら再度リメイクしてほしいなと思う。
でも絵が綺麗だし、主人公の欠陥についての所が面白かったので読んで良かった。少し重い話なので楽しいストーリーを読みたい人にはおすすめしない。
文体と絵がとても気に入りました。
シナリオはちょっとわかりにくいかなと思いましたが、全体としてはよくできていると思います。
次回作、期待してます!
イラストがかわいいかったです。独特な世界観にとても惹かれましたが、想像していたのとだいぶ違い少しがっかりしました。でも、主人公の過去やキキの過去?がとてもよかったです。そのほかに、折檻の時の「○○歩○○」という表現と「最後の○○と言った」というのがよかったです!次回作に期待!
グラフィック、サウンドともに及第点。シナリオは独創性はあれど微妙だった(終わり方など)。ただ文体や表現に関しては評価できると思う(星の数はそれだと思ってください)。総評としては捻りすぎていて良くわからない。単純なストーリはつまらないが、ここまで捻られると逆にといった感じである。文章は上手いのだから王道に挑戦してみるのも良いかと思います。
とても楽しめましたが、好き嫌いが別れる作品だと思います。謎を謎のままにしておくのが好きか否かという具合に。私は前者だったためにこの評価ですが、後者の方は注意が必要かもしれません。
色々といいたくなる作品だった
良い所として
・絵が比較的綺麗だった
・ヒロインのキャラが可愛くて好感が持てた
・音楽もよかった
・所々文中に光る良い表現があった
悪い点として
・所々西尾維新の様なラノベ表現が鼻に付く
・パクリくさいキャラがいる
・最後にオウサマが主人公を助ける動機が見当たらない
・最後が唐突で、若干ご都合主義に見える
・作中描かれる『大人』という概念が理解不能
諦めて現状を受け入れるのが大人なら、
歴史上の偉人はみな等しく子供
だとしたら『大人』を目指すだけ劣化していることになる
特に最後が個人的にどうしようもなく許せなかった
(だから面白さ星1つ)
「読んだ時間返せ」という程駄作ではないが、
良作とはとてもとてもいえないレベル
しかし昨今のレベルが高いノベルゲームを考えると、
平均以下かもしれない
無料にしては好印象。シナリオに関しては後半がやや走り気味。色々と意図はあるのかもしれないがその意図が伝わりにくい。少なくとも自分には全てを理解することが出来なかった。前半部分が面白かっただけに少し残念。グラフィックはCGが少ない印象。経ち絵ではキャラの表情に色が見えにくい。が、作品の雰囲気とはあっているように思える。独創性は評価できるので次があれば次に期待したい。
ストーリー紹介を読み、これはと思って読んだら斜め上だった
悪い意味で。ブラックラグーンばりの・・・の多さは呆れた
それは置いとくとして、賽の河原のシステムがさっぱり理解できない
それは俺がアホだからですね
テーマや筆者の伝えたいこともよく見えない
これも俺がアホだからですかね
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単純で分かりやすい娯楽小説的なものを勝手に期待していたので
ガッカリした